第14話 貴様諮ったな!
体育の後の疲れ切ったあとならば男子陣も少しは静かになると思っているそこのあなた。あら(´・д・`)ヤダそんなわけないじゃないですか。
むしろ心地いい疲労と運動によるテンションの上昇によって頭のねじとんでるからむしろうるさいよ。元気あふれちゃうよ。授業中は眠る人が多いけどね。
ちゃんと起きとけよ。
「それで陸人の週末デートのお相手は?」
「それ今聞く?着替え終わってからじゃだめ?てか、そもそもデートじゃないし」
「いや、着替えながらでいい...もう怒られたくないし。それでデートじゃないってことはお出かけ?一応デートの定義は待ち合わせをして異性同士で出かける...というものだよ。まぁ、同性同士でもデートという単語は使う人もいるだろうけどね」
そうやって聞いてくるのは中学時代からの友人の巫 宮司(かんなぎ ぐうじ)。
家が代々伝わる神社の家計だそうなのだが本人は分家らしく特に神主になるつもりもなければそういった声もないらしい。ちなみにめっちゃイケメン。男子にちょっと恨まれるくらいには。そして中身もイケメン。何コイツ、非の打ち所がない。
「そういうデートの定義で考えるんならデートなんだろうけど....」
「じゃあもうデートってことでいいんじゃない?嫌われてるわけじゃないんだろう?」
「多分嫌われては無いと思うし思いたいけど...」
正直久しぶりに話したのだ。それに痴漢までされている以上、こちらのことが嫌いというわけではないだろう。(個人を狙った犯行のため)
それでも確証を持てないチキンこそが自己肯定感の低い結城 陸人という卑屈な男なのだ。こうやって考えてると悲しくなってきた。
実際容姿は比較的整っている方だ。髪も長くなりすぎないように適度に散髪にも行っているし清潔感もある。
そのうえで身長は170程度ではあるが平均身長程度ではある。
女子の中には密かに狙っている人もいるという...。本人は何も知らないようだが。
「それならデートってことにしとけよ。胸張っとけばあんまり詮索されることもねぇよ」
「それができてたら苦労してないよ...」
だろうなと笑いながら着替えていく宮司。その体は運動部でもないのに鍛え上げられている。そして自分の体を見るがそこそこの筋肉はあり、贅肉も多くはないがやはり宮司に比べるとどうしても劣ってしまう。
そんなわずかな劣等感を覚えながらそれでも憎めない友人と話しながら着替え終わる。
「ところで陸人」
「ん?なに?」
「週末のお相手ってもしかして姫島先輩のこと?」
その言葉は周囲の男子にはきこえないようにかけられた。
「は!?まって、いつ気づいてたの!?」
「いや、鎌かけしただけなんだけど...その様子だとあってたみたいだね。言っとくと最初に気づいたのは俺だけどもう一人気づいてるみたい...。というか俺がしゃべっちゃった。許してね?」
そういって宮司は僕の後ろを見る。その視線を追って振り向くと
「というわけだからちょっと放課後遊びに行くよ?その姫島先輩のお話も聞きたいからね?りくとくん?」
笑顔なのに目が笑ってない愛梨がいた。ふぇぇぇ、怖いよぉ...。
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データが1万文字くらい飛びました。書いてるアプリがバグってどうしようもなくなったから消し他の方が正しいですけど...。こんな不幸にであったのできっと閲覧数が何かしらの幸運で伸びるか、ソシャゲのガチャで神引きできるかなと期待してる作者です。どうかモチベのために週間順位上げさせてくれぇ...。一回300位以上言ったんだけど今は800位位みたいなので...。応援頼みます...。
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