第49話:子供達奪還作戦・破
翌日明朝、作戦参加メンバーと宮田総理及び数人の官僚が学校の体育館に集まっていた。
「じゃあまず、鈴香達と朝霧さん達。任せます」
「ええ、任せて」
「ああ、任せろ」
「それじゃあ『――転移』」
神様に貰った転移札を発動して基地の近くに転移する。
「Wow! ? It really came! !(うわぁ!?ほんとに来たぞ!!)」
「That's amazing...(凄いな……)」
「Thank you everyone for waiting! !(お待たせしました皆さん!!)」
米軍部隊の指揮官っぽい人に挨拶をする。
「I'm Dwight, and I'm the commander of this operation, please.(私は、今作戦の指揮官でドワイトだよろしく頼む)」
「I'm Yuki Kaminagi, and I just came to send everyone off...(私は上凪優希、皆を送り届けに来ただけですが……)」
「Still, I'm grateful that I couldn't have done this without you.(それでもだ、君が居なかったらこの作戦は出来なかった感謝している)」
「I see, I'm honored(そうですか、光栄です)」
握手を交わし皆の所へ戻る。
「はぇぇ、上凪君って英語凄い上手に喋るんだな……」
「知らなかったわ……」
「耀がハーフなので、英語は昔から聞き馴染みがあるんです。」
「それにしても凄いな……俺も駅前留学でビジネス英会話を習ってたけど、それ以上だな……」
「まぁまぁ、作戦とかの会話は任せて大丈夫ですか?」
「あぁ、拙いながらも話せはするだろう……」
「わかりました、お願いします。それとこれを皆さんに」
試作用の現代技術版魔法鎧を手渡す。
「ん?なんだこれ?」
「魔法鎧の量産品ですね一日だけなら銃弾なんかも防げます」
「あぁ、あのバリアか」
「ですね、よろしくお願いします」
「おう!任せろ!」
◇◆◇◆◇◆◇◆
それから一旦戻り、皆の元へ。
「お待たせ!」
「おかえりー、大丈夫だった?」
「うん、朝霧さんが一応英語できるみたいだから任せてきた」
「そう、なら良かった」
そうしている内に作戦時間が近づいてきた。
「それじゃあ、耀・春華・冬華・ユフィ・ミュリ・ユキ、くれぐれも無理しないでくれ」
「ええ」
「はい!」
「はーい」
「ん」
「ああ!」
「はい!!」
1人1人にハグとキスをして出発時間を待つ、開始時間のカウントも30秒を切った。
「エアリス、巴ちゃん! バックアップ任せた!!」
「任せて」
「はい!! カウント3……2……1……開始です!!」
耀達が転移札で飛ぶ、それを横目に俺達も転移札で飛ぶ。
「行くぞメアリー!」
「はい!!」
◇◆◇◆◇◆◇◆
景色が瞬く間に変わり基地の内部へと転移する。
「ماذا يا رفاق! !(何だお前達は!!)」
「من أين أتى؟ !(どこから入った!!)」
俺達は素早く取り出した投げナイフをテロリスト達へ投げつける。
「رائع! !(ぐわぁ!!)」
「جيا!(ぎゃあ!)」
「————ふっ!!」
そこから当て身で一人を弾き飛ばす。
――――パァンパァンパァンパァンパァン。
メアリーは躊躇なく銃をぶっ放している、しかもノールックなのに凄く的確に頭を撃ち抜いている。
「اللعنة عليك! !(クソッたれ!!)」
「何してんだテメェ……」
――パァンパァン。
メアリー銃を向けようとした奴へ瞬時に近づき、腕を掴み下へ向けさせ足を撃ち抜く。
「جيااااااااااا! !(ぎゃああああああ!!)」
その後顎をアッパーで撃ち抜き気絶させる。
それと同時に室内の制圧も終わった様だ。
「さて、それじゃあ『——探知』」
恐らく今の銃声を聞いたであろうテロリストがあわただしく動いている。
「子供達の魔力は……あった!」
前にタンカーで救助した子供達の魔力が見つかりホッとしている、それと同時に改造兵士の魔力も確認できた。
「メアリー、予想通り改造兵士は居るね、それと子供は2階上がった一番奥の部屋に居るよ」
「わかりましタ、そうしたらまずハ、子供達の救出から行きましょウ!!」
「そうだね! それじゃ、蹴破るよ!」
空間収納から俺も銃を取り出し構える、脚に魔力を込めて、蹴破る!!
「هاها! !(がはぁ!!)」
蹴破った直後にメアリーが飛び出し両手の銃で掃射する。
「メアリー!」
「はイ」
それに続き俺も飛び出し、頭を下げてリロードしているメアリーの上で、左右に乱射していく。
「優希さン!!」
「階段は右だ!」
「わかりましタ!!」
俺の股下から飛び出し壁を蹴って右通路をへ進む。
『抽出……生成――ウォールクリエイト!』
反対側からくる敵を、複合金属で作成した壁で塞ぐ、それからメアリーの後を追う。
通路向うから銃声と敵の悲鳴が聞こえる。
そうして縦横無尽に通路や階段を登り制圧していく。
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あとがき
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100万PV超えました!!
ひとえに皆様がこれだけ読んでくれたから到達出来ました!!
感謝感謝です!!
これからも彼らの物語をお楽しみください!!
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健闘しててビックリですw
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昨日は7000PVでした!! かんしゃ!!
読んでいただける方、ありがとうございます!
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コメントもありがとうございます!
☆900超えました!!感謝!!感激!!
新規ブクマもありがとうございます!!
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ブクマも4000目指して頑張ります!!
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めきめきと順位を上げております!!感謝!!
皆様の☆(星)とブックマークのお陰でランキングを登ってます
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