100話記念:ありえたかもしれない未来・前編 ※性的表現有

100話記念、主人公が神様に頼み込み異世界に残った世界線です、主人公が残った事で世界線が変わり若干性格等が少し変わっています。


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邪神を倒して早数年、現在俺は異世界で4人のお嫁さんと新婚生活を満喫していた。


1人目は『エアリス・カミナギ・リーベルンシュタイン』異世界に来て初めで出会った女の子でこの国の王女様だった、最初の出会いは関心もされてはいなかったがいつのまにか惚れられてたらしく、邪神討伐後に猛アタックされ結婚した、今は義父であるシルヴェーラから王位を継ぎ俺と二人で国を治めている。


2人目は『ユフィリール・カミナギ・エンバレンス』旅の途中助けたエルフの国の女の子、一時は神樹の主としてエルフの国を治める予定だったが俺と結婚するために放棄して(先代に全部押し付けて)きた。


3人目は『ユミュリエル・カミナギ・グロウナイト』俺が誤解していた近衛兵の女性でエアリスのお付きだった人、最初の訓練からずっと共に歩んできた関係、最初は俺とエアリスの結婚の為に引き下がろうとしてたがエアリスの鶴の一声で側室として迎え入れた、剣術諸々は未だに勝てない位強い。


4人目は『ユキ・カミナギ・ハクオウロウ』この世界に来て初めての魔物の大侵攻の際に助けた女の子、両親と親族も殺され本人も瀕死の状態だった、助けた後は記憶障害やPTSDで抜け殻の様な生活だったが次第に感情を取りもどし今では側室の立場だが俺の大切な人になってくれている、名前も思い出したのだが俺の付けた名前が良いとの事で今ではユキと名乗っている。


元の世界に残してきた両親や、幼馴染の事は今でも懐かしく思い出すが、神様に言ってこちらの世界に残れるようにしてもらった際に手紙でだが別れは済ませてある。


「そろそろユキが来る時間かな?」


服を着替え日課になった朝のストレッチを終えるとノックの音がした。


「ユウキ様、おはようございます!」


「おはようユキ、今日も早いね」


「はい!ユウキ様のお嫁さんになってもこの役目は他のメイドには譲りません!!」


そう言うとユキは頭上の耳をぴこぴこさせながら力説する。


実はユキは白狼族と人間のハーフで母親は白狼王の家系だった、15歳を迎えた際に唐突に耳が生えてきて当人も俺も焦ったのはいい思い出だ。


(後で聞いた話だとハーフの人は一定の年齢で双方の種族の特徴が現れる様でユキは狼の姿にも人間の姿にもなれる、無論鼻も良くなったり耳も4つに変化出来るので音で細かい地形の把握が出来たりする、実際本気の模擬戦で何回か不覚を取ったこともあるほど強かったりする)


「ありがとうねユキ」


そう言ってユキを優しく抱きしめキスをする、そうすると真っ白なユキは桜色に染まるので見ていて面白い。


「ユウキ様はずかしいですぅ……」


「うりうりー全くユキはかわいいなぁ!」


抱きしめてなでなでしていると段々ユキの吐息が荒くなってくる。


「んっ……ユウキ様ぁ❤️」





❤️🤍❤️🤍❤️🤍❤️🤍❤️🤍❤️🤍

それからユキと楽しんだ後は朝食を食べに広間へ向かう、その道中メイド長のばあやと廊下で会った。


「ユウキ様、そういえばユキさんはどちらに居ますでしょうか?ユウキ様のお召し物を集めてくると言ってましたので探してるんですが…」


「あー、そうだったのか…ゴメンばあや、ユキは今は俺の部屋で寝てるよ」


「またですか…ユウキ様も程々にしてください…この間もユキさんは生まれたての小鹿の様な姿で来たので、全然お仕事が出来ずに落ち込んでいたんですよ?」


「うっ……反省します」


「手を出すのは奥方様なので止めませんが、程々にしないと他のメイド達にも悪影響です」


「そこまでなの?」


「ユウキ様って時々凄く抜けていると思うんですよわたくし


「そこまで言うか…」


「えぇ…この間など、『ユウキ様のお妾になるにはどうすればいいですかユキ様!』とか言われてたんですよ彼女…」


「待て、俺ってそんなに人気なの?」


「え゛………それ本気で言ってらっしゃいます?」


「うそん…」


「世界を救った勇者で顔も滅茶苦茶カッコ良くてそれでいて身分や人種関係なく愛してるんですよ?そんなの好かれない方がおかしいですよ。それに知ってますか?今、世の中でモテる男性の傾向が厳つい系の男性から童顔フェイスの男性にシフトしてるんです」


「知らんかった……道理で視察に行くと女性や女の子が接待してくるのか……」


「良くそれで姫様に愛想尽かされませんね…」


「いやまぁ。そういう事があった日のエアリスって、めっちゃ可愛く甘えてくるんですよ……」


「そうですか……まぁ仲が良いなら良いですが。私死体の片づけはあまり慣れておりませんので」


「今、さらりと怖い事言いませんでした?」


「気のせいです」




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あとがき



作者です。

「アァアアア!!話数がァ!!話数が100話になっている!!(CV:子安武人 氏)」


と本日寝る前に気付いた作者は鬼滅の手鬼に様になりました。


今までの話数読んでいただきありがとうございます!最初は勢いで始めたこの作品ですが今では皆さんが読んでいてくれるのが何よりも嬉しいです!


そして何で記念回でスケベ書いてるんだろう俺


実験的に絵文字の❤️入れてみたけどどうですかね?

文字化けとかしてなければ良いんですが…文字化けとかしてたら報告して下さい!


ちょっと乗って書いたらやばすぎたので、近況ノートにノク版乗せときます描写練習と思って書きました。


深夜三時なう。

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