第8話Whose house


「始めましょう。といっても、昼間のギルドカードと同じように魔石に血を吸収させるだけだから」


 昼間にもらった指輪型とステータスの魔石を用意する。


「どうしてギルドカードを作った時に作らなかったの?」

「それはね。これよ」

「うん。母さんのは綺麗な赤だよね」


 普段から目にする機会があるため、アイナの魔石の色はよく知っている。


「ウィル、カリナ。あなた達の魔石も見せてあげて」

「父さんは茶色、カリナ姉さんのは青……緑?」


 ウィルの魔石の色は、はっきり木の葉を焦がしたような茶色だとわかるけど、カリナ姉さんの魔石の色は青か緑のどっちかわからないターコイズみたい。


「ステータスの魔石の色は、自分が契約している精霊の持つ属性に影響を受けるらしいのね」

「でも例外がある。普通、精霊は1つの属性に特化するんだけど、そうじゃない精霊もいるの」


 カリナがフェアーリルを呼び出す。


「この子も例外の一つ。精霊の属性はその精霊の特性に大きく関わるんだけど、精霊の特性が強すぎるとその精霊の持つ属性が何の属性かわからなくなる。ありがとう、フェアーリル」


 フェアーリルは、再び姿を消した。


「そして、そういう時はステータス魔石の色の対象が自動的に精霊から血を垂らした本人の魔力属性の特徴が大きく現れる。私の元々持っていた魔力属性は水に風に回復だから、その色が混ざってこの色の魔石になったの。そうよね、母さん?」

「ええ、そうよカリナ。よく勉強してるわね」

「あ……精霊との契約ができてなかったら」

「そういうこと。カリナが魔石を作った時は新人の受付の子が見たことない色に取り乱しちゃって、ちょっとした騒ぎになったのよ」

「ああ、そういえば今日の受付の子ってあの時の新人の子じゃなかったか」


 あの受付のお姉さんは僕たち家族に縁があるらしい。


「ええ、あの子も経験を積んで大丈夫でしょう、とは思ったんだけど。念には念を入れなくちゃ」


 精霊と契約していない、もしくは、精霊契約ができていない例外なのだから、慎重を期することは大事だ。

 ……しかし、血を垂らした登録者よりも、契約している精霊の色が優先されるというのも、混雑する精霊の色が除外されて登録者の特徴が現れるというのも変な話で、恣意的なようで、謎の多い魔道具だ。


「それじゃあ、そろそろ魔石に血をつけましょうか……手伝う?」

「大丈夫」

「り、リアム、私が変わってあげるわ」

「おいおい、それじゃあダメだろ」


 笑いながらウィルが「カリナの魔石ができちゃうだろ」と諭す。

 思わずクスッといきそうなところを我慢して、僕は針で指の腹を刺した。

 プクッと張力で丸くなっている血は当たり前だが赤い。


──血のついたステータスの魔石が、真っ黒に染まった。


「えっ!黒い!?」

「えっ!?」


 カリナが驚くような声を上げるから、吊られてこちらまで驚いてしまった。


「なんか浮いてる」


 ウィルとアイナが静かに見守る中、黒色に変わったと思われた魔石の中に白い光の粒子が浮かび始める。

 家族全員が再び魔石に注目する中、光の粒子は法則性を持った幾何学的な集合に収斂され始め、二重円に覆われた、中心の象りを囲う星型10角形の陣を描き出した。


「こ、これは!……なんだっけ?」


 ウィルの言葉に固唾を飲んだ3人は思わずコケそうになる。


「いや〜、なんか見たことがあるんだけど思い出せないんだ。なんだっけなー」


 バツが悪そうに右手で頭を掻きながら「ごめんな」と謝られてもさ。


「もぉ〜ウィル。これは基礎の魔法陣でしょ」

「父さんったら思わせぶりなことを言って。知ってた私まで構えちゃった!」

「そうだそうだ。いや〜悪い悪い」

「基礎の魔法陣?」

「その陣はね、魔法陣学を習うときに一番最初に習う陣なのよ」


 魔法陣学における基礎の魔法陣ということか。


「といってもあくまでそれは魔法陣を理解するための教材。その陣に魔力を流しても陣は光るだけで発動しない。昔のことだから全て正しいか……一番外の円は世界、星が触れている円は魔力、そしてその星の10個の頂点はそれぞれ基本の魔力属性を表していて……真ん中の象りは、終わり、だったかしら」


 円は世界の環、内の星型10角形の外接円は魔力、そして頂点が基本属性の10属性と……終わりってなんだ。


「終わりって何?」

「それは単純に術を終わりますよ〜って感じかな。魔力の流れを止めて完成させないと陣が壊れたり暴走しちゃったりするから」

「よっ、博識だね!」

「これでも元魔術師だから」


 そんなことを聞いてからもう一度、よく見ると、謎の象りはギリシャ文字の小文字 ζゼータのように見える……やっぱ気のせいかな?


「とにかくその魔法陣の理論を基に、変形したり文字を追加していくことで実用的な魔法陣ができているらしいのよ」


 アイナはウィルの褒め言葉に、昔取った杵柄だと照れながらも、その後も世の中の魔法陣の成り立ちをいくつか教えてくれた。


「ねぇ、もういいでしょ?私、早くリアムのステータス見たい!」

「よし、リアム。とりあえずステータスを見せてくれないか?」


 カリナにとってはつまらない復習だったのか、ステータスを見ようと急かしてくる。

 ウィルも置いてけぼりにされて居心地が悪かったのだろう。

 話題の転換にすかさず便乗する。

 僕は結構、面白かったんだけどな〜。


「そうね。それじゃあリアム、その魔石を指輪の窪みにはめて指につけて」

「でも、このままじゃ窪みに入らないよ?」


 指輪の窪みはどう考えても魔石が入る大きさじゃない。

 てっきりこの魔石を加工してからはめるものと思っていたので、不思議に思う。


「大丈夫だから窪みに魔石を当ててみて」


 カリナは楽しそうだった。

 ウィルとアイナもイタズラにかけるのを楽しみにしている、そんな表情をしている。

 僕は謎を感じながらも、言われた通りに魔石を指輪の窪みに当てた。


 窪みに触れた魔石が黒い光を帯びて溶け始める。

 溶け出した魔石はそのままどこかに溢れることはなく、次々と指輪の窪みに吸い込まれていった。


「うわッ!」


 溶け出した魔石に驚き思わず手を離す。

 魔石はその後も窪みに吸い込まれ続け、隙間なく指輪の窪みに収まった。

 指輪に収まった魔石からは先ほどの魔法陣は消え、元の黒い色をしていた。


「その指輪を指にはめて」


 実は指輪の輪も、僕の指より大きい。

 また、何かあるんだろうと察する。

 指輪を左手の人差し指にくぐらせると、輪が指の太さに合わせてサイズを変えた。


「ちゃんとはまったね。それじゃあ《ステータス》って声に出して唱えてくれる?」

「ステータス」


 直後、魔石が淡い光をもち、黒闇の中に星が散りばめられたような光の粒子を蓄える。

 同時に、目の前に半透明なボードが現れ、そのボードに何か書かれていた。


「スキル所得:スキル魔法陣《魔法陣作成》?」


 出現したボードに書かれた字を読み上げる。


「ああ、《魔法陣》は今、私たちが基礎の魔法陣について教えたからね。このスキルは少しでも魔法陣のことを理解すれば誰でも習得できるの。つまり『新しいスキルを覚えましたよ』ってこと……でも変ね。《魔法陣作成》は専門の知識がないと習得できないはずなんだけど」

「それってどんなこと?」

「私もそのスキルは持ってないし……人づてに聞いたことだけど、例えば水が沸騰すると泡が出る、とかだったかしら」


 沸騰して出る泡は水が熱によって状態変化し、気化した水蒸気だ──ってことだろうか。

 それって化学みたいに現象を理解するってことかな。

 簡単な事だけど、でも、もしそうだとしたら記憶のせいかもしれない。

 とりあえず「なんかよくわかんない」と誤魔化す。


「まあ、よく知らないことを考えていてもしょうがない!とりあえず、その下に出ている『確認』ってところに触れればステータスが出るはずよ」


 アイナの切り替えが早くてこちらも助かった。

 さて、ボードがテーブルと平行になるように調整して、ステータスボードに出た『スキル所得:スキル魔法陣《魔法陣作成》』の文字の下に出ている《確認》を指で押すように触れる。

 ステータスボードに触れた感覚はまるでスマホの画面を触っているような感覚だった。


Name:リアム Age : 7 Gender : Male


- アビリティ -

 《生命力HP》523 

 《体力SP》448

 《魔力MP》19万2501

 《筋力パワー》 420 

 《魔法防御》1万9250

 《防御》420

 《俊敏》8

 《知力》25

 《幸運値》%?_#


 《属性親和》全属性


- スキル - 

《魔法属性》

  《火魔法Ⅰ》《水魔法Ⅰ》《風魔法Ⅰ》

《雷魔法Ⅰ》《土魔法Ⅰ》《光魔法Ⅰ》

《闇魔法Ⅰ》《空間魔法Ⅰ》《回復魔法Ⅰ》

《無属性魔法Ⅰ》


《魔法陣》《魔法陣作成》《精霊魔法∞》

《複合魔法》


- EX スキル -

分析・解析アナライズ》《しょ

《テイム》《自動翻訳》


- ユニークスキル -

《???》


- オリジナルスキル - 

《カスタマイズ》


- 称号 -

《転生者》《精霊王の寵愛ちょうあい》《???》






 まずいッ!……て、《転生者》!?



 ウィル、アイナ、カリナは全員沈黙している。



 ・

 ・

 ・



 ステータスが明らかになってどのくらいの時間が経っただろうか。

 実際には数秒程だが、そう思ってしまうくらい時を長く感じた。



 ・

 ・

 ・


「なッ!何この魔力量!」

「幸運値も変なことになってるぞ!」


 アイナの声で現実に戻ってきたようにウィルが続く。


「属性親和全属性に魔法も基本属性全部ある!それに精霊魔法もおかしなレベルなんだけどッ⁉︎」


 カリナも上から順に読み上げて、ウィルたちに続いた。


 その後3人は開いた口をふさぐことも忘れ、その目が血眼になる勢いでステータスボードに食らいついていた。

 そして、一通り目を通し終えたのか、みんな魂の抜けたように動き出し、テーブルの椅子につく。

 アイナは額に手を当て、ウィルは天井を見上げカリナは下を向いて俯いている。

 3人とも、こちらから表情を確認することができない姿勢をとっていた。


「リアム……」


 真剣な声だった。

 アイナが額から手を離す。

 その仕草にビクッと震えた。


「すごい!こんな膨大な魔力に全属性。さらにEX スキルが複数に称号もち。オリジナルスキルなんて噂でしか聞いたことがないほど珍しいものよ!」


 身を乗り出して語るアイナに、違う意味でたじろいだ。

 なんか既視感デジャヴ


「そ、そうだな。す、凄すぎて父さんビックリしたぞ!」


 ウィルも、戸惑いつつアイナに続いた。


『気遣ってくれてるんだろうか……』

 

 僕は2人の百面相に驚きつつも、喜ぶように笑顔を見せる。


「ありがとう、父さん母さん」


 こちらのお礼に、3人も笑顔で応えてくれた。


「それじゃあ、その、リアム。上のスキルからスキル名に触れていってくれるか?」

「どうして?」

「ボードのスキル名なんかに触れることでそのスキルの詳細が見れるんだ」

「……わかった。やってみる」


 内心の不安を抱えながらも、スキル名に上から順に触れていく。

 スキル・EX スキルは属性魔法欄を除くとこんな感じ。


- スキル -

《魔法陣》:魔法陣を使用 描くことができる

《魔法陣作成》:既存の魔法陣以外に新しい魔法陣の作成を可能なスキル 一定の知識を認める

《精霊魔法∞》:精霊を介して魔法を使うことができる レベルは引き出すことのできる力を表す

《複合魔法》:複数の属性を混ぜた魔法を行使することができる 複属性構築には注意が必要

《鑑定Ⅲ》:人や物を鑑定することが可能 レベルによって鑑定できる項目量が変動する 使用量・知識量によってレベルは変わる 


- EX スキル -

《分析(アナライズ)》:魔力を通して生物や物などあらゆるものの構造を調べる なお構造解析は可能であるが理解することができるかは使用者に依存する

《知(ち)の書(しょ)》:この世界の知を収めるもの 使用者の知識として内容をインポートすることが可能 また知識の付加が可能 ※進化可能スキル

《隠蔽》:様々な人・物・魔法を隠蔽することが可能 

《テイム》:魔物をテイムする才能 またその呪文

《自動翻訳》:あらゆる言語を自動的に翻訳する


 次はユニークスキル の《???》。


- ユニークスキル -

《???》:???


 これに関しては説明も『???』で何もわからなかった。 


 そして、遂に《転生者》の番が来る。

 ……指が止まる。


「どうしたの?その《精霊王の寵愛》ていうの、早くみたいな」

「えっ?」


 転生者は?……思わず出そうになった言葉を飲み込む。


『見えてない?それともそこまで気を遣ってくれているのか……それはさすがにありえない』


 頭の中で、答えの出ない自問自答を繰り返した。


「リアム、もし見せたくなければ……別にいいのよ?」

「違う!大丈夫!」


 アイナも心配するように声をかけてくれる。

 とりあえずその場の流れに乗ることにした。


《精霊王の寵愛》

 精霊王の寵愛を受けしもの 



 4人全員が沈黙する。


「ッ!どうしたのあなたたち!?」


 その意味不明な説明文の前に、突然、3つの影が飛び込んできた。

 飛び込んできたのは家族が契約している精霊たちだった。

 ウィルとカリナも「モグリ⁉︎」「フェアーリル!」と驚いている。

 妖精型の火精霊"バルサ"は、背中に生えた羽でステータスボードの上を飛びまわり、モグラのような土精霊"モグリ"はボードに手をかけ覗き込んでいる。

 フェアーリルは一度精霊王の寵愛の上に止まったあと、向かい側、ひらひらとテーブルの空いている場所に飛んでいき、分体を作り始めた。


『ダメ・逃げる・これ』


 机の上にフェアーリルの文体たちが文字を描き出す。

 ……こんなこともできるんだ。


「あなたたちがリアムから逃げる理由ってこれなの?」


 ものすごく阿呆らしい理由だった。

 すると何か、精霊の王のせいで配下に当たる彼らに避けられ、契約もできず精霊魔法を使えていないと。

 それって本末転倒じゃない。


「……なんでリアムの精霊契約の時にその精霊王?は契約にこなかったんだろう。祝福の光も届かなかったらしいし」


 カリナの疑問に精霊たちは説明が難しそうに、ただその場でくるくる旋回したりキョロキョロしているだけだった。


 結局、最後に残った称号の《???》もユニークスキル同様、その説明欄は『???』だった。


「さあ、今日はもう疲れたでしょ。おやすみなさい、リアム」

「はーい」


 結局精霊王の寵愛と精霊契約との関係は謎のままに終わった。


 僕はリビングのドアの前に立ち、みんなに「おやすみなさい」と寝の挨拶をして廊下に出る。

 しかし、リビングのドアを閉めてから直ぐには部屋に戻らなかった。

 直ぐに頭の中で『ステータス』と念じて、急いで《転生者》の項目を押した。


《転生者》

 前世の記憶を持つもの または数千年に一度現れるかどうかわからない他の次元から迷い込んだ珍しい魂を持つもの この称号は称号所持者以外からは任意でしか可視することができない また迷い込んだ魂は次元を超えた影響で運命力を司る幸運値の算出ができなくなる ※オブジェクトダンジョンの交換所において特典あり《転生前の記憶を反映して交換所に新たな交換品が追加されます》


『よかった……見えてなかったのか……』


 転生者の説明にある可視不可を見て僕は座り込みそうになりつつもホッとする。

 すると、背を向ける扉の向こうから声が聞こえてきた。


「ウィル、カリナ……さっきはあんな風に誤魔化したけど、あのステータスと魔力は……異常よ ──。それに精霊王の寵愛だなんて見たことも聞いたこともない。オリジナルスキルだってそう……」


 淡々とした声でアイナが語る。


「ああ、わかっている。だからこそ、俺たちがいざってときに支えてやらないといけない」

「そうね。カリナ、あなたもリアムのステータスのことは誰にも言っちゃダメよ」

「……うん」


 真剣に見据えて話すアイナに、カリナは控えめな声で応えた。


「リアムのステータスを公にしていいのはリアムだけ。あの子の人生ですもの。それを選択するのも責任を持てるのもリアムだけなの。だからカリナ……あなたも自分の人生は自分で決めなさい」

「ッ!」

「あなたも私たちの家族よ。リアムだけじゃない。私たちはあなたの自由を一番に尊重するわ。でもその上で……リアムのことをお姉さんとして支えてくれると嬉しい」

「……うん!」

「ありがとう、カリナ。さぁ、あなたも明日があるから。もうお休みなさい」


 優しい声で微笑みかけられて、満足そうにカリナはゆっくり席を立つ。


「お休みなさい」


 テーブルについているウィルとアイナに寝の挨拶をして、カリナは自分の部屋へと戻っていった。


 ・

 ・

 ・


 カリナが自室に戻った後も、ウィルとアイナはリビングのテーブルに残っていた。


「ウィル、もしあの子のことがあなたの実家に知れたら……」

「大丈夫さ。実家と俺は縁を切った。あっちからもお払い箱同然だったんだから」


 どこか自虐するように答える。


「ごめんなさい。そんなつもりじゃなかった。もしものことを考えると……」

「わかってるさ」


 玲瓏れいろう夜半よわ、その日の夜更けは時が過ぎるのを忘れさせるほどの静寂に包まれていた。



ーーーーーーーー

一般的な6歳のステータス基準(成人)


- アビリティ -

 《生命力》500(1000) 

 《体力》500(1000)

 《魔力》500 (1000〜5000)

 《筋力(パワー)》 500(1000)

 《魔法防御》100:魔力の10%)

《防御》500:筋力と同等

 《俊敏》10(15〜20)

 《知力》10(15〜20)

 《幸運値》10(15〜20)


 《属性親和》2〜3属性

  ※基本変動しない 追加属性の練熟度によっては例外あり


- スキル -(スキルLv共通:Ⅰ〜Ⅴ, (∞))

《2〜3属性魔法》

  《x魔法Ⅰ》

《精霊魔法Ⅰ〜Ⅱ》


- EX スキル -

《基準なし》


- ユニークスキル -

 《基準なし》

 

- オリジナルスキル -

《基準なし》


- 称号 -

 《基準なし》

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