みち途切れ柱朽ちたる故地の朝 霧雨ひそかに山桜咲く
みち
(やまざくら)
わたしの勤務地は自宅よりずっと山深いところで朝霧もよく出ます。地方では東京や大阪とは違い景気のよい話はほとんど聞かれません。街は寂れ、人口は減り、人の心も荒んでゆきます。山のなかには放棄され、人の訪れることもなくなった集落が、霧雨に濡れているのではないかなと想像したことを詠んでいます。
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