61話 エルの母親降臨する
佐藤は決闘を一時中断してもらい友達の捜索をしていた
昔から友達だった2人であり、自分の家族が離婚をして荒れていた時でも2人は自分のことを支えてくれていた。
そんな2人のお願いだったため決闘の参加を認め一緒に戦ってまた昔みたいにしたいと思っていた矢先に2人の行方不明だったのでさあどう焦りながらダンジョンを進んでいた
一階層で捜索していたが違和感に気づいていた、どうして今日はゴブリンが1匹も出てこないのか、どうしてモンスターの気配が全くしないのかとても不安で仕方がなかった。
そしてしばらく捜索してはじめてモンスターと出会ったがそこには2匹のゴブリンがいた
それを見た瞬間違和感が確信に変わった。
一階層ではゴブリンは1匹ずつしか出てこないはずだが今回は2匹同時に遭遇した
これはイレギュラーな事が起こっていると確信し、佐藤は2匹のゴブリンの後を尾行していた。
しばらくしてゴブリンは奥の洞窟に入って行った。一階層には洞窟が無いはずなのにと思いゆっくりと洞窟に入っていく
入ってすぐ思ったのが臭いであるとても異様な臭いがして吐きそうになるがなんとか耐えて尾行をしてたどり着いたのはとても大きな空間になっている場所だったそこで見たのは
ボロボロになっている友達2人の姿見だった
服は血で赤く染まっており手や足は曲がってはいけない方向に曲がっておりとても重傷だってことは一目で分かった。
すぐに向かおうと思った瞬間誰かに止められた
「何で止めるんだよ」と小声で言った
「これは罠だ、2人を助けにきた次の人間を襲うための」とゆうが答えた
ゆうたちも報告を受けてすぐに向かった、
佐藤はゴブリンを見つけてすぐに尾行したが僕たちは周りを警戒しながら佐藤の尾行を邪魔しないように後に続いていた
「じゃあどうしろって言うんだよ今行かないとあいつら死んでしまう、それだけは阻止しなければあいつらの親になんで言えばいいか」と深刻そうに言った
「あの二人なら大丈夫よ、確かに重傷だけど命の危険では無いわ、でも出来るだけ早くした方が良いのは確かだけどね」とエルが言った
「私天使だもの、回復魔法は使えるわ、でもそこまで上手く無いから助っ人を呼びたいのいいかしら」と言った。
僕と佐藤はお互いを見て首を縦に振った
「わかったわ、少しだけ待っててね」と言い
エルは片膝を地面につけて両手を合わせて指を絡ませて祈るような感じになった
瞬間エルの頭から光の輪っかが出てきた瞬間
「お願いマミー来て」と言った瞬間エルの周りから光が出てきた
そして収まった瞬間見えたのは金髪が腰まで伸びていて服装は異世界の天使がよく着ている感じの服でエルが成長したらどんな感じになるのかなと思った通りの天使が出てきた
そして「エルちゃんどうしたの?マミーを呼ぶなんてとても嬉しいわー」とエルに抱きつきながら言ったのだった
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