第4.5話 交換後のLIME会話

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陽『よろしくお願いします!』₁₆₅₈


      『すまない!返信が遅れた。 蘭

    ₁₇₃₂ よろしく』


陽『いえいえ、全然大丈夫です

  よー!よろです!』    ₁₇₃₄


陽『用事お疲れ様です』₁₇₃₅


 

    『いやいや、そんな疲れるもの 蘭

  ₁₇₃₅ じゃないから大丈夫だよ。』 


陽『ちなみにどんな用事なんで

  すか?』         ₁₇₃₅


    『ただの買い出しだよ。食材が 蘭

     無くなったから帰りに買って

  ₁₇₄₀ きてくれって言われてて。』


陽『そうなんですね!でも食材

  が無くなったって急すぎま

  せん?』         ₁₇₄₂

    

    『そうなんだよ。カレー作りた 蘭

     いんだけど玉ねぎがないから

     買ってきて、っていわれてね。

  ₁₇₄₅ ほんと急すぎるよ。』


陽『それは・・・災難でしたね』₁₇₄₆


    『ああ。ほんとだよ。お昼に  蘭

     送られてきてたんだけど、

     陽葵と交換してなかったら

  ₁₇₅₀ 完全に忘れてたよw』


陽『それはまた・・・タイミン

  グがよかったというかなん

  というか・・・ww』   ₁₇₅₃


  ₁₇₅₃ 『何とも言えないなぁwww』 蘭


陽『まあ、結果忘れてないです

  しよかったんじゃないです

  か?ww』        ₁₇₅₄


     『そういうことにしておこう 蘭

  ₁₇₅₅  かwww』


     『ごめんご飯に呼ばれたから 蘭

  ₁₇₅₈  1時間くらい返信できない』


陽『了解です!僕もご飯食べる

  ので1時間後くらいにまた

  お話ししましょう!!』  ₁₇₅₉


     『わかった!じゃあ1時間後

   ₁₈₀₀ に。』


陽『はい!』


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蘭side


ふふっ『またお話ししよう』か・・・嬉しいことを言ってくれるじゃないか。




・・・・・・


やった~~~~!!!ちゃんと陽葵とお話しできた!!

男子のLIMEは持ってるけど事務連絡くらいにしか使わなかったし、まともに会話したのってたぶん陽葵が初めてだからめちゃくちゃ緊張したけど・・・


自然に会話できた!!よくやったぞ蘭!そのままベッドでジタバタしてしまう。

ご飯で呼ばれたことなんて頭から完全に消え去っていた。


あ~~~~~~~~幸せだなぁ・・・でも会いたいなぁ・・・


「おねえちゃ~~~ん!!?部屋でジタバタしてないで早く降りてきて!!

 ご飯だよ~~~~~~~!!」


・・・あ、そうだった。ご飯だご飯。


「わかった~~~!!今降りる~~~!!」


ダッシュでリビングまで下りる。


「もう!!遅いよお姉ちゃん!一回呼んだの聞こえなかったの!?」

「いや、聞こえてました。」

「じゃあその時に降りてきて!!何に夢中のなってるかは知らないけど、せめて返事くらいしてよ!!!」

「申し訳ない・・・」


澪に怒られてしまった。


「今日はカレーだよ―――ってお姉ちゃんが買い出ししたんだから知ってるか。」

「ああ。いきなりすぎだよ全く。」

「エヘヘ、ゴメンなさい。」


全く悪びれた様子がない。私に苦手なものを買いに行かせたというのに・・・

まあ作ってくれるだけありがたいし、仕方がないな。


「私も、澪様がカレーを作るということは前々から知っていたのですが確認が遅れました。申し訳ございません。」

「いや、辰巳さんは悪くない。直前まで冷蔵庫を見てなかった澪が悪い。」

「は~い私のせいで~す。さ!食べよう食べよう!!」


話をそらしやがって・・・全く


「では、私は主人様をお呼びしてまいります。」

「うん!おねが~い」


呼びに行ってすぐ、お父さんが降りてきた。


「お!おいしそうなカレーじゃないか!お父さんお腹空いてきたよ!」

「うん・・・で、ゴメンなさいお姉ちゃん!先に謝っとくんだけど・・・」


ん?基本笑ってごまかす澪が先に謝ってきた?何かすっごく嫌な予感がするぞ?

多分何かやらかしたんだろうな・・・


「で?なにをしたんだ?」

「うん。その・・・お姉ちゃんの分、玉ねぎ少なくするの忘れてた。」


ガーン・・・う、うそだ・・・


い、いやでも・・・私も陽葵のことに気を取られすぎて言ってなかったから澪だけが悪いわけではない。それに玉ねぎは苦手だがカレーが不味いわけじゃない。


「まあ、仕方ないよ。私もちゃんと言ってなかったからね。次カレー作るときは言うから気を付けてくれると助かるよ。」

「はい!気を付けます!」


ああ、陽葵とお話ししたいなぁ・・・


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陽『カレーはおいしかったです

  か?』          ₁₉₀₀


     『美味しかったよ。苦手な玉 蘭

   ₁₉₀₁ ねぎが多いこと以外はね。』


陽『玉ねぎ苦手なんですか!』₁₉₀₁


     『そうだよ?だから私はわざ 蘭


     わざ苦手なものを買いに行

     かされたんだ。ひどくない

   ₁₉₀₂ か?』


陽『ひどいです!両親にはな

  にか言われました?』  ₁₈₀₂


     『いや、特に。ありがとうだ 蘭

   ₁₉₀₃ けだったよ。』 


陽『ええ・・・あんまり悪い

  と思ってなさそうなのが

  また・・・』      ₁₉₀₄


     ₁₉₀₄『タチがわるいよね。』  蘭


陽『はい!』₁₉₀₄

 

      ₁₉₀₅『ひどいよね!?』 蘭


陽『ヒドいです!』₁₉₀₅


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陽葵side


あの後、9時までお話ししました。

なんでも、蘭さんの家では9時以降は特別な用事がない限り使わないようにしているとのこと。


蘭さんは文面からでも伝わってくるほど寂しそうでした。かわいいです。


なんというか、蘭さんは意外に犬系の寂しがり屋なのかもしれません。狼みたいな大型犬がしょんぼりしている姿が思い浮かんで密かにツボってしまいました。


「おっふろ~おっふろ~」


そろそろお風呂に入る時間です。

ご飯は蘭さんと同じタイミングで食べてました。ちなみに焼き鮭でした。


「あら、もうお風呂に入るの?いつもはもう少し遅いじゃない。」

「明日から朝早いですし、今日は早めに寝ようと思いまして。」


そのままお風呂で髪も体もじっくり洗って、じっくり乾かした後寝る準備をしてからラノベ時間なのですが・・・今日はやめておきましょう。


「さて・・・明日からお弁当を作らなくては。」


そうなんですよ。小中は給食だったのでお弁当を作れるのは行事の時だけだったんですが、明日から毎日作れます。楽しみです!


ああ・・・早く明日になりませんかねぇ・・・

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