第5話
『それで何から聞きたいの?』
僕はランク表記のこと、この街のダンジョンのこと、冒険者は何をすればいいのか
こんな感じの事をきいた
ランクはGから順番に、GFEDCBAの順番であり、Aは国に認められ、国に使えなければ慣れないとのこと、実質冒険者の中ではBランクが最高なのだとか
この街のダンジョンは10階層に分かれ、10階層にはボスがいるとの事
そのボスを倒すと、魔道具ほどの性能は無いがいい物が手に入るらしい、それを一般にドロップ品と呼んでいるようだ
ふむ・・・神様があまりいい出来じゃないのはこっちに回しているのだろうと容易に想像出来た
冒険者はダンジョン攻略や、魔物討伐、護衛依頼、指定物品の納品がメインの仕事だろうと教わった
エマさん達はダンジョン攻略をメインに色んな街に出かけているらしい、街にはだいたいダンジョンがあり、階層、様子、難易度が異なっている為、その場所に適した準備をしなければ行けないとの事、この街はサンザと呼ばれサンザのダンジョンは比較適、初心者向けとのこと
神様がこの場所にしてくれた意味も分かった
PTなどの斡旋もギルドでやっているみたいなので、利用したらとのこと
エマさん達は同じ村に生まれた幼馴染PTで
、みんないい魔道具を授かり一気にCランクまで上り詰めたと言っていた
これも神様なんかやってるでしょ・・・
ランクの上げ方は2通りだそうだ
1つのダンジョンを攻略すると必ずEランクになるそうだ、3つ攻略でD、5つ攻略でC、10攻略でBなのだとか
それ以外は依頼成功数、魔物討伐数などで稼ぎ少しずつ上げていくかのどちらかだそうだ
エマさん達は少なくても5回は攻略しているといことになる・・・やっぱりすごい人達なのかも
聞きたいことはある程度聞けたので、これ以上はお邪魔になると思い退散することに
『エマさん色々ありがとうございました、皆さんもお邪魔してすいませんでした』
『いいよいいよ、私たちはこの街のダンジョンを攻略したからもう街を出るけど、またどこかの街で会えたらいいね』
そっかダンジョン攻略したら次の街に行くのか、それは楽しそうだ
『坊主、ここのダンジョンに挑むなら解毒ポーションは忘れずに持っておけよ』
『え?あっはいありがとうございます』
最後にシンさんがアドバイスをくれたので、挨拶をしてその場を離れた
シンさんも何だかんだで話に少し入って教えてくれていた、本当に人見知りしていただけだった様だ、力に溺れてそうだと誤解してごめんなさいと心の中で謝った
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