第6話 内心の声

お京は

(おめえら、何しにきやがったんだ!

まさか、あたいの昔をバラすつもりじゃねえだろうな!)

睨みながら目で訴えた。


(何、ビビってんだよ。はやぶさのお京と呼ばれたアバスレがよ〜〜〜。プププ。)

お玉もやり返した。


「うん?どーかしたの?京子?

なんだか怖いよ、、、。」


「いやだわ〜〜。あなたったら。

みなさーん、私の手作りのバナナケーキですのよ。お口に合うといいんですけどぉ。」

(てめえらみてぇなゲス女の口に合わねえだろうよ!)


「んまあ、なーんて、美味しそうざましょう?

ねぇ、みよこさん。」

(手前の手作り、毒仕込んでんじゃねぇだろうな?それとも、お前の鼻くそでも入れたかー!)


「あー、うまそうざますわね。

コインなんて入ってないざましょうねぇ?」

みよこも言い出す。


「あら〜、どうしてコインなんか?

お冗談が面白いですことぉー!

おーほほほほ。」


「冗談ですわー!おーほほほほーーー!」

三人のおほほが響き渡った。


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