みなみかぜ川面ながれる花いかだ桜の国はうたかたの国

みなみかぜ川面かわもながれるはないかださくらくにはうたかたのくに


(桜の国)


 桜の花がとても好きです。春になると一斉に咲いて、街のあちこちが桜色に染まる様子をみると「この国の人は桜が好きなんだなあ」「ここは桜の国なんだ」だと感じます。でも、それはほんのわずかのこと。桜はあっという間に散ってしまい、桜の国は地上から姿を消してしまうのです。いっとき川面に浮かんだ水の泡うたかたのように。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る