お節介

いつ終わるんだ。屋上から身を投げたのに衝撃が今だ訪れない。何だこれ、怪奇現象?

「まあ、怪奇っちゃあ怪奇だな」

ガシッと俺を横抱きに受け止めたのは、亡き爺ちゃんだった。

「まだまだ生きてないとな!」

 そう言って、爺ちゃんは笑顔のまま消えていった。


生きてるだけで、つらいのに……?

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