第9話地下の秘密

僕は、ひかる。中学1年生だ。

ピエロ全滅作戦第2部隊に所属している。

前回、勇気に秘密で図書館の地下に下りた。

図書館の地下に下りていくと、予想通り地下倉庫の様な場所で木造だった。

「く、暗いなランプでも持ってくればよかった。」

所々が、腐っていて今にも壊れそうだった。

「僕の求めている物があるといいけど…ここは!」

そこには、まだ新しそうそうな部屋があり本が保管されていた。

「ここだ!」僕の探し求めていた物、いや場所があった。


そのころ勇気は…


「クッソ、ひかるどこに行ったんだ。」

全然見つからない。しかも、どんどんピエロをがやって来て一人で対処するのはなかなか難しい状態だ。

俺は、トランシーバーで【奴ら】を呼んだ。

「おい○○。早く来い、俺もあいつも死ぬぞ。」


勇気がトランシーバーで話しているときひかるは…


「上から3番目…。右から5番目…。これか!」

僕が探していたのは、まだ地上にいた時、父と母から聞いた話だ。


僕が夜トイレに行き布団に戻ろうとするとリビングで父と母が何か話していた。

父「そろそろあのピエロに対抗する薬が出来たころだ。」

母「そうね、ピエロが来た時のために作ったシェルターも完成時ね。」

母「そうだあの薬のありかはあの子に伝えた方がいいかしら?」

父「いや、伝えないでくれピエロにやられた時のリスクが高い。」

母「分かったは。薬の隠し場所は、図書館の地下の本棚の上から3番目。右から5番目ね。」

父「あの子にとっては、可哀そうだが。このプロジェクトをやり切ればまた会えるからな。」


僕はあの時、何のことか分からなかったが、今になるとわかる。

     『父と母は、何らかのピエロに関係がある。』

そして今僕は、父と母が話していた。ピエロを撃退するための薬が隠されていると言う場所に来ている。

上から3番目右から5番目の本を僕は押してみると隣の壁が開き、薬の隠し場所と言うか研究室があった。

ぱっとみ薬はない。僕は、いろいろな棚を調べていくと1冊の本があった。


私は、ピエロの研究員です。もし、これを見たら3番目の戸棚に入っている。ピエロ撃退用の薬でピエロを全滅してください。それがあるということは、私は、死んでいます。その薬は、人間には害はありませんがピエロだけにはきき、元の人間に戻ります。

元々私の研究所から抜け出したピエロも人間なのです。

どうか、ピエロを助けてやって下さい。

ピエロの研究員


と書かれてあった。これは、僕の母が書いたものに違いない。

書いてあったとうり。棚には、薬がたくさんはいっていた。

       「早くB1にかえって、勇気を助けなきゃ!」


後書き

こんにちはhotaka23です。

「僕と恐怖のピエロたち」をよんでいただきありがとうございます。

新しい小説のお知らせです。

「石原君は魔法が使えません」を新しく書きました。

いま、第2話まで書いているので、目に止まったらぜひ読んでください。

これからも「僕と恐怖のピエロたち」「石原君は魔法が使えません」をよろしくお願いします。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る