第3話 自信喪失からの復活、そして決勝開始
予選が終わって、いよいよ決勝が始まる……らしい。私は死神さんから、『あんまり時間は無いから、できれば予選の
どうしよう、どうしようと
私は
「死神さん……ごめんなさい。
「あらあら。その様子だと、まだ決勝のアイデアは
「もう決勝まで、時間は無いんでしょう? どうか今からでも、他の人を協力者に選んでください、死神さん……」
「貴女も変わってるわねぇ。このイベントで負ける事を受け入れたら、人生が終わるのよ? ……私には、貴女が何を考えてるのか分かるけどさ。もう生き続けられないくらい、深く世の中に絶望してるのよね。よしよし、いい子だから
死神さんが、私の頭を
「いや、あの、
「
そう言うと死神さんは、
「え……
「時間の
「あの、死神さん。
「時間は
服を着ている感覚が無い。夢の中では、
「ほら、私の
私は死神さんの胸に
とろとろに私は、とろかされて、
「ねぇ、死神さん……私を優勝させる事で貴女の
もう私は、死神さんに
「うーん、
死神さんの説明に
「ねぇ、何で私が、貴女に協力をお願いしたと思う? 貴女の絶望が深くて、話を持ち掛けやすかったからっていう理由もあるわ。でも一番は、貴女と私が似た立場だったからよ。そう言っても私が居る世界って、基本的に人間には理解できないような
「……私も、もっと死神さんと
「ええ。私達の未来のためにも、
もう私は、ひょっとしたら人間の
決勝の
『はーい、
私達、参加者はテレビゲームのキャラクター
『決勝が
いよいよ、決勝が始まる。もう結果は
『では、もう
施設内での、死神さんに寄るアナウンスが終わる。一階から十階まで、
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