【18歳以上向け】ひとり暮らしの後輩の家のお風呂で……


  *


「あ、あの、先輩……」


「ど、どうした?」


「その、えっと、今日、家に親がいないんですけど、来ませんか……?」


「えっ? それってどういう……」


 俺が聞こうとすると、雪穂は顔を真っ赤にして言った。


「そ、そのままの意味ですよ! 私は一人暮らしなので、うちに泊まりに来てくれませんかって言ってるんですよ!」


「え、えぇぇぇ!?」


 まさかの誘いに俺は驚きの声をあげた。


(ま、まじかよ……雪穂の家に泊まるとかハードル高すぎんだろ……)


「せ、先輩、そんなに嫌でしたか……?」


 俺が考え込んでいると、不安そうな顔で聞いてくる。


「い、いや、そういうわけじゃないんだ。


 ただ、いきなりだったから驚いただけだ」


「そ、そうなんですか……よかったぁ〜」


「ごめんな、心配かけて。


 それで、泊めてもらうのはいいんだけど、着替えとか持ってきてないから一旦家に帰ってもいい?」


「もちろんです! じゃあ、待ってますよ!」


 そして俺は家に戻り、着替えを持って、雪穂の家へと向かった。




  *


「ここが私の部屋です! どうぞ入ってください!」


「お、お邪魔します……」


 俺は緊張しながら雪穂の部屋に上がった。


「荷物を置いたらリビングに来てくださいね!」


「わかった」


 そう言って雪穂は自分の部屋に入っていった。


「はぁ〜、なんか緊張するな……」


 そんなことを呟きながら俺は荷物を雪穂の部屋に置いた。


 そしてリビングに向かうと、いい匂いが漂ってきた。


「お待たせしました! ご飯できてますよ!」


「おぉ、美味そうだな。


 いただきます」


「はい、召し上がれ!」


 そうして二人でご飯を食べ始めた。


「うん、美味いよ。


 これ全部作ったのか?」


「そうですよ! がんばって作りました!」


「そうか、ありがとな。


 めちゃくちゃ美味しいぞ」


「えへへっ、先輩に喜んでもらえて嬉しいです!」


 そんな会話をしていると、あっという間に食べ終わってしまった。


「ふぅ、ごちそうさまでした」


「お粗末さまです!」


「よし、じゃあ片付けるか」


「いえ、大丈夫ですよ! 私がやっておきますから、先輩はゆっくりしててください!」


「いや、流石にそれは申し訳ないから手伝うよ」


「大丈夫ですって! 先輩は座っていてください!」


「いや。


 だけど……」


「いいから座っていてください!!」


「わ、わかったよ……」


(なんでそんなに必死なんだ……? まぁいいか……)それからしばらく待っていると、洗い物を終えた雪穂が戻ってきた。


「終わりましたよ〜!」


「おう、お疲れ様」


「いえいえ、それよりお風呂入りますか?」


「あー、先に入っちゃっていいのか?」


「もちろんです! 私は後で入るので気にしないでください!」


「そっか、じゃあ先に入るかな」


「わかりました! ごゆっくりどうぞ〜!」


 そして俺は風呂に入った後、部屋に戻っていた。


(それにしてもほんとに広いよな……一人暮らしでこんなに大きいところに住むなんて贅沢すぎるだろ……)そんなことを考えながら部屋でくつろいでいると、ドアがノックされた。


 コンコンッ……ガチャッ……!すると、そこにはバスタオルを巻いただけの雪穂が立っていた。


「ゆ、雪穂!? 何してんだよ!?」


「先輩と二人っきりなのですから、一緒にお風呂に入るのは当然でしょう?」


 そう言いながら俺に近づいてくる。


 そして俺の目の前まで来たところで止まった。


「先輩、私のこと抱いてください……!」


 そう言うと雪穂はゆっくりと俺に近づき、唇を重ねてきた。


 そして舌を入れてくる。


 そして数十秒ほどキスをし続け、ゆっくりと離れた。


 そして上目遣いで俺のことを見つめながら言う。


「私じゃダメですか……?」


 そして雪穂は着ているバスタオルを脱ぎ捨てると、裸のまま抱きついてきた。


 そして耳元で囁くように言う。


「私を、愛してください……」


 その瞬間、理性の糸が切れた音がした気がした。


「……どうなっても知らないからな……」


 俺がそう言うと、雪穂は嬉しそうな顔をして言った。


「はい……♡」


 その言葉を合図に俺たちは再びキスをした。


 今度は舌を絡ませ合う濃厚なキスだ。


 そうして五分ほど経った頃だろうか……?ようやく唇を離した俺たちは見つめ合ったまま息を整えていた。


「はぁ……はぁ……んっ♡」


 突然、雪穂が俺の首に吸い付いてきた。


 チクッとした痛みが走ったかと思うと、唇を離して言った。


「ふふっ♡ これで私と先輩は恋人同士ですね♡」


 その言葉に俺は頷きながら言った。


「あぁ、そうだな……」


「それじゃあ続きをしましょっか♡」


 そうして俺の上に跨った雪穂は妖艶な笑みを浮かべて言った。


「いっぱい気持ちよくしてあげますね♡」


「あぁ……」


 俺はこれから行われるであろうことを想像して興奮していた。


 そして、ついにその時が来た。


 雪穂は自らの手で自分の秘部を広げて言った。


「先輩のおっきいのを挿れてください♡」


 俺はゴクリと唾を飲み込むと、ゆっくりと挿入した。


 そして奥まで入った瞬間、強い快感に襲われた。


 どうやら雪穂も同時にイッたようだ。


 俺たちは繋がったまま抱き合って余韻に浸っていたが、しばらくするとどちらからともなく動き始めた。


 最初はゆっくりと動いていたが、徐々に激しくなっていった。


 そうして何度目かの絶頂を迎えた時、雪穂が言った。


「中に出してください……」


 その言葉を聞き、俺はさらに動きを速めた。


 そして限界を迎えた時、大量の精液を流し込んだ。


 それと同時に俺も果ててしまった。


 俺が出し終わると同時に雪穂は起き上がり、言った。


「気持ちよかったですか……?」


「あぁ……」


 俺がそう答えると、雪穂は嬉しそうに笑った。


 そして次の瞬間、俺のモノはまた硬くなっていた。


 それを見た雪穂は驚きながら聞いてきた。


「え、えっと、もう一回するんですか……?」


 その問いに俺は答えた。


「悪い、我慢できそうにないんだ……」


 それを聞いた雪穂は顔を真っ赤にしながら言った。


「い、いいですよ……♡」


 その答えを聞いた俺は勢いよく押し倒した。


 そしてすぐに挿入して腰を振る。


 パンッパンッという音が部屋に響く中、俺は夢中で腰を振り続けた。


 しばらくして射精感が込み上げてくるのを感じた俺はラストスパートをかけるように激しく動いた。


 そして程なくして果てた俺は最後の一滴まで注ぎ込むように小刻みに動かした後、引き抜いた。


 抜いた直後、中から白濁液が流れ出てきたのを見て興奮した俺は休む間もなく雪穂の口に突っ込んだ。


 いきなりのことで驚いていた雪穂だったが、やがて自分からしゃぶりついてきた。


 そんな様子を見てさらに興奮した俺は喉奥に向かって思い切り出した。


 それを全て飲み込んだことを確認した俺は満足気に頷いたあと、雪穂を押し倒した。


 そして正常位で一回した後、騎乗位になって自分で動くように言った。


 恥ずかしそうにしながらも言われた通りに動いてくれたおかげで三度目の絶頂はすぐに訪れたのだった。


 その後体勢を変えてバックで犯したり対面座位でヤったりと様々な体位で楽しんだ。


 さすがに疲れたのかぐったりとしている雪穂に俺は聞いた。


「大丈夫か?」


 俺が聞くと、息を切らしながらも笑顔で言った。


「はい……♡ すっごく気持ちよかったです……♡」


 そう言ったあと、俺の胸に顔を埋めてきたので優しく抱きしめた。


 そのまま数分程抱きしめ合っていると不意に顔を上げた雪穂が言ってきた。


「あの……もう一度だけいいですか……?」


 そう言って俺の目をじっと見つめてくる。


 その視線に耐えられなくなった俺は目を逸らしつつ答えた。


「い、いいけど……今日はもうやめないか?」


 しかしそんな言葉を聞く気は無いようで、俺の言葉を無視してキスをしてくる。


 そして舌を絡めてきたかと思えば俺の口の中に唾液を流し込んできた。


 突然のことに驚いたがなんとか飲み下すことができた。


 抵抗しようと思ったが何故か体が動かなかったためされるがままになっていた。


 そうして全裸の俺を愛おしそうに見つめた後、そのまま覆いかぶさってきた雪穂は俺の乳首を舐めたり甘噛みしてきたりと執拗に攻め立ててくる。


 初めて感じる快感に戸惑いつつも必死に耐えていると突然強く吸われたことによって我慢できなかった俺はそのままイってしまった。


「あれ〜? もしかして先輩、乳首だけでイッちゃったんですかぁ? 可愛いですね〜♡」


 ニヤニヤしながら言ってくる彼女に何も言い返せないくらい疲弊していたがそれでも何とか言葉を絞り出して言った。


「お、お願いだからやめてくれ……」


 そんな俺を見て楽しそうに笑いながら彼女は言った。


「嫌ですよ〜♡ だってまだまだ楽しみたいんですもん♡」


 そして再び愛撫を始めようとした彼女を止めるために俺は必死で叫んだ。


「頼むから! これ以上されたらおかしくなるからぁ!!」


 それを聞いた彼女は手を止めて俺の顔をじっと見た後、にっこりと笑って言った。


「そうですかぁ〜、でも、やめませぇ〜ん♡」


 そう言って再び愛撫を始める彼女の手つきはとても優しいものだったが今の俺にはそれすらも刺激が強く、たった数秒で絶頂を迎えてしまった。


 その様子を見た彼女は嬉しそうにしながら言う。


「やっぱり先輩は敏感さんなんですね♡」


 そう言われて恥ずかしくなった俺は顔を逸らしたが、そんなことはお構いなしとばかりに抱きつかれて耳元で囁かれる。


「恥ずかしがらなくていいんですよぉ〜? 私はどんな先輩でも大好きですから♡」


 そんなことを言われてしまえばもうダメだった。


 既に堕ちかけていた俺にとってその言葉はトドメとなったのだ。


 それからはもうひたすらに快楽に溺れていった。


 何度もイカされ続け体力が尽きてもなお続けられた行為は明け方まで続いたのだった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る