【18歳以上向け】猫耳メイドのコスプレをした血のつながらない妹と……(後編)


  *


 ※性的な表現があります。この小説の登場人物は十八歳以上です。


  *


「お、お兄ちゃん!?」


 驚く妹の耳元で囁いた。


「――なら、俺が飼い主になってやるよ」


 そう告げると同時に首筋に舌を這わせると、ビクッと身体を震わせる。


「ひゃっ!?」


 かわいらしい悲鳴が聞こえたが、構わず続ける。


 首筋を舐め回したり甘噛みしたりする度にビクビクと反応していたが、しばらくすると大人しくなったので顔を覗き込むと、妹は完全に蕩けきった表情をしていた。


 どうやら軽くイッてしまったらしい。


 その様子を見て満足した俺は身体を起こすと、今度はメイド服の上から胸を揉み始めた。


 最初は優しく撫で回すように触っていたのだが、次第に力が強くなり、最後は乱暴に鷲掴みにする。


 それでも妹は嫌がるどころか、むしろ喜んでいるように見えた。


 なので、今度はスカートの中に手を入れようとしたのだが、そこでふと手を止めて考える。


(そういえば、猫耳や尻尾をつけたままだと服が脱げないんじゃないか?)


 そう思った俺は一旦ベッドから降りると、クローゼットを開けて中を探し始める。


 そして、目的の物を見つけると、それを持ってベッドに戻った。


 そして、それを装着させると、再び愛撫を再開する。


 だが、今度はさっきよりも激しく攻め立てた。


「ひゃうっ!?」


 突然の強い刺激に驚いたのか、妹が悲鳴を上げる。


 しかし、俺はお構いなしに責め続けた。


 さらに、今度は下着越しに秘所を弄り始める。


 そこは既に濡れており、グチュグチュという卑猥な音が聞こえてきた。


 俺はその状態を確認すると、今度は直接指を挿入する。


 そして、膣内をかき回すようにして動かすと、それに合わせて妹の身体がビクンッと跳ねた。


 だが、それだけでは終わらず、今度はもう片方の手で胸の先端を刺激していく。


 すると、妹は背中を仰け反らせながら絶叫した。


「あっ、ああっ!?」


 それと同時に絶頂を迎えたのか、全身を痙攣させながら大量の潮を吹き出す。


 それを見た俺はニヤリと笑うと、今度は乳首を口に含んで吸い付いた。


 同時に空いている方の手でもう片方の乳首も弄ってやると、さらに大きく身体が跳ねる。


 そして、さらに追い打ちをかけるかのように指の動きを速めた瞬間、プシャァァァァっと勢いよく噴き出したのだった。


  *


 それからしばらくして我に返った俺は慌てて飛び起きた。


 見ると、妹はまだベッドの上で横になっている。


 どうやら気を失っているようだ。


 とりあえず一安心した俺は、急いで後始末を始めた。


 シーツを交換したり汚れた箇所を拭いたりと慌ただしく動き回っているうちに何とか一段落ついたところで時計を見ると、時刻は午前零時を過ぎていた。


(ああ、もうこんな時間か……早く寝ないと明日に響くな)そう思ってベッドに寝転がるが、なかなか眠れない。


 というのも、さっきの行為のせいでムラムラしてしまっているのだ。


 しかも、そのせいでさっきから股間が痛いくらいに膨張している。


(くそ、仕方ない……自分で処理するか)そう思い立ち、ズボンを脱ごうとしたその時だった。


 不意に視線を感じ振り向くと、いつの間にか目を覚ましていた妹がじっとこちらを見つめていたのだ。


 その表情はどこか不満げに見える。


 おそらく怒っているのだろう。


 まあ、それも当然だよな。


 いきなりあんなことされたら誰だって怒るに決まってるもんな。


 そんなことを思いながら苦笑いを浮かべていると、妹はおもむろに口を開いた。


「ねえ、お兄ちゃん」


「……なんだ?」


 恐る恐る返事をすると、妹はとんでもないことを言ってきたのだ。


「わたしもしたい」


「……え?」


 一瞬何を言われたのか分からずポカンとしていると、妹は俺の隣に移動してきた。


 そして、俺の胸に顔を埋めるようにして抱きついてくる。


 突然のことに戸惑っていると、さらに信じられないことを口にしたのだ。


「だから、わたしもお兄ちゃんにご奉仕してあげる!」


 そう言ってニッコリ微笑むと、俺の服を脱がせようとしてきたのである。


 これにはさすがに慌てて抵抗しようとしたが、それよりも先に押し倒されてしまい、あっという間に全裸にされてしまった。


 さらに、妹も着ていた服を脱ぎ捨てると、俺に跨ってくる。


 そして、ゆっくりと腰を落としてきた。


「んっ……!」


 小さな呻き声とともにズブズブと飲み込まれていく感覚に襲われ、思わず声が漏れてしまう。


 すると、それを聞いた妹は少し恥ずかしそうにしながら聞いてきた。


「どう? 気持ちいい?」


 その言葉にドキッとする。


 なぜなら、妹の膣内はまるで別の生き物のように蠢き、俺のモノを締め付けてきたからだ。


 そのあまりの気持ち良さにすぐにでも達してしまいそうになるが、なんとか堪えながら答える。


「あ、ああ……すごくいいよ」


 すると、妹は嬉しそうに微笑んだあと、腰を動かし始めた。


 その動きに合わせて結合部からクチュクチュという音が聞こえてくる。


 それが余計に興奮を煽った。


「うくっ……」


 もう限界が近いことを悟り、俺は慌てて声をかける。


「す、すまん! もう出そうだから抜いてくれ!」


 しかし、妹は動くのを止めなかった。


 それどころか更に激しさを増していき、ついには絶頂を迎えてしまったのだ。


 その直後、妹がビクビクと身体を震わせながら倒れ込んできたため、慌てて抱き止める。


 そして、そのまま繋がったまましばらく余韻に浸っていると、やがて妹が顔を上げた。


 その顔は真っ赤に染まっており、目には涙が浮かんでいるように見える。


 そんな表情を見ていると、また下半身に熱が集まってきたのが分かった。


(くそっ! なんで勃ってるんだよ! )そんな自分に苛立っていると、不意に妹が言った。


「お兄ちゃんの熱いのいっぱい出たね♡」


 その瞬間、頭の中で何かが切れる音がしたかと思うと、気づいた時には強引に唇を奪っていた。


 そしてそのまま舌をねじ込むと、口内を犯し始める。


 最初は驚いていたものの、すぐに受け入れてくれたようだ。


 俺たちはしばらくの間お互いの舌を絡め合ったり唾液を流し込んだりして濃厚な口付けを交わしていたが、やがてどちらからともなく唇を離すと、見つめ合う形になった。


 そして、少し落ち着いたところで再び問いかける。


「なあ、凛花」


「……なに?」


 名前を呼ばれた妹――凛花はトロンとした表情で見つめ返してきたが、構わず続ける。


「続きをしてもいいか?」


 そう尋ねると、凛花は一瞬きょとんとした表情を浮かべたが、すぐにその意味を理解したらしく顔を真っ赤に染め上げた。


 だが、それでも拒否することはなく、小さく頷くことで了承の意を示してくる。


 それを見て嬉しくなった俺は、再び凛花を押し倒すと、再び唇を重ね合わせる。


 そして、再びお互いを求め合い、始めたのだった――。

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