第8話 リル激おこです

 チャラ男を撃退してから10分歩いたところで冒険者ギルドに到着した。ギルドに入ると中に人たちが全員こっちも見た。僕はビクッてなったけどフェンさんとリルはなんで見られてるのだろう?って感じで見ていた。

そこからギルドのカウンターに向かって歩いているとヒソヒソと話声が聞こえてくる「獣人族だぞ」とか「やば、可愛い美人と美幼女」とかフェンさんとリルのことを言っている人もいれば「あの子供なんでそんな人たちといるんだろう」とか「羨ましいあそこ変わって欲しい」など興味のある目線と羨ましいそうな目線がある。僕は受付に並んで順番待ちをして自分の番が来た「本日はどのようなご用事できましたか?」と笑顔で言われ「モンスターをティムしたので登録して欲しい」と言った

「モンスターはどこにいるのでしょうか?」と言われるとリルが手を上げて「リルがゆーのモンスターなのです」とにぱーとした笑顔で言ったら受付嬢の人はフリーズして「お嬢ちゃんもう一度言ってくれるかな」と言うと

「リルはゆーのモンスターです」と大声で言った。そしたら受付嬢の人は僕の顔見ると「変態かロリコンか、警察に電話しないと」と言って慌てて「本当にモンスターなのです昨日ティムしたら今日人間になってたんです」と慌てて言っても受付嬢の人は聞く耳を持たなかった。

僕も昨日まではそうだったから人のこと言えないけどこのままだったら僕は変態のロリコンって肩書きになって人生終わってしまう。どうしようと思ってたらフェンさんが「本当のことですよー私たちはモンスターフェンリルですよー」と言った瞬間、周りがザワザワしていた。「おいフェンリルとか言ってるぞ」や「本当にいるんだ」とかみんな驚いている感じだった

しかしある冒険者が「フェンリルとか嘘つくなよただの犬の獣人だろ」と言ったのだった

その瞬間フェンさんは笑っていたがリルが顔を膨らませて私怒ってますって感じでアピールしていた。リルは「本当だもん私とママはフェンリルだもん」って言ってもその冒険者は鼻で笑って「本当なら証明してみろ」と言った僕は「どう証明したらいいのですか?」

と聞いたら「冒険者ギルドの地下にはモンスターとの訓練ができる場所がある、そこでお互いの同じモンスターを倒してその時間で勝負する」とのことだったリルは「それでいいと」やる気満々だった。

 フェンさんもニコニコしながら「いいですねー、楽しそうでー、まぁあの子が負けることはないので安心してくださいねー」と言ってた。本当に大丈夫なのかな

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