第2話

赤色に染まる空、赤く染まる海

 すべてを赤色に染めて欲しい・・・・

   私にとって赤色は特別の色

                 by???






 月乃藍那は殺人鬼 

   第二話 ウサ吉VS 月乃 藍那





「私を変態呼ばわり絶対に許さない・・・・・」

「だって君本当に変態そうだもん」

ウサ吉に対して藍那さんは微動だにせずに居た

「さ~てと早く終わらせて君のご主人様とやらの情報を吐いてもらいますか」

「キャハハハ出来るものならやってみな~」

ウサ吉が言いながら右ポケットからレンチを取り出し藍那の顔面に一直線に投げつけて来た

「おっと・・・危ない危ない」

藍那はウサ吉が投げてきたレンチを間一髪避わした

「も~~私じゃなかったら避けきれてないよ?それはそうと

右ポケットからレンチが出て来たけど?他にもそのポケットから何かが出てくるのかな?」


藍那がウサ吉のポケットを気にしていた

「キャハハ私のポケット気にしていると足元注意した方が良いですよ~キャハハ」

「何言ってん・・・うわっ・・・ワイヤートラップ??」

ウサ吉が仕掛けたワイヤートラップに引っ掛かってしまった

「嘘~~~久しぶり過ぎて感覚鈍っちゃったのかな??」

「藍那さん大丈夫ですか??」

晴夏ワイヤートラップに引っ掛かった藍那を心配していた

「大丈夫すぐ解くから・・・・アレ・・・・解けない・・・?

嘘嘘嘘何で解けないの・・・・晴夏君・・これどうやって解くんだっけ??」

藍那は晴夏に助けを求めて来た

「知りませんよ!!」

「そんな~~」

藍那はがっかりしていた

「クソ~~早く解かないと」

「キャハハ解くなんてできる分けないじゃないですか」

ウサ吉が嬉しそうに話しかけて来た

「そのワイヤーは特別製なんですよ~キャハハお姉さまにも解くことが出来ないのでそこで大人しくしていてください

晴夏先輩を痛め付けた後次はお姉さま同じようにしてあげますからね~キャハハ」

と言いながらウサ吉は晴夏の方へ歩き始めた

「晴夏君逃げて」

藍那は晴夏に逃げるよう指示した

「でも・・藍那さんは?」

「私の事は心配ないよだから早く」

「分かりました」

晴夏は藍那の言う通り隠れていた場所から全力で逃げた

「さぁ~てこのワイヤーどうやって切ろうかな~私が持ってる道具でも切れそうにないしな~・・・・」

「何かお困りかな~~~??」

何処からが声がした

「お困りなら助けてやってもいいけど~どうしようかな~

どうするお姉ちゃん?」

「人として助けるのは当たり前だけど~あの殺人鬼がね~」

「はぁ・・・あんたらか何しに来たの?私を茶化すために来たのなら帰りな」

「そんなこと言って~本当は助けて欲しんでしょ~」

「そんなわけ・・・・」

「助けて欲しかったら素直になるのもいいことだよ」

「さっすが~お姉ちゃん良いこと言う~~」

「良いこと言う~じゃない私を助けて何か見返りとか求めて無いよね??」

「い・・・いや~そんなこと・・な・・・ないけどね・・お・・・・お姉ちゃん」

「た・・・確かに・・・な・・何も・・・借りなんて・・つ・・・作ったところで~~」

「何で二人とも目が泳いでいるの??」

「べ・・・別に~・・・」

「ハイハイ分かりました借りでも何でも作ればいいでしょ」

「そう来なくちゃ」

藍那は情報屋の二人に助けられた

「よーしこれで動けるはず」

「で?私を助けて何が目的?」

「目的ね~それは・・・ひ・・・み・・・つ・・・」

「は?」

「ごめんね~殺人鬼ちゃんこの子秘密主義だから~」

「お姉ちゃんは黙ってて」

「も~~この子ったら好き・・・」

「お姉ちゃんにそんなこと言われたら~~恥ずかしい・・と言うわけで殺人鬼今度お前に依頼するからよろしくな~~」

「はぁ・・・分かったよ・・・」

そのころ晴夏は・・・・

「キャハハ晴夏せんぱ~い何処に逃げても無駄ですよ~キャハハ」

晴夏はウサ吉に追い回されていた

「どうしよこのまま逃げてもらちが明かないとりあえず屋上に逃げるしか・・・」

晴夏はウサ吉に追い回されながら全力で階段を上った

「はぁ・・・はぁ・・・屋上に来ても・・・」

「晴夏せんぱ~いみ~つけた~キャハハこれでようやく痛めつけられる・・まずは腕と足を切り落として・・・そこから壊れるまで背中の皮膚をえぐって~そんでずっと私の物にするの永遠に私と一緒・・・考えただけでゾクゾクしてきた・・」

ウサ吉はおぞましい事を想像していた

「な・・・何言ってるか分からないんだけど」

「あぁぁぁぁはぁ・・・はぁ::本当は家でやりたかったけど丁度ココに居るのは私と晴夏先輩の二人きり・・・もう・・我慢できない良いよね・・良いよね・・・ご主人様も許してくれる・・・」

ウサ吉は興奮しながら話してきた

「お・・おいうウサ吉

「なんですかぁ~~?」

「お前俺の事狙ってんだろなら俺が死ねばお前は俺を殺すことも出来ないそうだろ??」

「ま・・・まさか・・・」

「あぁそのまさかだよ今まさに屋上から飛び降りればお前に殺されずに済む」

「や・・・辞めろ・・・辞めろ・・・」

「悪いな里奈俺どうしようもない兄で・・・・」

「い・・・嫌ーーーーーーー」

ウサ吉の悲鳴と共に晴夏は屋上から飛び降りようとした

「未だ自殺何て早いよ晴夏君まぁ~でも~その勇気は賞賛に称えるけど命は大事にね」

「あ‥‥藍那さんどうして吊るされてたんじゃ」

「まぁま~色々あって無事脱出~なんちゃってアハハ」

藍那が言うと晴夏は泣きながら

「あ・・・藍那さんが無事でよかった・・・お・・俺ここまで一人で・・・」

「そうだねよしよし・・・でどうする?ウサ吉ちゃん」

藍那はウサ吉に問いかけた

「・・・・・・・・・・また・・・・・・また・・・・私の・・・・・・邪魔を・・・・許さない・・・・許さない・・・・許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない・・・・・ハハキャハハキャハキャハハもういいやここで二人とも殺せば・・・・・・」

「うわぁ~怖~これが重度のメンヘラってやつもしくはヤンデレか?」

「藍那さん煽ってる場合じゃ」

「分かってる」

「もういい死ねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

「藍那さん」

「あぁ」

ウサ吉が藍那晴夏に向かって走り出した

「すーはーー」

「藍那さんさっきまでと全然違う威圧感・・・・」

「キャハハこれでおしまいだぁーーーキャハハハ」

「おしまいは君の方だよ?」

「な・・・・あんな至近距離を・・・避けた??」

「さてとこれで」

「いつの間に背後に・・だけどこれ・・・・で・・・・え?私の・・・血・・?あの一瞬で私を刺した・・・?」

ウサ吉も訳が分からなくなっていた

「これで終わりだ」

「藍那さん・・・」

「あぁ分かってる・・ウサ吉ご主人様は誰だ?答えろ」

藍那はウサ吉に問いかける

「はぁ・・・はぁ・・ご主人様はこの世界のどこかに居る・・・そして

私を殺しても次の刺客たちがお前ら殺しに来る・・・はぁ・・・はぁ・・綺麗な赤・・・私が求めていた・・・赤・・・・・・・・・」

「ねぇ夜宵」

「なぁ~にお母さん」

「夜宵はどんな色が好き?」

「ん~~空色~」

「どうして?」

「お父さんとお母さんと空の下で一緒にお出かけができるから」

「そうか」

「お父さん」

「お前は将来は良い画家になるかもな~」

「ちょっとお父さん」

「悪い悪い」

「夜宵良いかよく聞いてね」

「う・・うん」

「お前は将来何になるか分からないがお前の人生は夜宵お前が決めろ良いな!1」

「将来の事なんて未だ分からないよ」

「それもそうだな」

「夜宵私たちは貴方が生まれてきて本当にうれしいのよ」

「ああぁ夜宵はこの家で一番の宝物だ生まれてきてくれてありがとう」

「も~お父さんお母さん急に何どうした・・・・・の・・・・」

「お父さん・・・・・・お母さん・・・・・?」

「夜宵逃げるんだ・・・・・」

「お父さん・・・・?」

「早く行くの」

「お母さん・・・・?ヤダ・・・ヤヨも一緒に行く・・・・」

「ダメだ・・・」

「良い夜宵これからどんな人生でも息詰まることはあるだけどこれだけは忘れないで欲しい・・・」

「私たちがついてることを」

「お父さん・・お母さん・・・」

「あ~あこの家金持ちって聞いてたけど大したものね~な~

ってアレ?ガキが居るな~ったくよ^ガキが居るなんてきてね~よまぁ良いやガキもついでに」

「お前か?」

「私のお母さんとお父さんを殺したのは」

「ああぁそうだとも」

「何で・?殺した?お父さんとお母さんは何か悪い事でもしたの?」

「はぁ?何言ってんだガキただ計画の邪魔だから殺しただけだ安心しろお前も親のところに送ってやる」

「許さない・・・・許さない・・・」

「何言ってんだ?何も出来ないのに何言ってんだ?大人しく

親のところに・・・・・え?・・・腕が俺の右腕が・・・あぁああああああああああああああああああああああああああああああ」

「ハハキャハハこの快感・・・楽しい・・・」

「辞めろ来るな・・・来るな・・くるなぁあああああああ」

・・・・・・あれ?・・・・・・・もう死んじゃった・・・・・・・・・・・・・・楽しくないな~・・・・・・・・何か楽しい事・・・・・お父さんとお母さんの倒れてる・・・あ・・・良い事思いついたこれで又楽しく遊べるしずっと一緒に居られるね・・・・・

「ああぁ懐かしいな私が最初のころ殺した奴の記憶・・・お父さんお母さん私もそっちに行くからね・・・」

ウサ吉はそう言いながら息をひそめた・・・

「藍那さんこれでようやく・・・」

「そうだね・・晴夏君少しいい?」

「何ですか?」

藍那は晴夏にナイフを向けて来た

「藍那さんこれは何の冗談ですか?」

「晴夏君に私の正体ばれたから隠ぺいしとこうと思って」

「それでナイフを向けているんですね」

「あぁ」

俺はこのまんま殺されるのかもしれないだけど死んでは行けない理由がある妹を探すため

「藍那さん俺は死ねない居なくなった妹を探すために・・・」

「いなくなった妹さんか・・・・」

「ハイ妹は表上死んでいることになっているんです」

「ほう・・・」

「だけど俺は妹が何者かに連れ去られてたのを見ました俺が近くに居たのに何も出来なかった・・・」

「それで連れ去られたと・・・」

「ハイ」

藍那には事情を説明した

「なるほどね・・あてのない妹・・・生きているか分からない・・妹」

「ハイ」

「私に関係ある?」

「今回ウサ吉は俺を標的にご主人様の依頼とも言っていました」

「それで」

「そのご主人様は何か知っているんじゃないかと・・・」

「ま~ね・・で?私にどうしろと?

「依頼です・・・」

「は?依頼?お金はあるの?」

「お金は無いんですけど・・・」

「お金が無いならい依頼なんて受けられないよ?」

「依頼料いくらぐらいですか?」

「ざっと六十万」

「た・・高い・・」

高校生が払える金額ではないことは確かだ

「借金してても返します・・・」

「借金ね~はぁめんどくさいから条件付きでどう?」

「分かりました依頼をお願いしたいのでなんでもします」

「今なんでもって言ったよね?」

「言いましたけど」

「ニッヒヒ」

何だかヤな予感がする・・・・

「え??」

「何だ嫌か?」

あまりにも唐突過ぎて思考回路が追い付かない

「え?もう一回言ってもらって・・・」

「だ~か~ら私の彼氏になれそした依頼料チャラにしてやるこれが条件だ」

「わ・・分かりました」

「よしこれからよろしくねダーリン」

これが殺人鬼月乃藍那と俺晴夏との出会いであり始まりの物語である・・・





「お姉ちゃん・・・何だかすごいことになったね~」

「そうだね~」

「これからどんな物語に」

「なるのやら」

「ワクワクと」

「ドキドキが」










「止まらない」






メグ音です・・・・特に言う事無いんですが続き書くのめんどくてゲームに逃げてました・・・・・・後FF16楽しい

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