第8章38話 異なる世界の冒険 6. 魔法神話

 ――世界は『創造神アストラエア』によって創られた――


 創造神は文字通りこの世の遍く全てを創り上げた存在。

 天、地、そこに住む様々な生物、ありとあらゆるモノをだ。


 最後に創造神が二つのモノを創り、一つの『力』を与えた。

 一つは『人間』、もう一つが『神樹ジン・ディ・オド』である。

 そして創造神の似姿である人間に与えられた『力』というのが、『魔法』である。


 『魔法』の源となるのが『神樹』であり、人々は神樹を中心とした国を築いたという……。




 ざっくりと纏めると、それがこの世界における創造神話のようだ。


”神樹に魔法か……”


 この世界にも『人間』というものが存在しているみたいだ。それはテンの廃墟を見れば真実だとはわかる――全てが私の知る人間と同じ姿ではないかもしれないが……。

 その『人間』は、『魔法』を使うことが出来るのだという。

 『魔法』が一体どんなものなのかもわからないが、その源が『神樹』である……と神話は語っている。

 まぁあくまで神話だし、どこまでが真実かは不明だけどね……。


「魔法かー……俺たちの魔法みたいなもんか?」

「でも、その魔法を使うには神樹が必要……」

「なのに神樹が無くなっちゃったにゃー」

「そうなるト、この世界の人間がいても、もう魔法は使えナイということになりマスね」


 元々当てにしていたわけじゃなかったけど、それはそれとしてもこの世界の人間が『自衛』の力を失ったということを意味していそうだ。その方が長期的に見て深刻だと思う。

 魔法への依存度が低ければ――例えば現実世界みたいな『科学』の力を使った兵器を利用しているとか――まだ何とかなるかもだけど、魔法の存在が神話から語り継がれていると考えるとやはり厳しいんじゃないだろうか。


「うむ? そんなことはないぞ。神樹の成木は全部で九本あるからな」

”九本!?”


 それは神話では言ってなかったはずなのに……。

 ん? 九本……ってことは……。


”もしかして、九大国ってそれぞれ神樹を持ってる国ってこと?”

「いかにも」


 なるほど、そういうことか。

 色々と国の興亡があった結果の九大国ではなく、そもそも九本の神樹があるから九つの国が出来たってことなのか。

 ……まぁ神樹を巡って色々と争ったんだろうとは思うけど。

 この世界の歴史を一から辿る必要は今はない。


「ふーん……で、その魔法を使って、神樹ごとどっかに行っちまったってわけか……」


 そもそもの魔法の源である神樹を、その力を使って運び去るってのも何だか矛盾めいているなぁ……。

 ともあれ、ちょっと気にかかることがある。


”……ノワール、その……テンの国の人たちって、神樹を持ってどこにいったんだろう?”

「ふぅむ……さてなぁ」


 首をひねるノワール。

 ま、そりゃそうか……ここに来るまで神樹が無くなっていることもしらなかったんだし……。


「そもそも、なんで神樹を持って行ったんだろう?」

「それは『ラグナ・ジン・バラン』から逃げるためなんじゃにゃい?」


 理由としてはそれが妥当なところか。

 そうなると、『ラグナ・ジン・バラン』の目的は神樹ということになるのか?


”神樹の力を狙って『ラグナ・ジン・バラン』は襲ってきた……かな?”

「……彼の者共が何を考えているのか、何を狙っているのか……それは未だにわからぬ。おそらくは神樹を狙っているのではないかとは思うが……」


 むぅ、ノワールも確証は持てないみたいだ。

 現状一番ありえそうな可能性ではあるんだけどなぁ……。


「アニキ、『ラグナ・ジン・バラン』とマサクルたち、繋がりあると思うっすか?」

”……難しいところだね”


 ここで2つの別勢力が存在するとは思いたいくはないし、ピッピが元々この世界を守りたいと私に語ったことを考えると『ラグナ・ジン・バラン』はやはりヘパイストス関連の話だとしか思えない。

 で、ヘパイストス=マサクルの可能性が高いと考えれば繋がりはあるんだろうけど……何度も言うけど確証は全くない。状況証拠だけだ。


”その辺は、ノワールの言う『アストラエア』に会えばはっきりするんじゃないかなって思ってる”

「棚上げっすか」


 仕方ないじゃん……。


「…………『ラグナ・ジン・バラン』は置いておいて、マサクルの狙いは神樹じゃない……?」

”楓? 何か気になることがある?”

「あ、うん。まぁアイツは嘘つきっぽいし信用出来ないけど、狙っているのは『もう一つの宝』って言ってた」


 ……確かに。


”そうだね……神樹は合計九本あるって話だしね……”


 もしこの世界に残された神樹が残り一本しかないとしたら、言ってることに嘘はないことにはなる。

 うーん、でも『バランの鍵』で封印をした後、神樹はこの世界にまだ残っていたはず――そうでなければ、テンの神樹が無くなっていることにノワールは驚かなかったと思うし。


”だとすると、マサクルは何を狙ってるんだろう……”

「うーん……」


 私たちは『エル・アストラエア』を目指しているわけだけど、本質的にはマサクルの狙いを阻止するということにある。

 『もう一つの宝』もそうだし、他の諸々の『謎』を解き明かすために『エル・アストラエア』にいるというアストラエアに会って……あれ?


”アストラエアって、さっきの神話に出てきた神様の名前だよね?”

「うむ。世界の創造神だな」

”あれ? じゃあ、『エル・アストラエア』にいるっていうのは一体……?”


 今更のことだけど、どういうことだ?

 ……ナチュラルに『神様なんて実在しない』って思ってるのが間違ってる?

 視線がノワールへと自然に集中する。


「ふむ? アストラエアのことか? ……おお、すまん。神話の続きを話しておらんかったな」


 あ、まだ続きがあったんだ……。


「とは言え、そこから先は『英雄』の伝説が主になるがな」


 神話あるあるだね。

 神様のエピソードか、神様の加護を受けた人間の英雄のエピソードか……神話と言えば大体そんな感じだろう。

 で、次第に人間の英雄が国を作って、人間側のエピソードに寄っていき、神々の時代が終わると共に神話も終わる。私の知る神話とかって、大体そういう流れだ。


「この世界の創造神アストラエアは神樹と魔法を与えた後に姿を消すのじゃが、自らの『代理人』を一人人間の中から選ぶ。

 その代理人は現人神となり、神意を伝える『巫女』として奉られる」

”なるほど……つまり、ノワールが私たちに会えと言ってるのは、その巫女さんなわけだ”

「いかにも。そして、巫女を奉る国こそが『シン国』――最も古い歴史……神話に語られる『最初の人』が降り立った地じゃ」


 そういうことか。

 うーん、となると……その巫女がどこまで状況を知っているかは怪しいところがあるな……。

 神・アストラエア本人でないだろうし、まさか本当に『神のお告げ』を聞いて全てを知っているとも思えないし……。

 ワンチャンありえるのは、巫女=ピッピというところだろうか?

 ……正直ピッピがそもそも一体どういう存在なのか、ということ自体が大いなる謎なんだけどね。これはピッピに限った話ではなく、『ゲーム』参加者全員がそうなんだけど。


”ともあれ、その巫女さんに会わないと私たちは何にも進めないのには変わりなさそうだね”

「っすね。そいつに会う前にマサクルたちをブチのめせれば、それで話も終わりそうっすけど」

「……それが出来たら苦労しないにゃー……」

「わーってるよ」




 ……結局、『もう一つの宝』については分からずじまいだった。

 最有力候補は神樹なんだけど、いまいち確証がない。というか、神樹を奪ったからと言って何が嬉しいのかも不明のままだ。

 『魔法の源』とは言うけど、地面から生えている樹を引っこ抜いて果たして効果はあるのかというのも疑問だ。

 神樹以外だと……うーん……? あえて言うなら、『神の代理人』である巫女・アストラエアかなぁ……?

 けど、それこそ神樹以上に連れ去る意味があるとも思えない。

 もしかしたら私が知らないだけで、代理人どころか神そのものの力を振るえる、とかなのかもしれないけど……それも神樹のあるこの世界に限っての話なんじゃないかなぁとも思える。

 マサクルの言葉を信用するなら宝は一つだけってことだし、神樹と巫女両方ってことは……どうだろう、ヤツが嘘をついているならありえないわけでもないけど……。


「ま、これ以上は考えても仕方ねーっすね」

「うん、可能性だけならいっぱい出てきて収拾がつかない」


 うちの参謀組もお手上げみたいだ。

 楓の言う通り、考えられる可能性を挙げていっても絞り込むための材料がない。

 これ以上は私たちが頭を悩ませても進展はない、と思う。


”そうだね。明日には『エル・アストラエア』に着くだろうし、そこで巫女さんに話を聞くしかないかな……”


 昼間みたいなトラブルがない限りは、明日には目的地に到着予定だ。

 山脈越えもなく、後は高原を下って行った後にシン国の平原を突っ切るだけとのことなので道行は大分楽になるだろう――まぁ基本上空を飛んでいるので地面の状況はあんまり関係ないけど。

 色々と話しているうちに大分時間が経ってしまった。


”さて、時間も遅いし皆もそろそろ寝ちゃって。

 ……楓たち、大丈夫? 何かスゴイ疲れた顔してるけど……”


 年少組もそうだったけど、皆かなり疲労しているように見える。


「そう、ね……何だろう、ものすごくだるい……」

「フーちゃんもにゃ? あたしも……」

「……だな。うーん、俺は今日昼寝してたけど……それでも何か異様に身体が重い感じがする」


 変身を解いている三人も体に違和感を覚えているようだ。


”オルゴールは平気なの?”

「……ハイ。ただ、ワタクシも疲労は感じていマス」


 むぅ……ちょっと気になるな……。

 でも昼間からの出来事を思い返してみても、『ラグナ・ジン・バラン』の攻撃をまともに浴びたわけでもないし、誰かの仕業とは思えないんだよな……心当たりが全くない。

 千夏君たちも自分たちの体調の異変は気になるのだろう、誰も寝ようとはせずに考え込んでしまっている。

 この状況で無理矢理寝させるのもそれはそれで怖い。

 もしもこれが何かしらの『攻撃』であるとしたら――あるいは、クエストの『外』に出てしまったことによる弊害だとしたら……。


「ラビさん……」

”ありす? 桃香も……どうしたの?”


 そんな時だった。

 寝ていたはずのありすと桃香が部屋から出て私たちの元へとやってきた。

 いや、二人だけではない。

 桃香の腕に抱えられてキューもいた。


「キューさんが、なんか変……」

”なんか変って……”


 そもそも変な存在なのは置いておいて。

 見ると、抱えられたキューはぐったりとした様子だ。

 寝ているだけ……でもなさそうだ。


「その、さきほど苦しそうに呻いていて……わたくしたち、心配で……」


 涙目になる桃香。大分キューに感情移入してしまっているみたいだ。

 この世界の生き物だし、ルールームゥが置いて行った『罠』とも限らないから置いていきたいってのが本音なんだけど……。


”……楓たち、わかる?”

「いや、流石に動物は……」

「んー、お医者さんの知識はあたしもないにゃあ……」


 だよねぇ。

 ペットを飼っているとかならまだ経験でわかることもあるだろうけど……。


「どれ、見せてみよ」


 ここでノワールが動いた。

 桃香からキューを取り上げて軽く触診すると――


「ただの空腹じゃな」


 と言ってキューを返す。

 ……あ、そりゃそうか……私たちはご飯を食べなくても大丈夫だけど、キューは正体不明ではあるが普通の生き物なんだから食べなきゃいけない。

 昨夜私たちの元に現れてからまる一日近く――もしかしたらその前から――ご飯を食べていないのだ、ぐったりとしていてもおかしくない。


「…………あ、わかったかも」

「…………奇遇にゃフーちゃん。あたしもにゃ」


 ただの空腹とわかってホッとしたところで、楓たちが何かに気付いた。


「ノワール、この辺で食べ物って調達できないかな?」

「む? ……そうじゃな、テン国は果樹園があったはず。無人になった時期にもよるが、それでも森に分け入れば何かしらは採れよう」

「じゃあ、悪いけど案内して欲しいにゃ~」

「ん? キュー助のエサ取りに行くのか? じゃあ俺が行くぞ?」


 キューって何食べるんだろう……。


「バンちゃんだけだと多分足りないかにゃ……」

「ん、じゃあわたしも行く」


 どれだけの量を持ってこさせようとしているのか、千夏君だけでは足りないと?

 ありすが立候補するけど、キューのエサのためとは言えありすをこの時間に行動させるのはちょっと……と私が制止しようとするのはわかっていたのだろう、椛が続けて言う。


「いや、ここはフーちゃんに頼むにゃ。バンちゃんとフーちゃん、お願いにゃ」

「あ、ああ。俺は構わないが……どんだけ持ってこさせる気だよ?」

「バン君、私たちは別にキューちゃんのためだけに行くわけじゃないの。ここにいる全員分の食料を持ってくるつもりなの」

「は? 俺たちの分も?」


 ……あ、私にもわかった。


”そういうことか……みんなの体調不良の原因って――”

「うーちゃんもわかった? そう、お腹が減らないから騙されてたけど……食事をしないと、人間って生きられないんだよね」


 簡単な話だ。

 元々食が細いとか食に興味がないとかいう人であっても、食事をすることは生きる上で絶対に必要なことだ。

 それは単に栄養補給のため、というだけではない。

 食事を摂るというのは、肉体的にも精神的にも健全である証――言わば、生きるための『活力』を得るための行為なのである。

 お腹が空かないからと言って食事をしていなかったありすたちだけど、自覚はなくとも昼間の襲撃とかもあり精神的にすり減ってしまっていたのだ。

 もはや睡眠や休息だけではカバーしきれないほどの消耗なのにそれが自覚できず、原因不明の体調不良として現れていた……ということだろう。


「……わかった。でも、わたしも行く。その方がいっぱい持って帰れる」

”……仕方ないね……じゃあ、万が一の時に魔力回復とか必要だろうし、私も一緒に行くよ。椛たちはここで待ってて”

「了解にゃ。ちょっと可哀想だけど、なっちゃんとユッキーも起こして来るにゃ」

”…………むぅ、明日の朝でもいいとは思うんだけど――いや、わかった。お願い”


 止めようしたけど、椛の意図を汲んで了承する。

 ――もしもこのチャンスを狙ってオルゴールが裏切ったら拙い、という意図だろう。

 ……自分でも嫌になるけど、この期に及んでそういう可能性を考えてしまう。

 どちらにしても、分断してしまうことになるのだ。その間にこの城が『ラグナ・ジン・バラン』等に襲われるかもしれないと考えると、皆起きていた方がいいだろう――と自分自身に言い訳をしてみる。


”それじゃ、ノワール。道案内頼めるかな?”

「心得た。この城をしばし離れるが、そこまで遠くにはないはずじゃ。すぐ戻る」

「ん、トーカ。キューさんと待ってて」

「はい……」


 こうして私たちは、急遽夜間であるにもかかわらず食料調達をすることとなった。




 ノワールの言う通り、城のある山を下って割とすぐに私たちは果樹園跡を発見する。

 ずっと放置されていたのだろう、荒れ果てた果樹園だったけど……幸運なことに生き残っているものを見つけることが出来た。

 リンゴに似た果実であった。

 毒見、ということでジュリエッタが口にしてみたが、ちょっと酸っぱいけど大丈夫みたいだ。


 ……本当ならきっと売り物だったりするんだろうけど、テンの国は既に無人だし緊急事態ということで悪いと思いつつ貰っていくことにする。

 ウリエラのビルドで大きな荷車を作り、そこへどんどん果実を放り込んでいく。

 アリスとジュリエッタ、それとノワールの三人がそれぞれ荷車を担いでいくこととなる。

 ちょっと取りすぎ? とも思ったけど、


「果実だけでは足りまい。それに、明日の分もあるし腐らせるくらいなら其方らの糧とした方が本望じゃろう」


 とノワールが言ったこともあって多めに貰っていくことにした。




 で、城へと持って帰ったわけだけど……。

 幸いにも私たちが留守にしていた間に何事も起こることはなく、桃香たちは私たちの帰りを待っていた。

 早速皆で果実を食べたんだが、


「! しゅっぱい!!」


 なっちゃんにはちょっと酸っぱすぎたみたいだ。

 でも、齧っているとやっぱりリンゴみたいに甘味もあって気に入ったようで、


「おかーり!」


 とおかわりをおねだりするくらいには気にいったようだった。

 オルゴールも変身を解き、皆して果実をしばらく食べていた。


「……お腹いっぱい」

「ごちそうさまでした♡」

「きゅー!」


 ……現金とは言うまい。

 丸一日以上飲まず食わずで過ごしていたんだ。むしろ元気になって安心したとしか思わない。


”良かったぁ……何か変な魔法とか食らってたとかじゃなくて”

「にゃはは、あたしもほっとしたにゃ」


 どうやら楓たちの予想は的中したらしく、心なしかみんなの表情にも活力が溢れてきているようだ。


”うん、よし。じゃあお腹も満たされたことで、なっちゃんたちはちゃんと寝てね”

「うゅ、なっちゃんねみゅい……」


 お腹いっぱいになったことで、途中で起こされたのもあって眠気が急激に襲ってきたのだろう。

 年少組は早くもお眠になってきたみたいだ。

 私に促されるまま、素直にキューと一緒に部屋に戻って行く。


「さて、俺も何かやる気出てきたし……ノワール、昨日の続きいいっすか?」

「ふふふ、元気よのぅ。よかろう、見張りがてら付き合おうぞ」


 千夏君は昨日同様、不寝番をしつつノワールと組手をするつもりみたいだ。

 ……止める間もなかったか。


”楓たちはどうする?”

「……そうね、バン君だけ起きてもらってるのも悪いけど」

「なっちゃんたちも心配にゃし、あたしたちは寝るにゃ」

「ハイ。ワタクシも寝マス。昼間は任せてくだサイ」


 夜間の襲撃さえなければ、可能な限り昼間起きている人数が多い方がいいだろう。

 もちろん寝てもらう方が私にも都合がいいので、楓たち女子中学生組にも部屋に戻ってもらうこととした。


”千夏君、私は一旦現実世界に戻るよ”

「? ……ああ、アイテムの補充っすか」

”うん。昼間結構使っちゃったし、こういう時に補充しておかないとね”


 千夏君たちが組手やってる間、暇だという理由もあるけど。

 まぁノワールとジュリエッタ千夏君の二人の探知能力なら不意打ちを食らうことも早々ないだろうし、この間にやれることはやってしまおうと思う。




 ……そんなこんなで多少のトラブルはあったものの、私たちの異世界二日目は終わるのであった。

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