宵待

乞い願う 夏の夜に舞う ひとひらの 雪の光よ 恋叶えよと

絡み付くような空気の中を

飲み込まれそうな星空の下を


白く輝く光、ひとひら

ひらり ひらりと

舞って散る


コイ ネガウ 気持ち


君に届け、と

月の女神に請うように


命の光を輝かせながら

夏の夜空に舞って散る

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