面白かったです。楽しませていただきました。
ただ、追放パーティ側が落ちていくのがあっさりでしたね。もう少し段階的でも。
あと、ガレイドとセイラはあっさり改心しすぎなような気もします。
勧善懲悪がテーマの説話としては面白かったですが、多くの人がざまぁに求めるのはカタルシスだと思うので
ざまぁされる側に焦点を当てるのは実は真逆の面白さなのではないかな
主人公の窮状からの逆転との対比としてざまぁ対象の没落があって、それがカタルシスを生むわけですから、
その要素が薄い本作は後味の悪さを残していると思います
後味の悪さ=本作の面白さとも言えるので決して否定したいわけではありませんが
最後、盗賊でも裏切りは死罪ってなってるのに、人を売ったレイチェルがたいしてダメージ受けてないのが残念。
「解放されたケビンがレイチェルの元に行って、責め立てたあとに剣で襲いかかって捕縛、再犯の為死刑。レイチェルは心に深い傷を負いました」くらいがつりあい取れてた気がする。
まあ、この話は「罪には罰を」って話じゃなくて、「追放した側の落ちぶれ物語」だから蛇足と言われればそうなんだけど。
首輪つけてから再度尋問を受けてたら即座に処刑が決定されてたはずなのに、20年以上も無駄に働かされてしまいましたね
毎回その場しのぎのデマカセで逃げてきたケビンらしい末路とも言えますが
しかし、役人の嘘でなければ20年経っても魔族と戦ってるのか
アルスやリディアは未だ目的を果たせてないのかもしれないですね
それとも、もしかしたら既にもう…
完結までお疲れ様でした。
たしかにざまぁ系ってざまぁが終われば目的がなくなって蛇足の気がしていたんですよね。
でもざまぁ処刑エンドで終わるとスッキリっていうより気分がどんよりしてしまいました。
ざまぁ終了後、追放された側がそのお陰でハッピーになりましたの方が気分よく読み終えると感じました。
できればエピローグで追放された側のその後が読みたいですね。
アルスも、5年間もパーティーメンバーの成長の可能性を不当に奪っていたんだから、ざまあされるべき
完走お疲れ様でした。
ケビンがちょっと不憫かなぁ。
確かに悪人でクズだけど、助けてくれた人に裏切られて最期は処刑かぁ…
編集済
完結お疲れ様です。
ざまあ展開のバランスは重要ですね。
個人的には『目には目を歯には歯を』が好みです。
この作品だと金銭的には
アルスはマイナス
ケビンはプラマイゼロ
レイチェルはプラス
そしてギルドがプラスっぽいのはすっきりしない。
面白かったです!
素晴らしいコンセプトでした!!
完結お疲れ様でした!
こういう作品求めてました!
ざまぁされる側、閑話みたいな部分の話が元々大好きだったので最高でした。
最後まで楽しめました、ありがとうございます!
奴隷商、ギルドからの補償金と生還後の買い取り金で丸儲けw
編集済
個人的には、セイラに対する「ざまぁ」があまりに軽すぎるのと
ケビンに対する「ざまぁ」が最後にちょっと重すぎに思えました。
根っからの屑だろうが、そうでなかろうが、
『そのキャラが心の中でどう思っていたか』ではなく、
『そのキャラが実際にどういう行動をしたか』で
「ざまぁ」をしてほしかったです。
レイチェルがケビンを通報したことを後悔するような描写も
モヤモヤしてしまいました。
レイチェルは何一つ悪いことはしていないのに。
物語のコンセプトはとても良かったです。
アルスの描写をもっと最低限に減らしてもよかったですね。
周りからの噂話程度に。
ただ、肝心の「ざまぁ」のバランスが悪かったのが本当に残念でした。