第67話 宝箱のトラップ
(これはくーちゃんとまだ出会う前の話です)
学園のダンジョンの一階層を瞬殺で攻略してしまったのでゆっくりダンジョンを攻略することにした。
「まさかこんなに早く一階層を攻略するなんて思ってもいなかったからね、今回はゆっくり探索しようね」
と僕は幼女たちに言った
「はーい」
「わかりました」
「確かにそうね」
とみんな同じ気持ちだったらしく頷いていた
そしてしばらくゴブリンたちと戦闘をしながらダンジョンを進んでいくと前にユニの母親に案内された洞窟に似ているところを発見した。
もしかしたらお宝が眠ってくかもしれないとみんなウキウキしながら洞窟の中に入っていった。
すると洞窟の奥に着くとそこには宝箱が一つ置いてありそれを見たリルとユキとユニが走って宝箱まで行った。
「じゃあ一緒に開けようよ」とリルが言うとみんな首を縦に振り同意した
そして宝箱を開けた瞬間何かが爆発するとともに煙が回りを覆い尽くした
「3人とも大丈夫か?!大丈夫なら返事をしてくれ」
と大声で叫びしばらくすると煙は無くなった。するとそこにはリルとユキとユニが元の姿に戻った状態でいたのだった。
僕はびっくりしてしばらく状況を飲み込まないでいた。
するとエルが
「多分これは変身している物の魔法を一時的に使えなくするためのトラップかしら、それだったら3人が元の姿に戻ったことになるわ」
と状況を判断して説明してくれた
「じゃあ3人はいずれ元に戻るのか、時間かかりそうに思うけど」
と僕はエルに聞くが
「いつ解けるかわからないわね、でも変身だけ使えなくするからそのほかの魔法は使えるはずよだからそこまで危険ではないと思うけど」
と答えると三匹はそれぞれ自分の得意な魔法を使ったので帰り道は安全ということはわかったが、もう一つの問題があるのだった
「安全なのはわかったけど、僕は3人の言っていくことがあんまりわからないだよね、少しだけはわかるけど」
そう、片言で何言っているかわかるが所々何を言っているかわからないとこがあり言葉のコミニュケーションが取りずらい事があるのだ
そして僕は一つ疑問に思っていたことをエルに聞いてみた
「そういえばエルとピィはなんであの煙を浴びたのに人の姿を保っているの?」
と聞くと
「それは私とピィは元々人間の姿をしているから煙に当たっても変化はしないのよ。
魔法をつかって人間の姿を溜まってるわけじゃないからね」
と答えを聞いて僕は納得し僕たちはダンジョンから脱出したのであった。
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