第3話 病気

顔を見た瞬間絶句した。だってそこには、さっき見た顔とは違う、ものすごい怖く、人の形を保ってない何かがいた。

「うわぁぁあぁぁぁあ」

思わず叫んでしまう。同じ人間とは思えない、そこには何かがいた。

何か話しかけてきている。そして、僕のことを触ろうとそいつは手を伸ばす。

触らせないと手を弾く。その瞬間、、、

「大丈夫?さっきから、凄いおかしい、、よ?」

さっき聞いた声。見るとそこには滴がいた。

「あれ、、、?さっきのは、夢、、、」

「何言ってるの?零はずっと起きてたよ。けれども急に喚いたり手を弾かれたから、びっくりしちゃった」

ああ、ごめん、と咄嗟に謝る。

なんだ?これは夢だったのか?

夢じゃなければ、、、。

僕は、そのことしか頭になくなってしまった。

電車の音に揺られ、僕は眠りについてしまった。

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