月乃藍那は殺人鬼
メグね音
プロローグ
人はもろくてすぐに壊れてしまう
そして儚く散りその鮮やかな血で
この世も染め尽くすのであろう
「おいお前ら何かウサギの着ぐるみが居るぞ」
「ホントだ、今時ウサギの着ぐるみって可笑し過ぎだろw」
「てかさ、何でこいつウサギの着ぐるみなんて着てんだ?」
「知らね!病んでるんじゃね?」
「それな」
「よっしゃぁ~写真撮ろうぜ」
「お、良いねー」
「撮るぞ~ハイ チー・・・」
「ナ~ナ~ナナ~ナ~」
「なぁお前ら何か言ったか?」
「は?何も言ってないぞ?」
「じゃあ誰が鼻歌歌ってんだ?」
「ナ~ナナ~ナ~ナナナ~ナ~」
何処からか鼻歌が聞こえる
「ねぇ?君達後ろ見てごらん」
何処からか声が聞こえる
「は?後ろ・・・・?」
男子高校生三人は後ろを振り返った
「き・・・着ぐるみのウサギが立ってる・・・」
「さっきまで座ってたよな?」
「あのさっきまでの鼻歌は?・・・・」
男子高校生三人は困惑していた
そして着ぐるみを着たウサギが喋った
「キャハハハそう私でしたぁ~ねぇ?驚いた?驚いたよね?ねぇ?」
立て続けに着ぐるみのウサギが喋った
「さぁ~君たちに問題でぇ~す私は一体誰でしょう??
分かるかなぁ~?分かるかなぁ~?」
高校生三人組は意味が分からなそうにしていた
「は?お前が誰なのか分かるはずないじゃん馬鹿なのか?」
「てか単なる着ぐるみのウサギだろ?名前なんかあんのか?」
「でもこいつ何処かで??」
「何処って何処だよ?」
「こいつにかまってる暇なくね?」
「待て今思い出すからえ~~と確か最近・・・・あーーーー」
「どうしたんだよ」
「思い出した最近学生が遺体で見つかってる事件」
「それがどうしたんだよ」
「その事件で学生の間とかで噂になってる学生殺しのウサ吉
そいつに見つかれば殺される」
「て事はこいつが学生殺しのウサ吉??」
「そ・・そんな・・ま・・まさかだろ?」
男子高校生三人はウサギの着ぐるみの前で怯えていた
着ぐるみのウサギが喋った
「あーーーー答え出すの遅すぎ何かすっごいイライラする
まーーー良いーーーやーー答え出してくれたかぁらぁ~
そぉ~~~でぇ~~~す私が学生殺しのウサ吉だよキャハハハ
て事で君達ぃ~三人にはぁ~死んでもらうねぇ~君たちの悲鳴聞かせてよぉ~キャハハ」
ウサ吉と名乗る殺人鬼はチェーソンを起動させた
「おい・・・嘘だろこんなところで死ぬのか??」
「お前ら逃げるぞ」
「ごめん・・・あ・・・足が動かない」
「お・・俺も・・」
「お前ら・・・」
高校生三人は恐怖のあまり動くことも出来なかった
「そぉれじゃひとぉ~り」
「や・・・・辞めろ・・来るな・・や・・や・・だ・・あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「そしてふた^~り」
「誰か・・・助けて・・・・誰か・・・い・・い・・いたぁぁぁぁい・・ゆ・・許してーーーーあぁぁぁぁーーー痛い痛い痛いい・・いぁぁぁぁぁぁぁぁあ・・・あ・・・」
「そして君で最後だ~キャハハハ」
「や・・・ヤダ来るな・・・や・・辞めろ・・ひぃ・・・・」
「じゃぁ最後に沢山の叫び声を出してね~~いっくよ~~」
「やぁ・・やぁだぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「ほらほらほらもっと叫んでもっとそして痛みに悶えながら苦しみながら死んでいく姿を見せてよ~キャハハハハハ
「痛い痛いもうヤダ許してくださいお願いします・・」
「え??もうやめてほしいの?」
「お願いします許してください・・・」
「そうだよね苦しいよねしょうがない許してあげる病院で治療すれば治るよ」
「ほ・・本当ですか?」
「本当・・・だと思った????」
「え?逃してくれるんじゃ」
「ダーメ♡逃す訳ないじゃん」
「そ・・そんなさっき許してくれるって・・・」
「嘘に決まっるでしょ~」
「そ・・そんな」
「キャハハハハハハハ良いね~良いね~君の絶望した顔好きだよぉ~さぁさぁさぁさっきの続きといこーーかぁーー」
「や・・やぁぁぁぁぁ痛い痛い痛いあぁぁぁぁぁああ・・・あ・・あ・・・」
「あーーあもう死んじゃったぁ~でも絶望した顔と言い綺麗で鮮やかになった赤色を出してくれてありがとね~キャハハハ
さ~~てと次はどんな事して遊ぼうかなぁ~~キャハハハ
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