第2話励まされるヘラン

妻は暗い暗い洞窟で過ごしていた、食べ物はそこら辺に生えてる薬草とキノコと小動物を捕まえて食べ繋いでいた、聖なる神様オリオンと別れて早くも10年ともゆう月日が流れていた、幸いな事に冒険者達に救われてグループホームを作りひとつの村になっていた、聖なる神様との間には9歳の子供が産まれていた名前はヘランと名付けられて体は聖なる神様オリオンと同じく黒く母譲りの白い髪で凛々しい質素な生活しているわりには鍛えられている、日々冒険者に鍛えられ狩りにでている密かに魔法も使えるアイテムボックスも持っていて皆には小動物だと言って肉を配っている、しかし、その肉は夜な夜なこっそりと洞窟を抜け出しては狩りをしながら母に聞かされている父の聖なるオリオンが気になり、いつまで経っても轟音の稲妻が止むことのない世界もしかしたら何かあって危険な状況になってるかも知れないと思うと胸が熱くなり苦しくなる、魔法もメキメキと実力がついてきた少し残念だけど母とは別れて修行に出ようと考えている、でも村には肉を配らなきゃいけないと考えると躊躇してしまう、今まで倒して来た猛獣はドラゴンも含まれているバレないようにコッソリ解体して干し肉にして配っていたんだ、だが村の皆は気付いていた肉が異常に美味しく力がみなぎってくるからだ、最初村が出来た頃の皆は食べる物に困り痩せ細り冒険者も猪を倒すのがやっとだったが今はヘランが持ってくるドラゴンの干し肉で体はみるみるうちにたくましくなっていた、ヘランが夜皆に話があると集めて旅に出て修行をしたいからもう干し肉は手に入らなくなると告げると皆冒険者は俺達もヘランの干し肉のおかげでたくましくなったから洞窟を出て猛獣相手にしても平気だから修行に行って来いと背中をバシバシ叩かれたヘランは皆の力の勢いにむせた皆冒険者さん達はここまで力をつけているなら猛獣相手にしても平気だなぁと思い洞窟の外の世界を話す轟音で稲妻が鳴り止まないで猛獣がイラだっているが奥まで行かなければ皆でも大丈夫だと告げる、母ミルキーは、あなたは私と聖なる神様オリオンの息子よ、あなたも父と同じ半神だから心配はしてないは夜にこっそり出ていくのも知ってたしドラゴンの干し肉も聖なる神様オリオンの好物だったから味は覚えてたわ、ヘランあなたの好きなようにしなさい、そして、父の聖なるオリオンを探しなさい、何年かかるかわからないけど、あなたはまだ9歳成長すれば父の聖なる神様オリオンの生命力を感じ取り探し出せるでしょう。

頑張るのよ、母は応援しか出来ないけど父の聖なる神様オリオンから頂いた聖なる指輪をあげるわ、これには気配遮断が込められていると言っていたわ、邪悪なる存在がいるなら見つからないように修行するのよ。

さぁ今夜はゆっくりお休み明日朝から行くんでしょ?

久しぶりに一緒の布団で寝ましょう、最近はずっと狩りに行くから寂しくてひとり心苦しかったけど、ヘランあなたの勇気を讃えるわさぁ寝ましょう。

翌日朝から支度して村の皆や冒険者さん達や母ミルキーに見送らせて修行へと旅立つのだった。

はたしていかなる猛獣が待っているのかどれほどの期間鍛えれば父の聖なる神様オリオンを見つける事が出来るのか心に期待を胸いっぱいに旅立つのだった。

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