第34話 合コンを受ける。

女の子が集まるのは弱いから。戦える男は一人で立つんだ。無理にでも、一人で立つことを覚えると、人生の中で戦う準備ができる。それはクソゲーとの戦いだ。


僕は合コンを受けることにした。


そして、意外な事実を知ってしまったのだ。


渋谷の冒険者ギルドの受付嬢と、新宿のアイドルメイドうるるんと、渋谷で家出中の女子高生は美人3姉妹だったのだ。


「てゆうかぁ。おねえちゃんのうちで居候したいんだけどぉ」

「うるさいわね。あんた、ガッコウ行きなさいっ」

「アハハーーーーー♪ 私、メイドの仕事に誇り持ってるんですーーーーーっ」


3人集まれば姦しいというが、ほんとに3人はペチャクチャうるさい。


僕らは渋谷の井之頭公園で、缶コーヒーを飲みながら合コンをしている。


缶コーヒーで合コン?


疑問に思うな!!!! これは合コンだ!!!!


人は夏場に熱い缶コーヒーを握りしめながら、愛を語り合うのだ。どこまでも熱い夏の中で、本当の愛はそこからしか産まれない。僕らは愛をでぶとして抱きしめる。


そのとき、女子高生が聞いてきた。


「受付のおねえちゃんと、メイドだったらどっちがおじさんのタイプ?」


僕は答えた。


◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□

コマンド選択

1・メイドのうるるんが僕のタイプだ!!!

2・受付嬢のおねえさんが僕のタイプだ!!!

↓↓↓

(BAD END)

https://kakuyomu.jp/works/16817330658204760533/episodes/16817330658275424786

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