【250万PV突破】【転生陰陽編開始!】異世界から帰ったらこっちの世界にダンジョンがあるんだけど!?〜モテたいのでダンジョンで頑張ります〜【毎日更新】
第66話:ツクヨミさん達との挨拶とスサノオちゃんの今後
第66話:ツクヨミさん達との挨拶とスサノオちゃんの今後
気を取り直してツクヨミさんとスサノオちゃんがやって来た、二人共アマテラスさんとは違いラフな格好をしている。
「どうしてそんなにラフな格好なんですか!?」
「えっと……ツクヨミ姉様に言われたのです」
「えっ? ツクヨミちゃん?」
『そんな!』みたいな顔で見ているアマテラスさん、それに対してツクヨミさんは眠そうに言う。
「そりゃ姉様が地上でこれだけ歓待されて問題になってるのですから、私達は出来るだけラフな格好で、優希様の迷惑にならないようにするに決まってるじゃないですか」
「た、確かに!!」
妙に納得感ある台詞に愕然としているアマテラスさん。
「あれ? でもツクヨミ姉様はあの服着るのめんどくさいとか言ってませんでした?」
「えっ?」
『騙された!?』みたいな顔をしているアマテラスさん、会った時から思ってたけど感情豊かだなぁ……。
「あはは~それもあるけど、人に見られた時厄介事になるからねぇ~」
「そうなのですね!…………まさかあの時の私の格好優希様に余計な厄介事をしたのでは!?」
アマテラスさんと同じショックの受け方をしているスサノオちゃん、姉妹そっくりな所に笑いが出る。
「あぁ、大丈夫だよ。朝も早かったし、移動は転移だったからねあまり人にも見られてないし問題無いよ」
そう言うと、ほっとした顔から大輪の笑顔を咲かせる。
「よかったです!」
「それで、スサノオちゃんに聞きたかったんだけど……本当に女の子なの?」
万が一って事もあるし、聞かないと。
「はい! おっしゃってませんでしたっけ?」
「うん、ツクヨミさんも弟って言ってたからさ……」
「はい! 精神的には男ですが肉体は女性です!」
万遍の笑顔を見せるスサノオちゃん、中世的な顔立ちだから見た目は男の子何だけどなぁ……。
「そっか……そっかぁ……」
遠くを見る俺、その顔を見たスサノオちゃんが心配そうな顔をする。
「えっと……私何か悪い事をしてしまったのですか?」
「大丈夫よ、どうせ内心女の子が増えて嬉しいだろうから」
耀がスサノオちゃんに耳打ちする、聞こえる声の大きさなので耳打ちの意味無いけど……。
「そうなのですか!? それなら私も嬉しいです!!」
「いや、断定しないでくれ……」
「そ、そうなのですか!? 確かに、お姉さま方と違って未成熟な私じゃ優希様の力にはなれないとは自覚しておりましたが、やはり駄目なようですね……」
シュンとなるスサノオちゃん、罪悪感が凄いんだけど!?
「い、いやね。スサノオちゃんが嫌という訳じゃないし。昨日使った剣も凄い切れ味だったからさ、全然ダメじゃないさ!」
「そ、そうですか? 良かったです!」
にっこりと笑うスサノオちゃん、弱いなぁと思いながら頬を掻く。
「最近優希って合法ロリに手を出してるわよね……」
「そうですね、シアさんだったり結菜さんだったり……」
二人共……流石に疑り深くないですかね? 後、結菜はクラスメイトだし、流石に合法ロリは失礼でしょ……。
「ですが……流石にスサノオちゃんは……」
「いやぁ……優希、大丈夫よね?」
「あの……流石に心配してるような事にはならないよ? それと結菜は関係なくない?」
流石に俺も分別は付いてるし、話を聞く限りスサノオちゃんってまだ生後数日とかでしょ流石に倫理観壊れて無いよ?
「えっ……」
「まぁ……」
なんか……『そんな?』とか『マジ?』みたいな顔しないで欲しいんだけど……。
「ともかく、折角だしスサノオちゃんはウチで面倒見るわね。優羽と一緒に学校に通ってもらっても良いでしょうし」
「学校ですか? 私は学力としては申し分ないのですが?」
「そこは心配して無いけどね、優羽の学校での様子も詳しく知りたいのと警護について欲しいのよ」
耀の言葉に眉をひそめる、何かあったのか?
「警護? それって優羽に危険な事があったりしたの?」
「無いわね、誰かに狙われてるとか。そんな話は聞いた事無いし」
「じゃあ何で?」
「それは私から説明しますわ、今まではユウキ様の存在は重要ですが特に問題にはならなかったと思うのですが。ですが先程のヅヅリさんのお話を聞いて、国際的なダンジョンの管理機関を作る上でユウキ様の存在は日本国にとってイニシアチブを取れる重要な存在です、ですよねヅヅリさん?」
エアリスがニッコリと笑いながら問いかける、この笑みは前に劉英さんと駆け引きをしてた時に見た笑顔だ。
「うっ……そうね。確かに、優希君の存在は日本国にとって管理機構を作った際に主導権を握る事が出来る貴重なカードよ。でも、優希君達に直接問題が出る様な事は……」
「そうなると、日本に増長して欲しくない存在や、魔石エネルギー産業が発展した時、今現在の石油輸出や天然ガス輸出で稼いでる国には大打撃になりますわね?」
「うっ……」
痛い所を突かれた顔をしている綴さん、まぁ確かにそこまで考えて無かったな。
「確かに……でも、そこまで急速に発展する事は無いんじゃない?」
今だって実用化されてる魔道具はライトや冷蔵庫みたいな家電だし、飛行機にも載せる事は想定してたけど航空機だってそこまですぐには切り替わらないだろうし。
「ユウキ様、意外とそうでも無いのです。ユフィは既に魔石を使った蒸気タービンと魔石駆動エンジンは既に試作をしております」
「マジで?」
「はい、更に昨日サイオンジさんとトモエさんが生産工場の一部で量産試作を作るご計画を立てておりましたし」
「マジで!?」
「はい、耐久性の計画などありますが早くて数年で公道を走れるようにはなるはずです」
「ははっ……マジか……」
最早驚き過ぎて、変な笑いが出て来る。
「わかった……少なくとも優羽の了承を得てからになるけど……スサノオちゃんはそれでもいい? というかアマテラスさん達は俺達がスサノオちゃんと生活しても大丈夫なの?」
世界の管理補助って言ってたし、急に頭数を減らしちゃうと大変そうだろうし。
「はい、大丈夫です。元々スサノオちゃんは優希さんに今回の問題を解決するために創り出しましたので」
創り出したって……忘れそうになるけどこの子達はAIだもんな……。
「たまにメンテナンスが必要だけどぉ~基本的には人間とは変わらないからねぇ~夜のお供もできま……もごもご」
「ちょ!? 何言ってるのツクヨミちゃん!?」
慌てるアマテラスさんが、ツクヨミさんの口を塞ごうとする。頭がフラフラしてるツクヨミさん、夜の神様らしく眠いのかな?
「夜のお供? 添い寝でしたらツクヨミお姉さまのが得意ですかと? 寝るのが大好きなので!」
「そ~いうことじゃないんだけどねぇ~まぁ良いかぁ~」
「??」
「そ、そういう事ですので! スサノオちゃんの事お任せしますね!」
慌てながら言うアマテラスさんだった。
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作者です。
お知らせがあります!
【第12回ネット小説大賞】二次選考通過してました!!
【ファンタジー長編コンテスト】中間選考突破してました!!
読者の皆様ありがとうございます!!
244万2000PV超えました!!ありがとうございます!
毎日、そしてここまで読んでいただける方、ありがとうございます!
読んでいただける方には感謝しかありませんが!!
♡も4万7100超えました!!
毎日ありがとうございます!!
☆も1343になりました、1340超えました!ありがとうございます!
感想も新規ブクマもありがとうございます!!
6260超えてました! ありがとうございます!
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