第1話
月乃藍那は殺人鬼
第一話殺人鬼殺しの殺人鬼月乃藍那
未来は誰にも分らない自分でも分からない
自分の選択で未来や運命を変えることができるので
あろうか??
「お兄ちゃん助けて・・・・」
何度も同じ夢を見る何故助けることが出来なかったのか
夢でありたかった夢であればやり直せたかもしれない・・・・
「又あの夢繰り返すあの夢何度でも繰り返す
妹が連れ去られた日何もできずにいた無力の自分がいた」
「お~~い晴夏朝だぞ早くしないと学校遅刻するぞ~」
「分かった~」
もしもこの世界に妹が居たら今の生活が変わっていたのだろうか?
それとも又違う生活になっていたのだろうか?
「父さん母さんおはよ~」
「おはよ~晴夏」
「おはよう」
妹が居なくなってからの生活は相変わらず変わりがない
けどどこかでは妹が居れば楽しいのかなと少し思う
「晴夏 里奈に挨拶した??」
「あ・・未だしてないや」
「早くあいさつしちゃいなさい」
「は~~い」
父さんや母さんは知らない里奈が連れ去られたこと表上は里奈が交通事故で亡くなったことになっているが実際里奈は知らない奴らに連れ去られているその話は父さん母さんは知らない
「おはよう里奈そしてどこかで生きていると信じてるからな」
「晴夏学校はどうだ?」
「あぁ・・いつも通り普通に楽しくやっているよ」
「そうか」
「何かあった??」
「嫌楽しければ良いよ」
「そう??」
結局父さんは何が言いたいのか分からなかった
「晴夏そろそろ行かないと遅刻するよ」
「あ・・・・もうそんな時間かそれじゃ行ってきま~~す」
「いってらっしゃい」
こんな平穏な一日が続けばいいとも思ってしまう
「今日のニュースです今日○○市の路地裏にて男子高校生三人組の遺体が発見されました 警察はこの事件に関して同一人物の可能性があると考えました この事件は今月に入ってから百件以上とされています 犯人は未だに逮捕されていません」
「あら物騒ね」
「そうだな」
又このニュースだ学生しか殺さない何故学生しか殺さないのか不思議に思う SNSでは色々な意見があるが一部の話ではウサギの着ぐるみを着たやつが悪い学生を懲らしめているとか良い奴なのか分からないが 学生を殺しウサギの着ぐるみを着ていることから学生殺しのウサ吉と名付けられたウサ吉に出会ったら絶対に殺されると言われているけど本当に存在しているのか?実際に不思議に思う
「晴夏~~」
俺の名前を呼ぶ声がした振り向くと友達の姿があった
「飛雄馬おはよ~~」
「晴夏元気がね~~ぞ」
「お前は朝から元気がありすぎるんだよ」
「そうか?所で何観てんだ」
飛雄馬が俺のスマホを除いてきた
「あ~~今日のニュースかま~た男子高校生が殺された話だろ?最近多いよな~その話ネットではウサ吉の仕業だとか?
言ってるけど本当に存在するのか?晴夏は存在すると思うか?」
「俺に聞かれても存在してたら怖いけどな」
「そうだな」
高校生の何気ない会話これが続けば良いのに・・・・・
「・・・・あの・・・・・」
学校に着いた俺たちは一人の女子高生に話しかけられた・・・
「・・・・あの・・・・晴夏・・・先輩・・・・ですよね・・・・」
「あ・・あぁそうだけど」
「ほ・・・放課後・・・あ・・・・空いてますか・・・??」
「空いてるけど?」
「じゃ・・・じゃぁ・・・放課後・・・三・・・三階の空き教室で・・・お待ちしてます」
「お・・おう・・」
俺の高校の生徒っぽい感じはするけど本当にあんな奴いたのか?不思議に思う
「晴夏お前やるじゃん」
「あ・・あぁだけどあいつこの高校に居たか?」
「え?お前知らないの?一年の宇佐美 夜宵 最近転校してきたんだって~」
「へぇ~」
「お前は本当に人に関心ないなぁ~」
「そうかな?」
本当に俺で良いのかは不思議になってしまうあの 宇佐美 夜宵って子何だか変な感じがする喋ったことも無いのにいきなり喋りかけるなんて不思議な子でもある
「晴夏今日の提出する課題のノートやってきたか?」
「やってきたが?」
「頼む今日の課題ノート見せてくれ」
「飛雄馬お前・・・もしかして・・・やってないのか?」
「嫌~やるの忘れちゃって~だから頼む見せてくれ」
飛雄馬は頭を下げた
「はぁ~仕方ないな~はい今日の課題ノート」
俺は飛雄馬に課題ノートを渡した」
「マジでありがてぇ~~」
「終わったら返せよ」
「は~い」
何気ない話をしていると時間はあっという間に過ぎていく
「お~いお前ら席に着け~今日は他の学校から転校生が来たから紹介するぞ~」
珍しく思った転校生が来るなんて
「それじゃ入ってきなさい」
「・・・失礼します・・」
その転校生はモデル?とも言えるぐらい綺麗でありクラスの皆が見とれてしまうぐらいの少し長い髪であった
「じゃぁー自己紹介どうぞ」
教師がそう言うと彼女は自己紹介を始めた
「初めまして今日からこの学校に転校してきた 月野 藍那と言います家族はいません私一人だけです よろしくお願いします」
「とのことだお前ら仲良くしてやってくれ そしたら席は晴夏 お前の隣でいいな」
「あ・・はい大丈夫です」
彼女は自己紹介を終わると隣の席へ座った
「これからよろしくお願いします」
「よ・・よろしくね」
隣の席に女の子が座るのは久々かも知れない嫌久々過ぎて
何故か緊張している別に女の子と喋るのは普通なのに隣の席に座られると何故か緊張してしまう・・・・・・・・
そして時間が過ぎるのは早すぎてしまう
「晴夏今日は災難だったな(笑)」
「災難どころじゃないよ朝から告白っぽいこと言われて隣の席は転入生だし今日な何か起こるのか?」
「あ・・ヤベ~悪い晴夏忘れ物したから先に行ってて」
「分かった」
そう言うと飛雄馬は忘れ物を取りに行った
階段を降りようとしたらふと朝一年生の子に三階の空き教室で待っていると言われたのを思い出した
「今日はやけに疲れてたから忘れてたえ~と確か三階だっけ?」
俺は三階に向かった
「たしか~ここだっけ?」
俺は三階の空き教室扉を開けた
「晴夏ですすいません遅れてしまっててあれ?誰もいない」
確かに三階の空き教室と言われたのだが居る気配がなかった
「あれ~先に来ちゃったかなぁ~それとも忘れて帰ったのか?」
何かないか辺りを見渡すことにした
「あれ?手紙だ え~と」
突然すみません三階の教室では無く先輩の教室に来てください 宇佐美 夜宵」
「自分の教室?」
手紙にはそう書いてあった仕方なく自分の教室に向かった
「ついたえ~と何て入れば良いんだろ?こういうの初めてだから緊張しちゃうなぁ~まあ・・・・普通に入れば良いか普通に」
俺は決心して普通に扉を開けた・・・
「ごめんなさい遅くなりま・・・・・え・・・・?」
教室の扉を開けた途端異様な光景が目に映ったそれは人の死体だったそしてそこに居たのは忘れ物を取りに行った飛雄馬と 学生殺しのウサ吉の姿があった・・・
「え・・・・これは・・・・」
「あ~~あ少し早すぎたね~~」
ウサ吉が喋り始めた
「少し待って下さいね晴夏先~~輩」
状況が呑み込めなかった
「晴夏に・・げ・・ろ・・こ・・こい・・つ・・」
飛雄馬が何か伝えようとしていた
「ひゅ・・・う・・ま・・?」
「あれ~未だ息があるのかよ~~し」
そう言うとウサ吉はドリルを飛雄馬に打ち付けた
「や・・やめ・・ろ・・あぁーーーーーーーーい・・た・・い俺こんなところで・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
飛雄馬は最後の言葉を残し息を引き取った・・・・
「う・・嘘・・だ・・ろ・・・」
「キャハハハどうかな??お友達の叫びを聞きながら
晴夏先輩の絶望する姿可愛いですよ~~」
ウサ吉が笑いながら言ってきた・・
「なぁ・・・な・・何でこんな事するんだよこんな事やって楽しいのかよ」
ウサ吉に問いかけた
「キャハハ楽しに決まってるでしょ人の叫ぶ声そして綺麗で繊細な赤色キャハハハこれが楽しくないなんて無くない??」
こいつはいかれてるそう確信した
「次はぁ~晴夏先輩だよ~~さぁ~~あなたの叫ぶ声を聴かせてそして私にあなたの繊細で綺麗な赤色を私に浴びさせて~~~」
俺はどうしようもないでもここで殺されたら妹に顔向けできない俺は逃げる決心をした
「晴夏先~~輩逃げるんですかぁ~~」
「逃げるに決まってるだろお前に殺される分けには行かないからな」
そう言いながら俺は走った
「待ってくださ~~いよ~~晴夏先~~輩キャハハ
「げっ・・あいつ着ぐるみ来てるくせに足早すぎるだろ」
ウサ吉はもうスピードで俺を追いかけて来た
「キャハハハ」
「何なんだよあいつ・・・ってちょっとあぶなーーいうわ・・いてて走ってるときに足出すのは危ないだろ」
「廊下は走っちゃ行けないって小学生でも分かるよってか君大丈夫ってあれ??晴夏君??」
転んだ俺に手を差し伸べたのは今日転校してきた月乃だった
「月乃さん??あれ?帰ったんじゃ??どうして未だ学校に?」
「学校探索だよ先生には許可貰ってるのそれで晴夏君は何を??」
「俺は・・・」
教室で起きたことを月乃に話すべきなのか迷っていた
「じ・・実は・・・」
「キャハハハ・・・晴夏先ーーーー輩」
「やばいこんなところで道草食ってる場合じゃない」
俺は月乃手を握り逃げようとした
「月乃さんここは危ないから逃げよう」
「え・・・待って逃げるって・・」
月乃は状況が呑み込めてなかった
「良いから早く」
と俺が言うと月乃が俺の手を離した
「ちょ・・月乃さん??」
「待ってよ晴夏君一体何がどうなっているの」
「今説明してる・・・・あ・・・」
「キャハハみ~~つけたぁ~~」
ウサ吉に見つかってしまったこのままだと月乃さんが殺される・・
「晴夏先ーー輩ようやく見つけましたよ~~キャハハ誰ですその女はまぁ~~どのみち殺しちゃうんだけどね~~」
このまま殺されるそう思った
「後は任せて晴夏君」
「え・・・?」
その言葉がどう言う意味なのか分からなかった
「それじゃ~~バイバ~~イ」
そう言ってウサ吉はドリルを月乃に打ち付けようとしその瞬間すべてが終わりのように見えた・・・
「キーーン」
金属と金属が接触した音がした
「キャハハ・・は??」
ウサ吉も困惑していた
「よ~~やく見つけた学生殺しのウサ吉ちゃんしかも着ぐるみ来てるって(笑)どう言う趣味??しかもバレない様にボイスチェンジャー使ってるとはね~~思いもしなかったよ」
「え??月乃さんそのナイフ何処から??」
状況が分けわからなくなっていた月乃さんは一体??
「貴様~~何者だ晴夏先輩と私の邪魔をしないで」
「邪魔かぁ~そうかそうか邪魔ね~私の名前?うーーん君みたいな人は聞いたことあると思うけど殺人鬼殺しの殺人鬼月乃 藍那」
殺人鬼殺しの殺人鬼聞いた事がないがウサ吉はその名前を聞いた途端息を荒くしていた
「はぁ~はぁ~月乃 藍那あ・・あの月乃様・・・・」
「何貴方私のファン??」
「はぁ~はぁ~月乃お姉さまに会えるなんて夢にも思っておりませんでしたあぁ~はぁ~はぁ~丁度月乃お姉さまも居るって事は一石二鳥二人の叫びを聞いた後ご主人様に二人の遺体を届ければご主人様もきっとはぁ~はぁ~」
「私や晴夏君を殺すように依頼したのは貴方が言うご主人様なのね」
俺を殺す?訳が分からない何故俺までなのか?
「月乃さん一体??」
「大丈夫私に任せなって言ったでしょ?」
「嫌何故俺まで?」
「さぁそれは知らないよだけどウサ吉を倒して情報を聞き出せば何かわかるかもね」
月乃さんはそう言っていた
「ねぇ~もう殺していいキャハハ」
「晴夏君危ないから隠れて」
「は・・ハイ・・」
俺は隠れながら二人の会話を聞いた
「さてウサ吉ちゃん君のご主人は相当なおバカなのかな??」
「はぁ??今ご主人様を馬鹿にした・・・・な・・・許さない・・・・許さない・・・・許さない・・・たとえ月乃お姉さまだとしても・・・早く月乃お姉さまの叫ぶ声を聞かせて・・・キャハハ」
「はぁ~~君はちょっとした変態なのかな??」
「うるさーーい」
「ハイ図星」
次回 月乃 藍那は殺人鬼第二話
ウサ吉vs殺人鬼月乃 藍那
メグね音です・・・・特に言う事無いです
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