第33話【リターン】


日が登り、移動の準備は整った。


女や子供を馬に乗せ、重傷者は布団を敷いたトラックの荷台に座らせる。

怪我人を連れて歩けば一日以上かかる距離だが、これなら安全運転で行ったとしても数時間で到着するだろう。


「こっちは準備できました!」


康がトラックの窓から顔を出して手を振る。

昌也とコルア、エリエスも既にトラックに乗車しており、あとは発進を待つだけだ。


セクタスは周囲を見渡して取り残された人がいないことを確認すると、手を上げて合図を出した。


「よし、出発しよう!」


高らかに馬の雄叫びが響く。


セクタスが手綱を操って馬を走らせるや否や、他の者達も続々と後を追った。


「…ばいばい。アルマーナ」


セクタスと同じ馬に乗るユユは、どこか名残惜しげに振り向き、アルマーナへの別れを告げたのだった。




トラックの中、窓際に座る昌也も虚ろな瞳で遠ざかるアルマーナへと顔を向けていた。

その顔色は悪く、目の下には黒ずんだくまができている。

誰の目にも寝不足なのは明らかである。


「…マサヤ、眠れなかったの?」


「…ああ」


今にも倒れてしまいそうな様子の昌也を心配してコルアが声をかけるも、そっけない返事が返ってくるだけ。


「ラノウメルンまではまだ時間もかかるから眠ってもいいんだよ」


康も運転しながら横目で確認する。

しかしそれに対する昌也の反応はやはり「…ああ」と頷くだけであった。


まるで魂の抜けた脱け殻である。

その割に聖剣だけは肌身離さず握り締めているのが余計に皆を不安にさせた。


そんな昌也にどう声をかけていいものか分からず、康は車内の気まずさを誤魔化そうと音楽を流す。

陽気なBGMがほんの少しだけ重い空気を押し退けた気がした。




昌也はずっと、窓越しに外を見ていた。


そこに何かあるわけではない。

むしろ何も考えないために、過ぎ去る景色を無心で眺めることが何より落ち着くのだ。

誰かの言葉も、車内に流れる音楽も、耳に入る全てが雑音ノイズがかかったみたいに内容をはっきりと認識できない。


だがそれとは対照的に、剣から発せられているであろうジェイドの声だけは相変わらず脳内に嫌に響いた。


『守れなかった』


声は何の前触れもなく不定期に訪れる。

そのせいで昌也は一睡もすることができなかった。


例えるならいつ爆発するか分からない時限爆弾を抱えているみたいに、次にいつ声が頭に響くか考えるだけでおかしくなりそうだ。


『守れなかった』


「……うるさい」


「え?」


いきなり昌也がボソッと呟いたことに驚いて一同は振り向く。


視線を感じた昌也は「あ…」と気まずげに目を伏せ「何でもない」と誤魔化した。


再び外の景色に向き直ると、窓に映る自分の姿が一瞬ジェイドに見えて慌てて目を擦る。


『守れなかった』

『守れなかった』

『守れなかった』


…不意に、例の言葉が脳内ではなく隣から発せられた気がした。


「……っ!?」


隣に目をやり、昌也は息を飲んだ。


何故ならそこにいるはずのコルア達がおらず、代わりに自分が斬り捨てたはずの兵士達がこちらを見ていたからだ。

皆が皆血まみれで真っ赤な眼を向け、怨めしそうに睨んでくる。


「う…ぁあああっ!!」


恐怖のあまり昌也はとっさに剣を抜き、目を閉じながら兵士に向かって刃を突き立てた。


ブスリと肉を刺す感覚。


恐る恐る目を開けると兵士の姿などどこにもない。

目の前にいたのはコルアだった。


そしてその胸には…


「…マサヤ…何…で?」


自らが突き出した剣が刺さっていた。

コルアの胸から流れ出る鮮血が剣を伝ってボタボタと落ちる。


「違う…違う!そんなはずじゃ…」


訳がわからない現象にパニックになった昌也は、必死に首を振って起こった出来事を否定しようとする。

だが咳き込んだコルアが吹き出した血を顔に浴びて、その精神は限界に達した。


「ああぁああぁあ!!」




「マサヤ!!」


耳元で自分を呼ぶ声に反応し、昌也はハッと意識を取り戻した。


見ると、コルアと康、エリエスが心配そうにこちらを向いていた。

昌也が焦りながらコルアの体に目をやると、どこにも出血は無く、剣も鞘に収まったままだ。


「…あれ?俺…」


「ずっと眠ってたのにいきなり大声出してビックリしましたよ」


目覚めた昌也の様子が普段と変わらないのを見て、コルアがホッと安堵の息を吐く。


「俺…寝てたのか?」


「はい。1時間くらいですけど」


「そうか…」


…嫌な夢だった。


両手で顔を覆い大きく息を吐いた昌也は、背中が冷や汗でびっしょりと濡れているのを自覚した。


「ほら、ちょうどラノウメルンに着きましたよ!」


窓の向こうに見慣れた町が見えてくる。

だが昌也は窓に反射する自分の姿を見るのが怖くて、人知れず目を背けた。







「一体何事ですか!?こんな大勢引き連れて…」


皆を出迎えた図書館の司書ヒスタが、目を丸くして開口一番に言った。


驚いているのはヒスタだけではなく、自警団の男や町中の人達もぞろぞろと集まって何が起こっているのかと不思議そうな眼差しを向けてくる。


お互い見慣れないのもあって、ラノウメルンの住人とマーナ族がそれぞれ距離を置いて緊張しながら立ちすくんでいた。


「ごめんねヒスタ、これには訳があるの!」


トラックから降り立った康の肩上で、エリエスが声をかける。


「エリエス!もう旅が終わったんですか!?」


「いいえ。アルマーナでトラブルが起こって…」


「トラブル?」




エリエス達から事情を聞き、住人達の間でどよめきが巻き起こる。


「…つまり、マーナ族は全員赤の盗賊団で、王の剣との間に抗争が起きたと」


「ええ、そうよ」


話を要約したヒスタに、エリエスが頷く。


「じ、冗談じゃないぞ!あの赤の盗賊団をこの町に住まわせろと言うのか!?」


自警団の男が拳を強く握ってそう吐き捨てた

町の誰もが彼と同じ意見で、マーナ族の人々に対して嫌悪感をあらわにしていた。


この世界にその名を知らぬ者などいないほど悪名高き、赤の盗賊団。

虐殺と強奪を繰り返す、まさに悪の象徴とも言うべき存在を自分達の町へ引き入れるなど言語道断であった。


「追い出せ!」と何人かが言い放ったのを皮切りに、町全体がマーナ族への敵意を放つ。


「ちょっと待ってください!生き残ったのはほとんど女性や子供ばかりなんですよ!?」


怯えるマーナ族の人々を見て居たたまれなくなった康が声を上げた。


「そうですよ!大ケガしてる人もいるんです。早くお医者さんに見てもらわないと…」


コルアも必死に説得を試みるが、自警団の男は顔をしかめて首を横に振った。


「いくらあんた達の頼みでもそれはできない。アルマーナへ帰ってくれ」


「そんな…」


「………」


愕然とするマーナ族の人々を無言で注視するヒスタ。


康やコルアの言う通り、ここにいるマーナ族は女性や子供がほとんどで、男達も満身創痍。

ここで見捨てればきっと生きてはいけないだろう。

泣きそうになる子供達の顔を見て、ヒスタは足を一歩前へ踏み出した。


「…あなた方は今後二度と、犯罪行為をしないと誓えますか?」


その問いを受けてセクタスもまた仲間達を見渡し、一族を代表して答える。


「もし我々を助けてくれるなら二度と悪事を働かず、町の為に助力すると誓う」


「………」


腹の内を探り合うように視線を交わす二人を、周囲の人間は目を細めながら固唾を呑んで見守る。

やがてセクタスの真っ直ぐな眼を見て、その言葉が嘘ではないと信じたヒスタがフーッと息を吐いて肩の力を抜いた。


「…分かりました。あなた達の身柄、私が引き受けます」


「な……!?」


ヒスタの口から出た予想外の提案に、その場にいた誰もが信じられないような顔をした。


「多少窮屈ですが、この人数なら何とか図書館で生活できるでしょう」


「ちょっと待てヒスタ!一人で勝手に決め…」


「ここで彼らを見離せば、彼らは生きるためにまた盗賊行為に走ります。…今までだってそうです。皆がマーナ族を迫害して手を差しのべなかったから、赤の盗賊団が生まれた」


真に迫るヒスタの発言に、町の誰も言い返せない。


「私だってあなた達を蟲の毒から救うのを躊躇ためらいました…。でもおかげでお互いに変われたじゃないですか。今、赤の盗賊団を滅ぼせるかどうかは王の剣ではなく私達にかかってるんです!」


その言葉に、胸を打たれぬ者などいなかった。

あれだけ過熱していた町の敵意は嘘のように静まり、むしろ憐れみへと変化したではないか。

もはや誰も止めようとはせず、自警団の男も黙り込んでいる。


「………」


エリエスは、ラノウメルンに貸しのある自分達から頼むことで町の人達を説得しようとした。

だが実際はそんな打算的な浅い考えなど必要なかったようだ。

別れてからまだ数日しか経っていないというのに大きく成長したヒスタの姿に、エリエスは感慨深さを覚える。


黙り込んでいた自警団の男も静かに頷き、渋々納得した素振りを見せた。


「…お前がそこまで言うなら私達もできる限り力になろう。だがもし王の剣が盗賊団を狙って町に攻めこんできたらどうする?」


「そうですね…」と眼鏡をクイッと持ち上げ、少し考え込むヒスタ。


「図書館の地下にかくまってやり過ごしましょう。それに、この町には盗賊なんていませんから大丈夫です」


「…ね?」とヒスタはセクタスの方を向く。


いきなり話を振られると思わなかったのか、セクタスは慌てて「ああ」と返した。


話がつくと、ヒスタは康達のもとへと向き直ってはにかんだ。


「…こんな感じでどうでしょうか?」


「あ、ありがとうヒスタちゃん!」


「これで皆助かります!」


興奮気味に歓喜の声を上げ、ヒスタに礼を言う康とコルア。

エリエスも肩の上から賛美の言葉を贈った。


「この町にはもう私達の力は必要ないわね。あなたがいれば大丈夫」


ヒスタは照れ臭そうに笑った後、ふと先程からずっと無言で俯いている昌也が心配になって声をかけた。


「…昌也、どうかしたんですか?顔色が悪いですよ」


「………」


「昌也?」


「…ん?…ああ、昨日からちょっと寝不足なんだ」


ヒスタの呼びかけにやっと気付いた昌也は、ぎこちなく苦笑いを浮かべる。

目元にできた濃い隈が、まるで別人のような印象を与えた。


「寝不足…ですか」


何となく原因はそれだけではないような気がするが、本人が言うならきっとそうなのだろう。

だがラノウメルンに来てから終始言葉を発せず、心ここにあらず状態に見える。

自分の知っている昌也とかけ離れた様子に、漠然とした違和感を覚えるヒスタ。


「その剣はどうしたんですか?」


ヒスタは昌也の腰に以前までは無かった剣を見つける。


「貰ったんだ。アルマーナで」


「その剣どこかで…」


ヒスタが顔を近づけてまじまじと剣を観察していると、セクタスが言いにくそうに声をかけてきた。


「すまない、怪我人を中に運んでも構わないか?皆疲れきってて休息が必要なんだ」


「おっと…失礼しました。では中を案内するので、ついてきてください」


ひとまず住む場所が見つかったことで安堵の表情を浮かべるマーナ族の面々。

そんなやり取りを見て、もうマーナ族とラノウメルンは大丈夫だと判断した康が遠慮がちに手を上げた。


「じゃあ後のことは皆にお願いして、僕らは出発しても大丈夫かな?まだキッコルって町に運ぶ荷物が残ってるんだ」


「ええ。色々ありましたが、こんなに早く再開できてちょっぴり嬉しかったです」


ヒスタと共に、町の住人やマーナ族の人達も揃って康達の前に並ぶ。


「それじゃあ、あとはよろしくお願いします」


「ああ、ここまで本当にありがとう。この借りはいつかきっと返す」


康とセクタスが固い握手を交わす。

いよいよ次の町へ出発の時だ。


別れを察したユユが勢いよくコルアの前に飛び出してきた。


「コルア!」


「わっ、ユユ!」


走ってきたユユを受け止めるためコルアはその場に膝を落とす。

ユユは遠慮なしにコルアにしがみつき、胸に顔をうずめた。

腕に込められた力の強さから別れを惜しむ悲しみがひしひしと伝わってくる。


「…もう行っちゃうの?」


「うん…。でもきっとまた会えるよ!」


「ほんとに?」


コクリと強く頷くコルア。

寂しげな瞳に心が揺らぐが、これが最後の別れではないと自分にも言い聞かせ、コルアは立ち上がる。


コルアから離れたユユは昌也のそばに寄ると、どこか緊張した様子で目を伏せて話しかけた。


「…昌也兄ちゃんもありがとう。みんなを助けてくれて」


もじもじと身をよじるユユの頭をくしゃっと撫で、昌也は微笑んだ。


「これからはお前が皆のことを守るんだぞ。…元気でな」


昌也のことを見上げた際、太陽の光が眩しくて思わず眼を細めるユユ。


光の錯覚だろうか。


一瞬だけ昌也と重なって、父親の姿が見えた気がした。




トラックのエンジン音に驚いた鳩が、図書館の屋根からバタバタと飛び立つ。


鳩は空の上で何羽もの仲間達と合流し、共に

どこかへと向かって風に乗る。

大空を羽ばたく鳥達の下で、ラノウメルンの町から一台のトラックは走り去ったのだった…。










開いた窓の縁に、一羽の鳩が止まった。


「……!」


屋内にいた人物がそれに気付き、窓辺へと歩み寄る。

その人物は聖職者が着ているような黒のキャソックを身に纏った、見るからに高貴な風貌である。

しかし顔に白い仮面を着けており、年齢や性別など一切の素性が分からない。


鳩は仮面の人物が近寄ってきても一向に逃げる素振りを見せず、じっと窓枠に佇んでいた。

その人物は鳩をそっと掴み、鳩の足に付いていた何かを手に取る。


それは小さな巻き紙であった。


両手で紙を引き伸ばし、そこに書かれた内容を無言で見つめる。


「………」


やがて内容を理解すると、それを声に出して他の者達へと伝えた。


「…アルマーナにて赤の盗賊団の壊滅に成功。ただし聖剣は、鋼鉄の馬車に乗る男達とリノルア、そして魔力を持つ蛙に奪われたと…」


それは王の剣が放った伝書鳩であった。


任務についての報告を受け、巨大な円卓を囲って会議をしていた面々がざわつく。

誰も彼もが白の神聖な格好をしていて、その多くは老人である。


「…アスレイめ、しくじりおったな」


「魔界への進行が目の前に迫ってるというのに、聖剣の力が使えぬとは…」


「まあまあ、盗賊団が壊滅したなら、これでもう輸送馬車が襲われることもない」


さまざまな声が飛び交う中、昌也達の存在を疑念視する者達も少なくない。


「その鋼鉄の馬車に乗る者達というのは盗賊の仲間なのか?」


「リノルアはともかく、魔力を持つ蛙とは一体…」


「既に"竜騎手ヘイゼル"、"博識のヒスタ"には召集令を出した。その者達にも出してみてはどうか」


「聖剣を奪うような連中だぞ。令状に応じるわけがない」


「敵ならば早い内に始末しておくべきであろう」


一通り意見が出揃った後、老人の一人が部屋の最奥に位置する玉座へと向く。


「…王女のご意見は?」


玉座に座っていたのは、一人の女性であった。

陶器のような白い肌と、巻き上げた長い髪。

純白のドレスを身に纏い、頭上では銀のティアラが輝く。

その姿は神々しいという他なく、一目見た誰もが眼を奪われてしまうほどに美しい。


年齢は18歳もいっていないほど若く見えるにも関わらず、どこか冷たさを感じる瞳や出で立ちの良さから大人びた印象を受ける。


皆が王女へと視線を向け、その口から発せられる声を沈黙と共に待っていた。

王女の唇がピクリと動き、緊張が走る。


「…王の剣に仇なす者は、すなわち王の敵。手配書を回し、速やかに討ち滅ぼしなさい」


静かだが透き通るような美しい声が、静寂の室内に響く。


王女の意向を受け、すぐに手配書の準備が進められる。


"討ち滅ぼすべし"


昌也達の知らぬところで、彼らの運命を左右するような重大な決議がなされた。

円卓の老人達が再び議論に入ろうとした時、王女がもう一言付け加える。


「…ただし、その蛙には危害を加えず、生きたまま私の前へ差し出すように」


聖剣はともかく、何故蛙を?

と誰もが疑念を抱いたが、王女の決定は絶対だ。

反論する者など一人もいなかった。


「ではそのように致します。"エリエス王女"」


皆がこうべを垂れ、手配書に王女の文言が付け加えられた。


「…ようやく彼女を見つけましたね」


白い仮面の男が誰にも悟られぬよう、王女に向かって囁く。


「ええ、侵攻の時は近い。全ては平和の為に…」


王女も静かに呟き、密かに男の手に触れた。


巨大な城の塔の上。


聖都カトリシアでの出来事である。







「………」


夜。

少し気になることがあり、テーブルの上に一冊の本を広げてペラペラと捲るヒスタ。

ぼんやりとした蝋燭ろうそくの灯りを頼りに、闇の中で浮かび上がるページの文字を集中して食い入るように見つめている。


「ヒスター!トイレどこ?」


その時突然廊下から声がしたことに驚き、ビクッと体を震わせるヒスタ。

声の主はユユであった。


ヒスタはホッと一息つき、席を立って廊下へと向かう。


「ちょっと待っててください。トイレは…」


…テーブルの上に残された本が、とあるページを開いたまま固定されている。

そのページに記載されていたのは昌也が持つ聖剣と類似した絵と説明文。


"聖剣ガレディア


刃は白銀、つかは魂の魔石でできた剣。斬った相手の魂を吸い取り、蓄積させることで使い手の経験値と実力を底上げすると言われている。多くを殺すほどその力は増すが、精神が不安定になり幻聴や幻覚などに襲われる。どのように誕生したかは一切不明である"






…トラックに揺られ窓際で外の景色を眺める昌也の頭に、またあの声が響く。


『守れなかった』






第3章 完

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る