トパーズ

 前回の更新から随分間が空いてしまいました。

 気楽な感じでスタートした本作なのですが、自分の口で人と話したりすることはない石の魅力だったりを、私なりのフィルタで言語化したりお伝えするとなった時に、やっぱり「これでほんとにいいのか?! この子の魅力やすごいところちゃんと伝えられているのか?!」なんて尻込みしてしまうことも多々ございまして……


 いえ、私にできることなんてたかが知れているといいましょうか、言語化したとて大した内容ではないことは重々承知しているものの、どなたかが読んでくださるかも知れないことを思うと、できるだけ、お役に立てたらいいなあなんて欲目が…(^◇^;)


 長々と前置きを失礼いたしましたm(_ _)m


 さて、今回は「トパーズ」です。モース硬度は8。最も硬いと言われているダイヤモンドの硬度が10ですので、トパーズも結構硬めですね。安心の守備力。とはいえ、衝撃には弱いので、優しく扱って差し上げて欲しいです。


 トパーズの和名は黄玉と言いますが、トパーズは暖色から寒色まで実に多彩な色が揃っています。これは、トパーズに主成分として含まれるOH(水酸基)とF(フッ素)の量によって、色や性質が変わることに由来しているそうで。

 ちなみに私にとって印象深い元素記号はSr(ストロンチウム)です。なぜかって、「シスター」がいる学校に通っていたことがあるのですが、そのシスターの表記が「Sr.」でして、元素記号を見た時に「あ! シスターってストロンチウムなんだ! じゃあSr.田中(仮名)は、ストロンチウム田中なんだ! 強そう!」と若気の至り溢れる反応をですね……はいすみません、トパーズになんら関係のない脱線でしたm(_ _)m


 トパーズの語源は諸説あるそうなのですが、サンスクリット語の「tapas(タパス:炎)」、ギリシャ語「topazos(トパゾス:探求する)」に由来するとか。そして、古代ローマ、エジプトの時代より太陽神の象徴として人々から愛用されていたそうです。また、トパーズが持ち主に自信や勇気を与えてくれるとする話は「炎」由来らしいエピソードだなぁと思います。


 トパーズはその色によって持ち主にもたらす効果も変わるとも言われているのですが、私個人としては色を問わず共通して「その人が(潜在的に)必要としているものを見つけ出すお手伝いをしてくれる」「進む先/究めようとしている道を明るく照らしてくれる」、そんな頼もしさがあると感じています。


 トパーズの「炎」は燃え盛る激しい炎、というよりは、落ち込んでいたり、元気がなかったり、あるいは自信をなくしている人を励ましてくれるような、温かい、包み込むようなやさしく輝く希望の炎。


 色別の効果を参考に選ぶのも楽しいですが、「思わず目が吸い寄せられる」「見ていると気持ちが上向く」色のトパーズを選ばれるのが個人的にはおすすめです。


 ここまでお読みくださりありがとうございました^^

 

 



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輝く石たち 紫月 冴星(しづき さら) @mirusociology

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