【第一部完】好きな幼馴染がバスケ部OBのチャラ男に寝取られたので、逃げ出したくて見返したくて猛勉強して難関私立に合格しました。「父さん再婚したいんだ」「別にいいけど……」継母の娘は超絶美少女でした

あとがき

最後まで読んでいただきありがとうございました。

10万文字のラブコメを書いたこと自体が初めてで――昔5万文字程度書いたのが最長だったと記憶しています――色々と至らぬ点も多かったことと存じます。

練習作品でもあるので大目に見て頂けると幸いです。

今作を書いたきっかけなのですが、世話焼き系ヒロインがラブコメでは流行っていると聞いていたのでどうずらすか?　その一転を考えていました。

結局

ヒロインが世話を焼く→主人公が世話を焼く

半同棲→義理の姉弟で一つ屋根の下

など微妙なズラししかできませんでした。

自分ルールで恐縮ですがキャラの名前も現ファだと、クラスメイトや歴史上の人物からもじってくるのが通例なのですが、今回は殆ど全員が幕末の人物です。

例えば主人公高須容保（たかすかたもり）は、陸奥国会津藩9代藩主にして京都守護代の松平容保（まつだいら かたもり）とその氏族、高須松平家から取った名前です。

ヒロイン鎌倉菜月（かまくらなつき）は鎌倉幕府と雪月花の『月』

お父さんは陸奥国会津藩8代藩主の松平容敬。

お母さんは鎌倉幕府と雪月花の『雪』

友人キャラの西郷栖雲（さいごうせいうん）は会津藩家老の西郷頼母とその号、栖雲から

川崎（かわさき）・スペンセル・八重（やえ）は新島八重と彼女の旧姓『山本』そして彼女が使用したスペンサー銃のオランダ語読みスペンセル・カーバインからなど相変わらず自分の中での語彙が少ないですね。

　もっとヒロアカの瀬呂範太（せろはんた）個性（能力）セロハンテープぐらい名が体を表すぐらい直球なネーミングが自分で出来るといいのですが……

元々のタイトルは　

家事万能な俺、学校一の美少女に料理を振る舞ったたら胃袋を摑んでしまったようです。『容保くん今晩のご飯はなにかしら？』

キャッチコピー

ポンコツ美少女の胃袋は美味しい料理に捕まれました。

で、ないようなんですがこの2案を天秤にかけていました。

１　家事万能な高校二年生。高須容保（たかすかたもり）は両親の都合で一人暮らしをしていた。

ある時【A～G】と疑似的な共同生活を送ることになり、容保の日常は非日常へと傾いていく……

A【お隣に住んでる子】

B【親の再婚でできた姉or妹】

C【義理の妹】

D【許嫁】

E【預かる事になった親の知り合いの娘】

F【親戚の女の子】

G【幼馴染】

２　家事万能な高校二年生。高須容保（たかすかたもり）は家庭の事情で父子の二人暮らしをしていた。

親の再婚で、同級生の少女。と疑似的な共同生活を送ることになり、容保の日常は非日常へと傾いていく……

はい。こんな感じで再婚に決まった時も妹系で行くか姉系で行くか途中まで悩んでいました。

・二人の少しぎこちない日常。

【日常の世界】

・付き合っていた幼馴染と別れ意気消沈。

・父親の再婚の話を聞かされる

・そのことを親友に相談する。

・会食で学校一の美少女ヒロインにあう。

・年頃の男女のぎこちない同棲が始まる。

・家事の分担を話し合い当番制となるがヒロインの料理が不味い

・家事は主人公、掃除はヒロインとなるがそれも満足にできず二人が衝突する。

・気まずい関係の中、家事は主人公、買い出しと自分の分の洗濯はヒロインという暗黙の分担が出来て来た最中、無神経な主人公が放置されていたヒロインの下着を干してしまう。

「デリカシーのない人ね！」

「干してやったのに……」

こんな感じでプロットを切っていたのに完全に別物になっている……どうしてこうなった？

一応、ここまで決めた後に結末部分のボランティア活動で外部と遣りあうと言う結末を決めた後はライブ感で書いていました。（大体他の作品もそう）

23年7月22日まで【俺だけヘルモードな件～鬼畜難易度ですがその代わり確定レアドロップで最強です。病気の妹を治すために裏庭のダンジョンに潜りポーションを手に入れたい。借金一億あるけど現代のゴールドラッシュなので余裕で返す】と言う作品を40万文字を3月3～7月22日の約4か月強連載させていただいた後、7月一週から悩みながら書き始めたのが本作でした。

大体1か月程度で10万文字書き上げるのですが2か月以上書き上げるまでにかかってしまい。

カクヨムコンに投げることにしました。

ラブコメで10万文字書き上げること、

キャラを立たせること

出来るだけ読みやすい文章にする

この三点を個人的目標に据え私自身が書くためにストリーとキャラクターを考えました。

サラなんかは個人的な好きを詰め込んだキャラクターで、同じタイプのヒロインとしては何度目かの流用キャラクターでもあります。（次回作のラブコメでも転生しているし……）

友達にも父親にも「ラブコメしてねぇ」「ラブコメとは（意訳）」と言われた本作品では御座いますが、この作品があってこその書いた順では次回作の【小市民な悪役貴族によるスマート領地経営～悪の帝国の公爵家に転生した俺は相伝魔法【召喚魔法】で最強になる。やがて万魔の主と呼ばれる俺は、転生知識で領地を改革し破滅の未来を回避する～】に繋がる作品になったと思っています。

次回作はカクヨムコン9と言う恐竜の時代が終わり、哺乳類の時代が来る前の空白期間、天下を取ったディアトリマのように不毛の荒野を荒らしに行く予定ですのでお楽しみにお待ちください。

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