第107話 ルビーの思い

 実況者からインタビューをつけていたルビーはこんな質問を受けていた


 「第一競技優勝おめでとうございます、今の気持ちを教えてください」


 と実況者はルビーにマイクを渡していた


 「優勝できたことはとても嬉しい、ゆーやリルたちの役にたてたのがとても嬉しいです、私はみんなに迷惑をかてられないからよかった」


とルビーはインタビューで言ってた


 僕はその時にルビーに思わず言ってしまった


 「ルビー一位おめでとう、でも僕はルビーが役に立たないと思った事はないよ」


するとルビーは


 「そんな事はない、いっぱい迷惑をかけた、ゆーも私のせいで生死を彷徨っていたそも全部私が犯した罪なんだから、そんなことをしてしまった自分の償いはみんなの役に立つことなんだ」


 とルビーは少し暗い顔をしていた


 「ルビー聞いて欲しい、あの時のことは仕方がなかったんだから気にしなくてもいいんだよ、それにねリルたちもねあの時のことはもう気にしていないんだよ、リルたちも今はルビーと仲良くしたいって思っているんだからね」


と僕は優しく察していた


すると目の前に幼女たちが現れた、多分ピィが瞬間移動のスキルをマネしてきたのだろう 


そして目の前にはリルが出てきた


そして満面な笑みを浮かべていたのだ


 「ルビー一位おめでとうなの、私たちがこの競技に出ても一位にはならなかったと思うの」


とルビーに向かって言った



 「みんなの役に立てれて良かったです」


と言った瞬間リルが困惑した顔をしていた


 「ルビーどうしてそんな他人みたいに話してるの?リルたちはもう家族なんだから遠慮しなくていいんだよ?」


とリルはいい


 「そうですよ、家族なのですからそんなかしこまらなくても良いんですよ」


とユキがいい


 「家族、はみんな楽しく過ごすもの」


とユニが言い


 「確かにあの出来事は衝撃が大きかったわ、でもそれを妹の失態を許すのも姉の役目だもの」


とエルは胸を張って言った


 「今までお姉ちゃんしかいなかったから、初めての妹のわがままを聞くのも姉の役目」


とピィが言った


その瞬間自分が家族と認められているとわかりルビーは目に涙を貯めていた


 「こんな出来損ないの私が妹でいいの?」


とルビーは小さな声で言った


「もちろん、ルビーは私たちの家族だよ」


と幼女たちは口を揃えて言った瞬間、ルビー目の涙が溢れていた


 「不束者ですがよろしくお願いしますお姉ちゃんたち」


と言った瞬間会場が温かい拍手が怒ったのだった

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