第32話 井之頭公園殺人事件
出会いを繰り返して大人になるって嘘だ。本当に大切なものは、ごく限られた数しかなくて、それは宝箱に入れたクソゲーのことだと思う。
突然だが、井之頭公園で殺人が起きた!!!
僕は倒れている浮浪者のおっちゃんを調べた。
おっちゃんは冷たい体のまま、静かに息を引き取っている。・・・これは他殺だ。
人を殺してしか救われないものがある。おかしなものだ。お金を自由に使えるのに、人を殺す必然性が出てしまう。集合しただけで僕らはどこまでバカになるんだろう?
「犯人はこの中にいますっ!!!!」
「えええええ」
「犯人って誰が犯人だ?」
「お前犯人じゃないか?」
井之頭公園の浮浪者がわいわいにこにこ騒いでいる。
そこで僕は、でぶの細い目をキリリと引き締めて、犯人の特定を行った。
じりじりと緊張した空気が伝わって来る。誰もが疑心暗鬼で、おっちゃんを殺して助かろうとした人間がこの中に息をひそめてるんだ。許せないッッ。殺人なんて。
容疑者はふたりいる。
アイドル美人メイドのうるるんと、渋谷冒険者ギルドの受付嬢だ。
僕には犯人がわかった。
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コマンド選択
1・犯人はアイドル美人メイドのうるるんだ!!!
2・犯人は渋谷冒険者ギルドの受付嬢だ
↓↓↓
(BAD END)
https://kakuyomu.jp/works/16817330658204760533/episodes/16817330658266910061
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