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  • (間違っていたらすみませんが)
    もしかしてこれは、夏と雪の季節、夏の夜の独特の粘性と雪および光の「さらっとした」感じ、夜の黒と雪・光の白、夜(空)と雪の大きさ、の4重の対比をした上で、「恋」の儚さと溶けてしまう「雪」の儚さを掛けているということでしょうか。
    脱帽ですね。天才的だと思いました。わたしには絶対できない表現です。

    (ほんとうに好きなのでコメントしまくってますが、放置or削除していただいて全く問題ありません笑 また、営業でもございません。念のため。。。)

    作者からの返信

    たくさんお読み頂き、
    またコメントもたくさん頂き
    ありがとうございます!

    もしも営業であったとしても、問題ないというか、すでに手遅れというか。

    なぜなら、私も丸三角 四角様の作品が好きですので。
    レビュー文書くぐらいに。

    さて、作品の内容に対して深く考察頂き、ありがとうございます。
    一部はご指摘頂いた通りの部分もありました。ひっそり隠していた要素を読み取って頂けて嬉しいです。

    せっかくなので解説を。
    本作の中に出てくる雪の光は「蛍」をイメージしたものです。

    光を放ち愛を語る蛍に、自身の想いを重ね合わせ、想いよ届けと願う様を詠った歌が本作になります。

    雪の儚さは、蛍の命の儚さに重ねたり、叶わぬ恋の儚さ、切なさに重ねています。

    また、夏に降る雪というのは本来あり得ないことで、読み手の恋が叶うこともまた、あり得ないのではないか、と感じていただけたらいいな、と思っています。
    逆に捉えれば、あり得ないことが起きているのだから、叶うかもしれない、とも取れるかもしれませんね。

    また、叶うか叶わぬか分からぬ想いを夜に、叶えば良いという希望を光として表したつもりです。

    雪の光がひとひらであるのは、わずかな可能性、という意味と、ただ一人を想う一途さの両方の意味を持たせたつもりです。


    夏の粘性と冬の乾いた感じや、空と雪の対比、というのは考えていませんでした。
    そういう見方もあるのだなぁ、と勉強になりました。ありがとうございます。

    作品のことを大好きと言って頂き、嬉しくなってつい返信が長文になってしまいました。
    コメント、ありがとうございました。

  • 普段から詩を書かれているだけあって、どの短歌もことばが美しいです
    詩とセットで読むと美しさの中に世界が広がって味わい深くなりよかったです
    これだけの短歌に、詩も書くって、かなりパワーがいるんじゃないかと思うのですが、どれも丁寧でステキでした!

    作者からの返信

    真朱様

    短歌だけでなく、詩についても言及いただきありがとうございます。
    時間と手間はかかるのですが、詩を書くことで、短歌の違う側面が見えてきたり、短歌に表現し直すことで、詩に違った意味が見えてきたりするので、楽しんでいます。

    感想いただき、ありがとうございました。