第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部
磯町ひるね
十一時ふっと見かけた運動会思い出よりも小さな校庭
先日、昼前に買い物に出かけたときのことです。近所の母校(小学校)で運動会をやっていました。そういえば今日だったんだ、と懐かしく思い、しばらく外から見ていました。ちょうど三年生か四年生が徒競走をしているところで、みんな一生懸命に走っているな、僕はいつもビリだったな、と思い出していました。
その時ふと、こんなことを思いました。「校庭って、こんなに小っちゃかったっけ」と。小学生の時、校庭は果てしなく広く見えていました。走っても中々端までたどり着かず、大きい世界というものを全身で実感していました。
しかし今見ると、そんな校庭のなんと小さいことかと驚きました。それだけ自分が大きくなれたのか、それとも大きくなってしまったのか。そんなことを思いながら作った短歌です。
第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部 磯町ひるね @asanagi5631enden
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます