おバカにつける薬は御座いませんが惚れた腫れたに効くのはこちらです

第３章 桜葉さくら

登場人物紹介とあらすじ（第２章まで）

　～～登場人物紹介～～

【朝日向（あさひな）悠陽（ゆうひ）】

本作の主人公。薬剤師の母親から譲り受けた朝日向調剤薬局を営む店長。今年28歳の男。馬鹿でスケベで守銭奴（ドケチ）というどうしようもない性格だが、太陽みたく明るい言動が唯一の救い。

　薬局と従業員を守るため2000万円の借金を抱えることになった。薬学部を中途退学しているため、薬局の店長のくせに自身は薬剤師ではない。

【水城（みずしろ）泉希（みずき）】

本作のヒロイン１号。朝日向調剤薬局の管理薬剤師。実質彼女一人で店を支えている。酒に弱いくせに不満があるとすぐ酒を飲んで酔いつぶれる。本作で一番のちっぱい。今年26歳になった。

【羽鐘（はがね）アイ】

本作のヒロイン２号。ＡＩＶＩＳという超高性能な女性型アンドロイド。グラビアアイドルや顔負けのナイスバディな絶世美女。徐々に感情が芽生え始めたようだ。なお乳首は無い模様。

【朝日向（あさひな）火乃香（ほのか）】

本作のヒロイン３号。数年前に蒸発した父親の再婚相手の連れ子。15歳の現役女子高生だが、休学中のため朝日向調剤薬局で事務員として勤務中。お胸の方は泉希とアイちゃんの中間くらい。

【片桐（かたぎり）たゆね】

本作のトラブルメーカー兼救世主。全ては彼女の掌で踊らされている。悠陽が背負っている借金2000万円の出資者。大学生だが祖父がＡＩＶＩＳ開発の第一人者で自身もグループ企業の役員。金持ち。

【岩永（いわなが）輝石（きせき）】

医薬品卸会社の配送員。若く真面目なイケメン男。アイちゃんに一目惚れして水族館デートを果たすが以降全く出番がない。恐らく殆どの読者が彼の存在を忘れていることだろう。

【朝日向（あさひな）社長】

悠陽の母親であり朝日向調剤薬局の創業者。悠陽の父親（夫）が蒸発したことを切っ掛けに難病を患い現在は愛犬のキキちゃんと隠居生活。薬剤師免許を持っている。

　～〜あらすじ〜～

　閑静な街に佇む朝日向調剤薬局。だがそこは経営の危機に瀕していた。なにせ薬局運営に欠かせない薬剤師が水城泉希一人しか居ないのだから。

　募集広告を出しても全く応募が来ない現状。諦めかけた悠陽は激安の薬剤師派遣を利用することに。一体どんな人間が来るのかと思いきや、やってきたのはナイスバディな絶世の美女！　おまけに仕事も完璧なまさにパーフェクトレディ！　だけど彼女はＡＩＶＩＳ（アイヴィス）という最新のアンドロイドだった？！

　ついでに蒸発した父親が亡くなり、父の再婚相手の連れ後である現役女子高生まで押しかけてきて、悠陽は彼女の保護者に抜擢された！

　かかりつけ患者の片桐たゆね（女子大生）からは謎の発明品の実験台にされて、薬局運営は今日今日とて天手古舞。

　そんな折に、アイちゃんの派遣契約が終了すると言う。彼女の派遣元会社が倒産するらしく、それに伴いアイちゃんは廃棄処分に。彼女を救うには悠陽が買い取るより他に手はない。悠陽は薬局を売りに出しアイちゃんを買い取ろうとしたが、片桐たゆねが融資してくれることに！

　2000万円という借金は背負ったものの、店と従業員を守ることが出来た。同時に泉希の想いに気付き、晴れて恋人関係になった。

　だけどそこへ何者かが現れた？！

　朝日向調剤薬局のドタバタ劇は、まだまだ終わりそうにない！

-------【TIPS：泉希の服薬指導メモ】-------

　読者の皆様、お疲れ様です。

　引き続き読んで下さり誠にありがとうござます。

　そして【プロット版】からお越し下さった皆様、再びお会い出来て嬉しいです。

　こちらの【完全版】は【プロット版】を加筆修正し構成も変更してます。

　ですが物語の大筋は基本的に変わらないので、【プロット版】をご覧くださった皆様はぜひ次話から御覧ください。

　改めまして、此度はお越し下さり誠にありがとうございます。お時間の許す限り、どうぞ本作をお楽しみ下さい。

※『近況ノート』にて朝日向火乃香ちゃんの設定資料を公開中です。イラストも添付しています。

https://kakuyomu.jp/users/hino-haruto/news/16817330669543987642