第2話

ニートになり俺はネットサーフィンでもしたり、掲示板見たり、ゲームしたり家でできることは一通りやった。


おもしろいかどうかは置いておいて時間を潰すことはできた。


ある日のことだ、俺は深夜、とある掲示板のスレを見ていた。



掲示板スレ


1.名無しさん:おいおい、洞窟の中にモンスターとかファンタジーかよ!興奮して

くるんだが?


2.名無しさん:でも、危険だから立ち入りはできないぞ?


3.名無しさん:まぁそれでも立ち入ってる馬鹿はいるけどな。


4.名無しさん:それ、絶対死ぬやつやん政府は何してるんだ?


5.名無しさん:お偉いさんに期待は出来んぞ。


6.名無しさん:おい、家の近くにダンジョンができたから入ったんだがすごいぞ!

何というか力が湧き出てくるというか。


7.名無しさん:<<6 その話詳しく聞かせてくれ。


8.名無しさん:何というか言葉に表せないけどなんか力が出てくるというかなんというか。あと、ステータスオープンって言うとステータスが出てきた。で、たぶんそこにスキルがあったからダンジョンに入ったらスキルが貰えるのかもしれない。


9.名無しさん:<<8へぇーそうなのか。まんま最近流行りのローファンだな。


10.名無しさん:<<8モンスターとかいなかったのか?


11.名無しさん:<<10速攻ダンジョンを出たからわかんねぇわ。


12.名無しさん:<<11おk。ありがとう。




と言った具合にダンジョンがこの世に現れたらしい。

だが、これは掲示板だ。嘘の可能性もある。


俺はスマホでニュースを見た。


そして、本当にあった。


「?」


わけがわからなかった。

あまりにも現実離れしている。


そう思った俺はニュースを見ることにした。


曰く、今日の0:00分全世界にいくつかの場所に洞窟らしい物が現れた。


調査の為に入った警察官によると未確認生物が徘徊しており、見つかると殺しに来たらしい。


そして、そのモンスターに拳銃を打ってもほぼ効かず、警棒で叩いてようやく殺すことができたらしい。


モンスターは死ぬと持っていた武器を落とし、体は消えてしまった。


未だにこのことを信じていない国は様子見をするらしい。


このことを知った俺は少し期待した。最近流行っているローファンなら主人公は強いスキルなどを持っていて、無双する。

そして金も女も富も名声も手に入れることができる。


そうして俺はダンジョンを探して自分のスキルを確認しに行くことにした。

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