40話 ゆう冒険者学校のダンジョン研修を知る

生徒指導室を出て幼女たちと別れたが、ピィが僕に抱きついて離れなようにガッチリホールドしてきたどうやら僕と離れたくないらしいが僕は「ごめんねピィ今から授業があってピィたちと離れないといけないの」と言うと

ガーンってした感じで目に涙を溜めてピィピィと泣いてしまった

 しかし僕は心を鬼にして「ごめんねこれは決まった事だから」といったらピィとテンションの低い鳴きをしてからリルたちが手を引っ張って他の教室に連れて行った。

 教室に入るとすぐに先生がやってきた

「もう少しで一年生の校内のダンジョン研修が始まります、これは上級生がついて校内のダンジョンに入ってもらいます、これはここの学校の伝統行事であるためゆるくやるが油断しすぎると怪我をする場合があるから気をつけるように」と注意した。

 「どの上級生と当たるとはその日にランダムで決まるから当日楽しみにしとけよースキルや異能も関係なしのランダムだからな」とのことだった、そういえば「先生幼女たちはどうしたら良いのですか?」と僕は聞いた

「幼女たちもこれには参加さてもらうから安心してくれだって小野田のモンスターなんだからじゃないとお前の命がいくつあっても足りないからな」とのことだった。

 確かに僕一人でダンジョンに行くのは危ない幼女たちに守ってもらわないと、なんか情けないような気がするが気のせいだろう

「それにピィも連れて行っても良いですか?」と聞くと「あの感じだったらお留守番とか出来ないだろうあの子達は行くのに」と言われ確かにと思ったらクラスのみんながピィ?あの子?って感じで頭を傾けていた

 すると先生が「小野田が新しいモンスターをティムしてきた聞いて驚け卵から待たれたての子だしかもとても可愛いハーピィの子供だ」と先生が高らかに宣言していた、するもクラスのみんながうぉーーと雄叫びをあげながら喜んでいた。そして質問攻めにあった

「どうやって卵を見つけたのか」「どうやって生まれたとか」などなど質問されたが全部昼休憩の時に言うからと言いひとまずおさまった

 そして昼休みになり幼女たちのが教室に入ってきた。リル、ユキ、ユニ、エル、ピィ、ていう順番でピィはエルの手を繋ぎながら来るとクラスのみんなピィに興味津々だったがピィがその視線が怖かったのか嫌だったのかわからないがぴぃゃーーーと大泣きをしてしまい僕の制服を涙と鼻水でびちゃびちゃにしたのだった

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