あとがき

 この度は『故郷を失った聖女の下にやってきた、傲慢不遜の赤ちゃんドラゴン』をお読みいただきありがとうございます。作者のウェルザンディーです。



 このお話は、太鼓の達人の『竜と黒炎の姫君』という曲から閃いたものです。中二心くすぐられる曲調と歌詞、カッコいい歌声。音ゲー書き下ろし曲じゃなくって深夜アニメのOPでは???と言われても信じてしまうレベルです。とてもいい曲です。

これに音楽的な性癖を歪まされた小学生は少なくないはず(偏見)


 お話を閃いたのは今年の4月ぐらい。当時段位道場の予想がびゅんびゅん飛び交っていた頃、「四段は竜黒の表譜面でブチ上がてーぬぁー」という願望が、その頃抱いていた「ブームに乗っかって婚約破棄もの書きてえ!!!!!」という野心と結びつき、勢いのままプロットや設定をずばばばばばーっと。


 10万文字で終わらせるぞ!!!という覚悟も決めて書いたので、文字数相応の展開と内容になったと思います。

 あとNolaノベルさんの『ポップノベル』というフォーマットで書いていたので、4000字!!!引きつける展開!!!会話率!!!をかなり意識していました。会話率少ない所は無理矢理セリフ言わせて引き延ばしたりな!!!


 でも最後の方は会話率に悩まされることなく書けていました。引きつける展開についてはすっぽり頭から抜け落ちていました。4000字とフォーマットの方で決められると、体感執筆時間が早く終わるのでこれはこれでいいな、って感じです。

 某は地の文でだらだらと情景描写したい性分なので、毎回これだと疲れますが、漫画原作狙う時とかにちょーっと気分転換!ぐらいなら楽しめると思いました。


 とはいえどうやったら書籍化狙えるぐらいまで読まれるか?という点については、まだまだ修行不足を痛感。というかまともに完結させた作品自体これが初めてなので、今は弾を増やして読者さんに認知を広めていく段階!!!

 あとは流行りの作品を読んで読まれるジャンルを把握していくぜ!!!

 うーむむ、書籍化作家への道はまだまだ険しい。

 


 話はちょっと戻りますがこの『竜と黒炎の姫君』という曲、初出は3DSの3作目のダウンロードコンテンツでの配信でした。

 ですが知っている方もいるでしょうが、3DSのダウンロードコンテンツ販売は2023年3月で終了。

 大本である任天堂自体が終わらせてしまったので、バンナムがどれだけ手を施しても一生購入できないという事態に。

 まあアーケード版でも最新作のSwitch版でも当然スマホ版でもバリバリ遊べるので、曲と譜面を楽しむ分には何ら問題ないです。皆さんやりましょう。100円持ってゲーセンへゴー!!!


 とはいえ3DSでは、3月までにダウンロードを逃してしまった場合、初出である作品では二度と遊べないという事態に陥ってしまったのですね。

 この話で何となく予想できたかもしれませんが、ヒロインであるサリアの『故郷を失った』という設定は、ここから来ています。


 あとはダーリン枠のジェイド。本編でも言及されている通り、ジェイドは翡翠という意味なのですが、これは作曲者の『翡翠』さんから来ています。曲を作った上に歌っています。男声の方です。カッコいいです。作曲以外にカウンターテナーもやってるんですって。とってもカッコいいですね。三瀬川乱舞もいいぞ


 流石に『葉月ゆら』さんまで元ネタにする勇気はなかった。女声の方です。『セイクリッドルイン』を歌ってる人と言えば、わかる人は増えるのでしょうか。あと人段位課題曲楽しみにしています!!!!!!!



 で、サリアとジェイドの諸々とは別に、竜帝だの恐ろしいものだの何やら気になるワードが出ていたと思います。

 実は本作とは異なる作品の設定を考えていまして、せっかく考えたのだからそれ流用したろ~~~~~!!!!!となった経緯があります。

 その作品自体は、話の内容が割と重めでプロット作りに難航しているのですが、世界観的に重要な話になる予定なのでいつかは出します。


 本作でも使用した世界観は、『今流行りのジャンルとドラゴンの話』がコンセプトです。流行りのジャンルはどんどん書いていきたいです。なので今後もこの世界観を使った作品が登場する予定です。当然ながら本作と時系列的に繋がっています。わくわくしませんかそういうの!!!


 なんなら早速、本作の直後の時系列に当たる話を構想しております。でも今はアルファポリスの公募用作品を書いているので、そっちが終わってからかな~という具合。そうこうしている間にも流行りは変わっていくんだゾッ♡




 以上があとがきとなります。10万字程度の作品に2000字弱。390万字もある『ナイトメア・アーサー』はどうなってしまうのでしょうか、あとがきだけで10万字超えそうですね!!!

 なんてことを考えながら終わらせていただきます。今後ともウェルザンディーと奴が織り成す物語の数々に乞うご期待!

 最後までお読みいただき本当にありがとうございました!!!

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故郷を失った聖女の下にやってきた、傲慢不遜の赤ちゃんドラゴン ウェルザンディー @welzandy

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