第66話 ゴブリンクイーン生徒指導の先生と校長と面談をする

 僕たちはゴブリンクイーンを連れてダンジョンを脱出した。

 すると入り口に生徒指導の先生と校長がいた。

 「皆さん無事でしたか、怪我人とか大丈夫でしたか?」と生徒指導の先生が質問してきた。

 「大丈夫ですよ、エルママが怪我人を治してくれましたから」と答えた

 「先生方はじめまして、エルの母親のミカエルですー、エルママと呼んでくれたら嬉しいです」と挨拶をした

「これはご丁寧にどうも、この学校の生徒指導をしているものです。こちらこそよろしくお願いします」と先生がペコペコ頭を下げていた。

 「先生先に原因を言いますね、一階層にユニークモンスターが生まれてました。」と伝えると

 「なるほどそれだったら一階層から異様な気配がしていたので納得しました。それでそのモンスターはどうなったのですか?」


「それが、ここにいる子がそのモンスターなのです」と僕は先生に話すと、先生たちは目を見開いて僕の後ろでお菓子を食べているゴブリンクイーンを見ていた。

 「確かに君が連れている子とは違う子がいると思ってたのですが、それで君はこの子をどうするつもりなのですか?」とこの子をどうするのかを話した。

 「なるほど、人間に攻撃しない代わりに静かに出来るところで住みたいと言う事なのですね、それだったらその子君の家で住む感じになるのかな?」

 「いえ、この子達と会ったダンジョンにちょうどこの子の希望が叶いそうな場所があるのでまずそこに連れて行って、それからうちに連れて行ってどっちが良いのかを決めてもらう感じになります」と答えた。

 

 「そうですか、君がそう決めたなら私たちは何も言いません、でも最終的にどうなったのかを私に報告してくださいね」と生徒指導の先生と約束してから僕たちは先生たちと別れた。

 「じゃあ僕たちもこれで失礼しますね」

 「本当に助かりました。ありがとうございました」

 「これからは、こいつらと楽しい思い出をいっぱい作るよ、迷惑かけたな」

と3人とも別れた。これからはこの人たちは大丈夫だろうと思いながら僕たちは学校を出た。

 僕はゴブリンクイーンに向かって

 「そういえば名前決めないとね、ゴブリンクイーンって言いにくいしね、みんな何かあるかな?」と僕は幼女たちに聞いてみると、

はじめから決まってたらしくて

「「「「「くーちゃんで確定です」」」」」

とみんなが答えた。

 「君の名前はくーちゃんだよ、よろしくねくーちゃん」と僕は頭を撫でながら言った


 「うん、これからよろしくお願いします」

と僕たちの新しい仲間だ

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