第6話 内心の声
お京は
(おめえら、何しにきやがったんだ!
まさか、あたいの昔をバラすつもりじゃねえだろうな!)
睨みながら目で訴えた。
(何、ビビってんだよ。はやぶさのお京と呼ばれたアバスレがよ〜〜〜。プププ。)
お玉もやり返した。
「うん?どーかしたの?京子?
なんだか怖いよ、、、。」
「いやだわ〜〜。あなたったら。
みなさーん、私の手作りのバナナケーキですのよ。お口に合うといいんですけどぉ。」
(てめえらみてぇなゲス女の口に合わねえだろうよ!)
「んまあ、なーんて、美味しそうざましょう?
ねぇ、みよこさん。」
(手前の手作り、毒仕込んでんじゃねぇだろうな?それとも、お前の鼻くそでも入れたかー!)
「あー、うまそうざますわね。
コインなんて入ってないざましょうねぇ?」
みよこも言い出す。
「あら〜、どうしてコインなんか?
お冗談が面白いですことぉー!
おーほほほほ。」
「冗談ですわー!おーほほほほーーー!」
三人のおほほが響き渡った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます