短歌【みたいな恋をした】
伊藤テル
みたいな恋をした
浮いているドローンみたいな恋をしたフワフワしてるがめっちゃ轟音
手作りのスゴロクみたいな恋をした子供が作る6出すしかない箇所
虫よけのスプレーみたいな恋をした要らない香りも今は心地良い
顔ハメの看板みたいな恋をしたクスんでいった君への想いも
スポーツの控えみたいな恋をした応援するが妬みがすごい
紅鮭の切り身みたいな恋をした優しい味だキレやすいけど
甘いパン売ってるみたいな恋をしたこんなに甘くて重たいだけで
殺虫剤まみれみたいな恋をした君の言葉は空気を殺すの
コンビニのレジ横みたいな恋をした割引シール私のほうだった
下町のエジソンみたいな恋をしたピンポン片付け自慢する日々
パソコンのソリティアみたいな恋をした目くるめく日々数字で見える
チャラ過ぎる髪の毛みたいな恋をした青とピンクが交じる空の下
ハリのあるおケツみたいな恋をした合ったクッション大事にするね
演技指導されてるみたいな恋をした都合によって上下左右に
有名人の絵本みたいな恋をした私はそんな子供じゃないのに
飛行機のシートみたいな恋をした綺麗にしてるようには見える
ビールかけしてるみたいな恋をした同意の上で同意の上で
ダンゴムシ集めるみたいな恋をした急にキモくなり捨ててしまった
ダンゴムシ集めるみたいな恋をしたこんな簡単ザコ集めてもね
ダンゴムシいじめるみたいな恋をした丸くなったな助けないから
短歌【みたいな恋をした】 伊藤テル @akiuri_ugo5
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます