60話 クラスメイトの友達は昔に戻りたい

 クラスメイトを必死に庇う2人に僕は少しあいつのことを感心していた

 小学生であそこまで大人に対して出来るだろうか?いじめられてる同級生を見て担任に相談しても相手にされず、もしかしたら自分がいじめの対象になってしまうかもしれない状態でしかも単身で教育委員会に突撃していき問題を解決したと言うのも驚きだ。

 それがどうしてこんなにも捻くれた性格になったのだろうか?話を聞いた限りまだましだったがと思っと

「実は中学の途中からあいつの両親が離婚してしまってそれで荒れてしまってそれであの性格になってしまったのです」と言った

 「荒れてら前はどんな性格だったのですか?」と聞く

「荒れる前は僕たちはお互いの家に遊んでいたんですとても素直で真面目が取り柄のいい奴だったんです」と聞き驚いた

 今とは全く違う性格であったからだ、それほど両親の離婚が効いたのだろう。

 もし自分も両親が離婚するものならどうなるかわからないもしかしたら僕もあいつみたいになっていた可能性もあると考えさせられるものがある

「僕たちは思ったんです今度は僕たちがあいつを助ける番なんだってだからお願いします僕たちのお願いを聞いてください」と頭を下げてお願いしてきた

 「僕たちは何をしたらいいのですか?」と聞くと

 「今回の決闘で僕たちはあいつにお願いして3対3にしてもらいますので思いっきり勝負してください」と言われた

 「思いっきりっでいいの?」と聞くと


 「はい、コテンパンにしてもらっても構いません僕たちはあいつの心が動いてくれるまで絶対に負けないつもりで行きます」ととても強い決意がみられた

 「わかった明日はそのようにするよ」と言ったら

 「ありがとうございますそれでは失礼します」と言い僕たちは別れた

 「あいつもいろいろあっなのね」

 「そんなことあったら捻くれるのも仕方がないかと」

 「かわいそうと思う」

 「でもそれと小雪お姉ちゃんに迷惑をかけるのは違うと思うわ」

とみんなそれぞれの意見を言った

 「確かに色々あったと思うけどエルの言う通りそれで先輩に迷惑をかけるのは違うからね、明日はみんなよろしく頼むよ」と言ったら

「「「おーがんばるー」」」と張り切っていた

 しかし明日になってそのクラスメイトの友達が決闘に来ることがなくソワソワしながらクラスメイトは待っていたその目には何かあったのではないのかと焦りの目が見えていた

 そして分かったことはその2人はダンジョンに入って行ったきり戻ってきてないことだったそれを聞いたクラスメイトはすぐにダンジョンに向かっていった

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