第151話 すっきりはしていない。それでも。
暑いも寒いも嬉しいも哀しいも
全部がごった煮みたいな日
整理できない気持ちを抱えて
なんとなく疲れて空を見る
重い雲から降り出した雨は
やっぱりどうにも冷たくて
それなのに雷が鳴っていて
なんだかひどくちぐはぐな感じ
降る雨が全部全部洗い流して
まっさらになればいい
冷たい雨にすべて預けて
今ここから始めればいい
差し伸べた手に触れる水滴は
結局冷たいままだけど
まあそれでもいいかなぁなんて
思えるくらいには大丈夫。たぶん
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます