[本編]A.I.なぎさの審理

「次に、自称椥被告について審理を行います。」

「椥被告は、カースト法、公務執行妨害、裁判法、侮辱罪、

 PHK法、迷惑防止条例、軽犯罪法、詐欺罪、

 景観条例に基づき景観保持建造物申請されており、

 許可されている建造物に対しての不敬罪及び侮辱罪、

 建造物侵入罪、強盗致死未遂、平和に対する罪、通例の戦争犯罪、人道に対する罪

 15個法律に抵触している疑いをかけられております。」

 「それでは、PHK法、裁判法、侮辱罪について審理を行います。」

「椥被告は、先ほどの禿頭容疑者の裁判時に、笑う行為やPHKの名前を出した後に、笑う行為、

 更には、連行時、禿頭容疑者をハゲげていると侮辱しました。これは、極悪であり、許せないです。」

「椥被告の異議申し立ては受け付けません」

 なんだよそれ、検察や、裁判官の独裁じゃん、、

「次に、迷惑防止条例について審理します。」

「被告人は逮捕時に意味の分からないことを大声で叫んでいたことが、

 迷惑防止条例に抵触すると考えます。」

 大声ダメって、なんちゅう国やねん

「これも先ほどと同じく椥被告の異議申し立ては受け付けません」

 うん知ってた

「公務執行妨害が二件、軽犯罪法、建造物侵入罪、強盗致死未遂、

 平和に対する罪、通例の戦争犯罪、人道に対する罪について審理を行いません」

 とりあえずつけたって感じね、俺に発言権はないよね、、、

「それではカースト法について審理を行います。」

「被告人は、カーストがその他にもかかわらず

 高音厨と低音厨専用の市役所に入ろうとしたとされています。

 更に、低音厨と友達になっておりまたその友達と一緒に入ろうとした行為は詐欺にあたるとします」

 いやいやいやいや詐欺ってないって、出鱈目すぎるって

「最後に景観条例に基づき景観保持建造物申請されており、

 許可されている建造物に対しての不敬罪及び侮辱罪について審理したいところですが、

 検察官もお疲れのようなので、一日の休憩を取りたいと思います。

 但し、被告人は、休憩中は、そこで、ずっと立っているように」

 え、、、、、、、マジ、、、、、

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る