第33話 犯人はアイドル美人メイドのうるるんだ!!!

薄く化粧を丹念にやる女性が好きだと思った。化粧を愛してるカノジョはクソゲーと通じるものがある。たぶん君の素顔が僕にはクソゲーに見えるから。


可愛いに理屈はない。なぜか人間っていうのは可愛いを好きだ。どうしようもなく、メイドは可愛い。好きになるのは当然だ。愛されて当然なんだ。メイドは。


僕にはわかった。


アイドル美人メイドのうるるんが、浮浪者のおっちゃんを殺したことが!!!


なぜなら・・・


「かわいいから!!! 犯人!!!!」


「えーーーーー?」


「かわいいから!!! 犯人!!!!」


「そんなぁーーーーー。困っちゃ~うっ♪」


だから、僕には殺人を犯した犯人がわかる。


うるるんは犯人扱いされたのに、くねくねして買い物籠を持ちながら照れている。さすがアイドルメイドだ。さすアイだ。


ニチャア、と僕は笑う。


すると、殺されたはずのおっちゃんがむっくり立ち上がって、体をぶるぶる振った。


「ふぃいいい。飲みすぎたみてえだ。ちっとしょんべん行ってくらあ(ぶるり」」


「「「「ええええええええええええええええええっ。死んでたんじゃなかったのおおおおお」」」」


結局誰も殺されてなかった・・・。


犯人など最初からいなかったのだ。


だが、そこからが問題となった。犯人扱いされた受付嬢と、美少女メイドがそのまま暇になってしまったのだ。


その上、女子高生までやって来て、僕の前でプラプラしている。


「・・・あの・・・合コン・・・しません?」


うるるんが上目遣いで、目をうるうるさせながら僕に聞いてきた。


僕は・・・・



◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□

コマンド選択

1・合コンを受ける。

2・合コンを受けない。

↓↓↓

(BAD END)

https://kakuyomu.jp/works/16817330658204760533/episodes/16817330658268224012

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