主人公視点のお話だった場合、ざまぁされる側の視点がなく
しかも規律の厳しい修道院に行った。処刑された。みたいな一文で片づけられてしまって
主人公不遇のたまりにたまったストレスからのざまぁによる爽快感が無く不完全燃焼になる事が結構多い。
それに罪に合った罰が行われない事もしばしば！

しかし、このお話はされる側の視点。
読み進めていて愚かだなぁ～と…ｗ
しっかり考えて罪にあった罰を受けているのもgood
そういうのが好きな人におすすめです

追放物やざまぁ系作品で、ざまぁされる側のサイドストーリーを読むのが大好き。
そんな私の求めていたものがこれですよ！

追放する側の視点から書かれたものは他にもあります。
でも、書くのが難しいんだと思いますけど、描き方が中途半端になりがちなんですよね……。
違う違う！そうじゃない！ってなることが多いです。

その点この作品はしっかりちゃんとざまぁされてるので、大満足でした。
もっとこういう作品増えてほしいなぁ～。

普通のテンプレな追い出され主人公でなく、
追い出しちゃった方に焦点当てたストーリーです。
あっけなく終わるのでなく、追い出しちゃった方のその後を丁寧に画いていきます。テンプレに飽きた人にお勧めです。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（240文字）