ボウル手に喜ぶ顔が見たくって頬張ったきみ遠く消えゆく

 推し小説を短歌で紹介するシリーズ。

 KAC「ぐちゃぐちゃ」のお題から作られた話だと思いますが、ほかにも幾度か出てくる擬音語・擬態語が強く印象に残ります。3000字ほどでこんなに情緒ぐらぐらに揺すぶられる小説ってなかなか出会えません。何度読んでも「凄いもの読んじゃったなあ……」という感想に行き着いて、少しの間呆然としてしまう。ラストの描き方が完璧じゃなかろうかと思うくらい大好きな小説。ぜひ読んでみてほしいです。



さよなら、パンナコッタ(コノハナ ヨル)

https://kakuyomu.jp/works/16817330654093098403

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