第68話 アニマルセラピー
僕たちはダンジョンから脱出した。
「これからどうしようか、しばらくしたら元に戻ると言ってたけどそれまで学校に連れてきても良いのだろうか」
と思いながら歩いていると前から生徒指導の先生が歩いてきた
「こんばんは先生、実は相談したいことがありまして」
と今日あったことを先生に話した
「なるほど、確かにたまにそんなことがあるって報告があったからその一つなのだろう
その子が言ってたようにすぐに元に戻るのだろう」
と三匹を撫でながら話していた。
先生に挨拶しすると、少し残念そうに別れていった
そしてしばらく学校を歩いている下駄箱で靴を履き替えて帰ろうとしていると傘立てに座ってとても泣いている女の人がいた
「どうしたのですか?!大丈夫ですか」
と僕はその人に話しかける
「私もうこの学校でやっていける気がしないんですよー」
と泣きながら僕に泣きついてきた。
少し落ち着いたのか女の人は僕たちに事情を話し始めた
「今日はメンバーとダンジョンに潜ったのですが自分の役割がうまく出来なかくて、それでメンバーにとても迷惑をかけました、みんなは大丈夫ゆっくりで良いから慣れていこうと言ってくれたのですけど私は情けなくて」
と泣きながら話してくれた
「でも初めてはみんなこんな感じだと思いますよ、そこからどうやって成長していくのだと思いますよ」
僕はなるべく刺激しないように言った
するとリルたちが女の人に向かっていき甘えた声出していた
リルはゴロンも寝転がってお腹を見せて撫でて撫でてって感じで甘えて
ユキは頭に乗って頭をペチペチと叩きながらミュミュと励ましていた
ユニも身体を近くに寄せて座って女の子のほっぺを鼻でつついていた
「可愛い動物やモンスターに囲まれるなんて夢のようです
ネガティブな感情がだんだんなくなってきて出来るような気がしてきました」
と少し元気になってきたようで一安心
これがアニマルセラピーってやつなのかな?
でもこの子達はモンスターだからモンスターセラピーと思い仲間らこの子達はを行動を見て僕はとても嬉しい気持ちになっていた。
そしてその女の子が元気になって僕たちはその子と別れて家に帰った。
後日その女の子はあれからネガティブな感情を出さなくなり
またパーティメンバーからも頼れる相棒として成功していくのであった
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