第7話 新宿都庁にとことこ
僕はひいこら言いながら、新宿都庁に向かって歩いて行く。
歩くというのはクソゲーに似ている。人生にはなかなかクソゲーが入る余地はない。それは選ばれた人間だけに与えられる確かな褒賞なのかも知れない。
水を飲むと同じように、人類はクソゲーに手を出す。だが、本当の意味でのクソゲーを僕らはどれくらい理解しているだろうか?
たぶん、日常の中でクソゲー要素がない人生を繰り返しながら、僕らはまるでワインの澱がたまるように、じわじわとクソゲーに向かって一歩、一歩、歩いていくのだ。
てくてく
僕のいる渋谷から新宿までは歩いて3時間かかる。
でも、生きるために僕は都庁ビルに向かったんだ。
徒歩の道行きはつらい。
しかも、路上には敵がわんさか出てくるんだ。それが現代の東京だ。
僕はその現代の東京をにくんだ。なぜ、現代ファンタジーとして敵が溢れているのが当たり前になっているのか?
もっとユニークなそれこそ、ホモが襲ってきたり、北朝鮮サムライの切り合いが発生するような世界があってもいいじゃないかっ。創造神にオリジナリティがない。
そこに、路上にスライムが出た。
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コマンド選択
1・戦う
2・逃げる↓↓↓
(BADEND)
https://kakuyomu.jp/works/16817330658204760533/episodes/16817330658213001083
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