第8章41話 異なる世界の冒険 8. 再会
ノワールを先頭に城門を潜った私たちは、手荒い歓迎を受けていた。
「へっ、やっぱり力づくでいくか?」
”ちょ、待ってアリス!?”
私たちを出迎えたのは城壁上にいた兵士たちと同じ姿をした、半竜半人の男たち――それぞれが槍を構えて穂先を向けている。
明らかにこちらに対して『敵意』があるのはわかるけど……それ以上にこちらに向けられているのは『恐れ』なのがはっきりとわかる。
向けられた槍は微かに震えているし、男たちの腰は引けている。槍を突きつけられているアリスたちの方がむしろ平然としているくらいだ。
「冗談だよ。……ふん、こいつら全く戦い慣れていねーな」
「うん。というか……よく見たら子供ばかり……?」
言われてみれば、確かにそうかもしれない。
槍を構えて私たちを取り囲んでいる男たちは、兜をかぶっていたから遠目からはよくわからなかったけど、どことなく顔つきが幼く見える。それに角もノワールみたいな立派なものではなく、ちょっと小さくも思えるし。
ジュリエッタの言う通りまだ子供なのかもしれない。
「……本格的に末期なのかもしれないみゃー」
少年兵しかいない、ということならば正しく末期と言えるだろう。
……つまりは、まともに戦える大人がいなくなってしまうくらい追い詰められたということなのだから。
と、私たちの前で壁になっていた兵士たちが横に退き、そこから一人の老婆が現れる。
老婆も他の人同様の半竜半人だ。
現れた老婆が何事かをもにょもにょと話す――聞き取り辛い上にどっちにしろこの世界の言葉なので何を言ったかはわからないけど。
「ふむ……ワクウバ。テッチッタ・チディ・パァム」
”ノワール、何て?”
「うむ、我らをアストラエアの元に案内すると言っておる。
……頼むから暴れたりするでないぞ?」
「おう、わかってるぜ」
向こうから何かしてこない限りは大丈夫だとは思うけど……。
ともあれ、私たちは老婆に続いて『エル・アストラエア』の街中を歩く。
城門を潜った先から太い道を通り、都市の中心部――神樹の元へと向かっているようだ。
……相変わらず私たちの周囲には兵士たちが槍を突きつけたままだけど……。
「ほー……!」
微妙に居心地の悪い空気だなぁと私は思うんだけど、そんな空気お構いなしにジュリエッタは都市を見て目を輝かせている。
古代遺跡好きだからね、仕方ないね。
まぁ雰囲気があくまで古代遺跡――現代とは全く異なる造りであるだけで、実際に半竜半人の住人たちが住んでいるから『遺跡』というわけではないんだけどね。
イメージとしては……私自身は直接行ったことはなく写真で見ただけだけど、古代ギリシアとか地中海の遺跡のような雰囲気だ。
石造りの四角い建物が立ち並び、整然としているような、密集していて雑然としているような……何とも言えない不思議な雰囲気を醸し出している。
「……女子供ばかりだな」
家の窓――というか『穴』――からこちらの様子を窺っている住人たちの姿もちらりと見える。
やはり半竜半人の人たちだ。
……あ、私と目が合った。
”ありゃりゃ……”
……と思ったら、怯えたようにその人は家の奥に引っ込んでしまう。
むぅ、仕方ないこととは言え、私相手にそこまで怯えてしまうか……。
「不敬ですわね。こんなに愛らしいのに……ねぇ、キューちゃん様」
「きゅっきゅきゅー」
”いや、仕方ないでしょ……”
ちなみに私はキューと共にヴィヴィアンに抱えられている。
小動物並みとはいえ、一人で二匹抱えて重くないのかは気になるけど「ご主人様とキューちゃん様を独り占めできるなんて……!」と感動したように言ってたので気にしないことにした。
まぁそれはともかくとして、私は相変わらずキューの存在が気になっている。
……もしもアストラエアの前に出た時にキューが本性を現して攻撃を……なんてことにならないように、気を配っておかなければと思っているのだ。
私が近くにいて逆に危ないという可能性もゼロではないんだけど……私を攻撃するのであれば今までにも何度かチャンスはあったはずだ。おそらく可能性は低いだろうと踏んだ。
「あのおばーちゃん、結構足早いにゃ」
私たちを先導する老婆だけど、腰も曲がっていて杖もついているというのに歩くのが早い。
こちらのペースよりはちょっとだけ遅いかな? くらいだけど、本当にちょっとだけなので道行はそこまで遅くもない。
うーん、半竜半人――『竜人』とでも言えるのか、身体能力は思った以上に高いのかもしれない。
「お、見えてきたぞ。あれがアストラエアの神殿じゃな」
”あれが……”
しばらくの間歩いていると、家の向こう側に一際大きな建物があるのが見えてきた。
アストラエアの神殿――ということは、あそこに私たちが会おうとしていた巫女・アストラエアがいるってことか。
神殿前は大きな広場となっており、そこにはやっぱり兵士たちが揃っていた。
ただ、城門を警備していた兵士たちとは異なり、装備品はお世辞にも揃っているとは言い難く――というより、むしろありあわせのもので気休めの武装をしたと言った感じだった。
ますますこの都市の状況が悪いんだろうということが実感できる。
広場の先にある神殿、その入り口は開け放たれており内部から何者かの一団がやってきた。
「ほう?」
いずれも華美な衣装を着た、少女の集団だった。
パッと見の印象は、『十二単』に近い。もちろんそのものではないのだけど、素早く動くことには無理がありそうな……ひらひらと長い裾の着物を皆身に纏っている。
当然皆半竜半人である。年齢は果たして人間と同じに思っていいのかは不明だが、人間であれば10代半ば……女子中学生か高校生とくらいだろうか。
神殿内から左右に四人ずつに分かれ、計八人の少女がしずしずと歩いてくる。
”もしかしてあの子たちが……?”
明らかに他の住人たちと異なる出で立ち、そして雰囲気の少女たちだ。
彼女たちが巫女なのか、とノワールに尋ねてみると、
「いや、あの者たちはアストラエアではない。巫女ではあるがな」
”ふぅん……?”
どうやら違うらしい。
おそらく巫女・アストラエアの傍付きの女官兼次席の巫女ってところなんだろう。
目的とする人物はまだこの場には現れていない――と思いきや、八人の少女たちの間を一人の少女がゆっくりと歩み出てきた。
――私はその人物に見覚えがあった。
”あの子……そうだ、『夢』の中の子だ!”
私たちを『天空遺跡』へと導いてくれた夢――その時の少女に間違いない。
ということは……。
「…………ああ、会いたかった!」
彼女が何か口を開く前に、突然ガブリエラがそう叫ぶと止める間もなく一気に少女の元へと飛んで行き、抱きしめる。
「あのバカ!?」
兵士たちも、少女たちも、老婆もざわめき一斉にガブリエラに向けて槍を向ける。
それを片手を挙げて制すると、巫女は優しくガブリエラを抱きしめ返す。
「もう、リエラ……いきなり抱き着いたりしたらダメ、っていつも言っていたでしょう?」
「うぅ、ぐす……でも、だって……!」
――この世界の言葉ではない、私たちにもわかる言葉だ……!
抱き着いたままぐすぐすと泣いているガブリエラをよしよしとあやしながら、巫女が私たちの方を真っすぐに見て微笑んだ。
「ありがとう、
”君は……やっぱり?”
私の問いかけの意味はわかっているのだろう、彼女は笑顔のまま頷く。
「そう、私はピッピ――また会えてうれしいわ、皆」
* * * * *
ピッピ――巫女・アストラエアが周囲の竜人たちに事情を説明してくれたのだろう。
兵士たちは槍を引いて何事かぺこぺこと頭を下げ、それに応えてノワールが鷹揚な態度で返していた。
どうやら誤解は解けたようで何より。
その後私たちは神殿内部へと通された。
……神殿内部は、やはり私が夢で見たのと同じ、石造りで同じく石の柱が天井を支えている荘厳な雰囲気漂うものであった。
しばらく歩き、私たちは広間のような場所に通される。
そしてピッピが老婆と少女たちに何かを指示すると、彼女たちはそれに反論をしている。
何か揉めているようだったが、ピッピはそれを諭すと老婆たちは揃って広間から出て行った。
どうやら人払いをしてくれたみたいだ。
まぁ私たちの言葉で話せば彼女たちには伝わらなかったとは思うけど。
「ふぅ……」
老婆が特に頑固だったみたいだ。苦笑しつつピッピが息を吐く。
「お待たせ、皆」
「ふふ、流石に見知らぬ者共と今代の巫女だけを同じ部屋には出来ぬか」
「何度言っても頑固なのよね、婆やは……まぁ無理もないと思うけど」
もめてた時の内容は私にも想像できる。
それに私が同じ立場なら……まぁきっと同じようにしただろうしね。
”えっと……それじゃピッピ? アストラエア?”
「いつも通りピッピで大丈夫よ、ラビ」
”そっか――じゃあピッピ。色々と君には聞きたいことがあるんだけど……”
なんかまだ実感が湧かないな……。
『ゲーム』からリタイアしたはずのピッピと、こうして異世界で会う――それも全く異なる姿で――なんて……。
聞きたいことは山ほどあったはずなのに、いざ会ってみると何から話せばいいかわからなくなってしまう。
「そうね……今なら、きっとあなたの疑問全てに答えることができると思うわ。もちろん、私が知っていることについてに限られるけど……」
”そりゃそうだよね”
でも、おそらくはほぼ全てのことについてはピッピが答えられる、と私は思っている。
この世界の現状、私たちにして欲しいこと、ヘパイストスのこと、そして――この『ゲーム』そのものについて。
優先度としてはやはり『眠り病』の解決、そしておそらくそれに繋がっているであろうマサクル、ヘパイストスについてだろう。
となると、結局のところこの世界についての話を聞くことになるか。
「でも、その前に――まずは言葉が通じないと不便でしょう?」
”そうだけど、何とかできるの?”
「うーん、もう少し言葉のサンプルが取れたら自力で何とかできるけどみゃー」
……何とか出来るのか、ほんとすごいな天才双子……。
「ウリュ、貴女たちは大丈夫でしょうけど他の子はそうもいかないでしょう?
というわけで――ジンギ《ミミル》」
ピッピが魔法と思しき名前を呟くと同時に、私たちに向かって青白い光が放たれる。
眩しくもなく、危険も感じない……色は冷たいけど、どこか安心するような光だった。
「……うん、良かった。成功したみたいね」
”い、今のは……?”
「そうね……『ゲーム』の魔法風に言うのであれば、『トランスレーション』という魔法ね。これで皆もこの世界の言葉がわかるようになったはずよ」
確かに『ゲーム』の魔法としてあってもおかしくない感じだけど、まぁ使い道は基本ないかな……この場面ではこの上もなく有用だけど。
「この世界に神樹がある限り、効力は継続するわ」
”神樹か……魔法の源だっけ”
……あれ? 魔法の源なのは確かだけど、魔法を使ったピッピに関係ないってこと……?
「……その話を含め、詳しいことは落ち着いてから話しましょう。
皆、長旅で疲れているでしょう? 今日はささやかだけどもてなしをさせてもらうわ。ノワールも早めに燃料補給しておかないといけないでしょう?」
「うむ、まだ余裕はあるが補給しておくに越したことはないな。『封印神殿』に残してきた我の竜体の修復の状況も確認しておきたい」
……うーむ、色々と話をしたいのは山々だけど、ピッピの言う通りアリスたちも疲れているし……。
”……そうだね、ありがとうピッピ。皆、まずは今日のところは身体を休めよう”
「ええ、お料理も期待して頂戴。それに、皆お風呂に入ってゆっくり寝たいでしょう? こちらで全部準備しているわ」
至れり尽くせりだな。
料理、と聞いて皆の目が輝く。
……現金だなぁ、と苦笑せざるをえないけど、昨日身をもって知ったように『食事』は重要だ。
昨日はリンゴっぽい果物しか食べれてないがこの町でならちゃんとした食事が摂れると期待してもいいだろう。
「ふふん、異世界料理か!」
「楽しみ……!」
子供たちは純粋に喜んでいるけど、私としては手放しで全部喜ぶわけにはいかない。
……その辺は流石にウリエラたちはわかっているみたいだ。
この世界の現状を考えると、食料とかの事情は厳しくなってそうだとは思うが……いや、この辺りを話すのは少なくともアリスたちがいないところで、ピッピと私で話せばいいか。
今はお言葉に甘えさせてもらおう。
「うっ……」
……おやぁ? 気のせいか、ピッピの笑顔がひきつったような……?
* * * * *
私たちが神殿に着いた時点で日は落ち始めていた。
ピッピから各人の部屋を割り当てられ、一旦変身を解いて腰を落ち着けた後に神殿の大広間――と思ったら食堂だったらしい――に集まり体感時間で三日ぶりのご飯を食べることになったんだけど……。
「……おー……」
「こ、これは……」
……さっきピッピの顔が引きつったように見えたのは気のせいではなかったみたいだ。
「かえー!!」
「う、うん、カレーだね、撫子……」
そう、出された『異世界飯』は――なんと『カレー』だった。
カレーである。私も知ってる、あのカレーである。
しかもお米のようなものの上に掛けられた、『カレーライス』である!
「へぇ、巫女様が創造神様より賜った、『神の食事』でごぜぇます」
老婆――ピッピの婆やさんが私たちに配膳しながらそう説明してくれる。
ピッピのかけてくれた翻訳魔法のおかげで、本当に言葉が互いに通じるようになっている。
それはともかくとして、『創造神より賜った』って……巫女が神から料理のレシピを託宣されたって……。
……いや、まぁ実際にはピッピがあっちの世界からこっちの世界に持って来たってことなんだろうけどさ……。
”……ピッピ?”
「い、いや、あの……元の世界の食事の方が口に合うかな、って……」
小声でこっそりとピッピに言ってみると、目が少し泳いでいる。
彼女の気遣いは全く以て正しい。
正しすぎるくらいだし、私としてはありがたいことだと思う。
「ん、でもちゃんとご飯食べても大丈夫?」
「そういえば、昨夜も食べましたけど……そ、その、お手洗いとか……どうなるんでしょうか……?」
気になるところだね。
私と同じであれば、食べても別に出したりとかは必要ないんだけど。
その辺どうなの? とピッピに視線を送る。
「……私も詳しいことはわからないんだけど、食べるだけなら出来るから問題ないわ。
…………ほんと、どういう理屈かはわからないんだけど……」
どうやら私の身体と同じ感じっぽい。
まぁトイレの心配がないのであればそれはそれでいいかって感じではあるけど、謎技術過ぎて不気味に思うを通り越して感心してしまう。
で、皆でカレーを食べ始めたんだけど、これがまたびっくりするくらい『カレー』だった。
「ん、美味しい」
「本当にカレーライスですわねぇ……」
「具材は微妙に違うっぽいけどな。これは……じゃがいもっぽいけど、じゃがいもそのものじゃねーみたいだ」
そうなんだよね。似てはいるんだけど、そのものではない。
だからと言って不味いわけじゃなく、本当に美味しいカレーだ。
「どうかしら? 大体再現は出来ていると思うんだけど……」
「美味しいよ、ピッピ。撫子もちゃんと食べられるくらいの辛さだし」
「ああ、良かったわ……お鍋は分けられなかったから、撫子に合わせた辛さにしちゃったけど……」
「いやぁ、カレーなんて辛くて食えねーはあっても、辛くなくて食えねーなんてことねっすよ」
味の好みはあるだろうけど、甘口だから食べられないは確かにないよね。
皆も三日ぶりのご飯ということもあってバクバクとカレーを平らげている。
本来は入院患者であるマキナはどうだろうと思ったら、こちらも普通にご飯を食べている。……入院中だと食事制限あるんじゃないかなぁとも思うけど、まぁアバターなら影響はないはず……だよなぁ。
「いやぁ、
食事をする子供たちを見て、婆やさんがニコニコと笑顔で呟いていたけど……。
……でも何か、変な単語が聴こえたような……?
……ともあれ、食事も無事に終わり、ピッピが用意してくれた部屋で皆寝ることとなった。
なっちゃんは『ピッピとねるー!』とダダをこねていたけど。
今まで表に出してこなかったけど、やっぱりピッピに会えないことはわかっていて辛かったんだろう。
『敵』については都市全体で警戒するから大丈夫、ということで今日だけはわがままを認めよう、と姉二人が許可も出してくれて一緒に寝ることになった。
”……明日かー……”
私はと言うと、ありすと桃香の部屋だ。
一人一部屋でも大丈夫とピッピは言っていたけど、流石に私たちだけでいっぱい部屋を使うのも気が引けるので二人ずつくらいの部屋割にしてもらった。
……マキナは一人部屋になったけど……。
「ん、明日からどうするの、ラビさん?」
”そうだねぇ……まずはピッピと話をしようかな。その間、皆どうしようか? ピッピから了承もらえたら皆で町を観光とかしてみる?”
「観光はよろしいのですが、ラビ様を置いて行って大丈夫でしょうか……?」
”いざとなったら遠隔通話とかも出来るし、折角の異世界の町なんだし色々と見て回るのもいいと思うよ。
……ぶっちゃけ、ピッピとの話は長くなるだろうし”
一緒に話を聞くという選択肢もないわけではないが、言葉通り長い話になるだろうし皆を拘束しちゃうのも申し訳ない。
……もう一つの理由としては、『皆に聞かせられないこともある』んじゃないかという予感があるからだ。
この世界の現状、『ラグナ・ジン・バラン』についての話やおそらくはマサクルについての話は問題ないだろう。
でも、これも予感だけどマサクルについて話そうとした時、『ゲーム』そのものまで話が及ぶような……そんな気がするのだ。
そうなると、今までもあった『それは話せない』の領域に踏み込むことになるだろう。
もしかしたら私にも話せないことがあるかもしれないが……。
”ま、皆は気にせず明日はリフレッシュしなよ。ピッピとの話の内容は私から皆にまとめてから伝えるよ”
――事実の取捨選択をする、ということを意味しているんだけどね……。
そこまでは二人は読み取れなかったのだろう、わかったと素直に頷く。
いずれにしろ、全ては明日だ。
――明日、おそらく私は様々な『謎』についての解答を得る……そんな予感も確かにあった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます