第34話 起きたら卵から魔物が生まれてた

起きると僕にぴいぴいと鳴いてる鳥みたいな子が僕に甘えてきた

 僕はどうしたら良いのかわからなくてとりあえず一階に降りたらフェンさんとクロさんがリビングにいた、「おはようございますふぇんさん、クロさん」と言うと「おはようございますゆうさん」「おはようございますーゆうさんー」とクロさんとフェンさんと挨拶をした。「実は卵から魔物が生まれてきまして」と言うと「あらあら早かったのねーどんな子が生まれたのでしょうかー?」とフェンさんが聞いてきた「私たちは魔物にも詳しいので思う存分頼ってくださいね」とクロさんも言った。

「じゃあお願いしますこの子なんですけど」

と言い見せたらぴぃ?と何なに?って感じですひと鳴きしたら「あらあら可愛い子ねー」

とフェンさんが言いそしてクロさんも「なかなか可愛い子ねこの子はハーピィかしらね」とクロさんが言った。

 ハーピィとは人間と鳥が合わさった感じの魔物で空を飛べる魔物でもある。だがこの子は生まれたてなのでまだ飛ぶことはできないと思ってその証拠に僕の後ろをてくてくと歩いてついてきてくるあらである

「あらあらゆうさんを親だと思ってついてきているのね」とフェンさんが言い「初めて見た相手を親だと思う典型的なことだと思うけどどうなんだろう」とクロさんが言った。

「実は目覚めた時にはもう生まれてきていて、しかも僕の顔の上で寝てたのですよ」と言ったら二人とも驚いていた「たまたまゆうさんの顔を1番初めに見てたのでしょうか?」

とクロさんが言い「でもあれだけ多くの人が寝てたのに1番先にゆうのところにいくかなー?」と二人はその子を見て不思議そうにしていた。

 その魔物は二人を見るとぴぃ?ぴぃ?と鳴きながら首を傾げていた。

 僕は「生まれたての魔物って何食べるのですか?」と聞いたら「それは赤ちゃんと同じよミルクから始まって離乳食で私たちと同じになるのよ」とのことだった。

 それだったら急いで色々買いに行かないとと思ってたらクロさんが「もう用意してるから大丈夫ですよ」と言い目の前には哺乳瓶にミルクが入っていた。

僕はやり方がわからないからクロさんとフェンさんにやってもらおうとしたら「ぴぃやーーーー」と泣き出してしまった。僕はわからずおどおどしていたらファンさんとクロさんは微笑みなかまら僕に哺乳瓶を渡してきた

「この子あなたから欲しいみたいよー」とフェンさんに言われた「ご指名だから仕方がないですね」とクロさんもニコニコしながら言った。

僕はその子の口に哺乳瓶を持って行ったらすぐに泣き止んで「ぴゅー」と凄い勢いでミルクを飲んでいったのであった

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